フロントスリーは今季も健在!
スーパーサブのシャキリとスタリッジ!
欧州屈指のアタッカー陣!
FW編
さぁ、最後はFW部門です!
今季もフロントスリーは絶好調!
フィルミーノはここまで6ゴール3アシスト。
マネは8ゴール1アシスト。
サラーは15ゴール6アシスト。
新加入のシャキリも6ゴール2アシスト。
※数字は全て全コンペティションのもの
誰もがゴールを奪えて、アシストができるどこからでも点が取れる破壊力抜群の攻撃陣です。
スタリッジも貴重なゴールを4つ、オリギはマージーサイドダービーでヒーローになりました。
連携も試合ごとに増してきている印象がありますので、後半戦はさらに磨きが掛かっていくことでしょう。
それでは、ここまでの前半戦の各選手の活躍を振り返り、僕が勝手に通信簿をつけたいと思います。笑
評価の仕方はA、B、Cの順で評価し、各ポジションでもっともよかったプレイヤーにはSをあげたいと思います。
長くなりそうなのでこちらは3回に分けてお届けしています。
GK・DF部門はコチラ→リバプール 冬の通信簿 GK・DF編
MF部門はコチラ→リバプール 冬の通信簿 MF編
FW部門
ロベルト・フィルミーノ 評価 S
⚽️🅰️⚽️🅰️⚽️
— Premier League (@premierleague) December 7, 2018
Roberto Firmino has been involved in five goals in his last five #PL appearances for @LFC against Bournemouth (3 goals, 2 assists) #BOULIV pic.twitter.com/OaVq3kpfMp
甲乙つけがたいアタッカー陣ですが、MVPはこの男にあげたいと思います。
まさにリバプールの心臓。
最近思うのですがフィルミーノって本当にサッカーうまいですよね。笑
ふざけてるんじゃなくてほんとにそう思います。
クロップも「フィルミーノがリバプールで一番重要な選手」とサラー、マネを差し置いて手放しで賞賛しています。
サラーやマネの活躍の陰にはフィルミーノの献身的なプレーが隠れています。
神出鬼没のポジショニングと超絶ポストプレーで相手DF陣を混乱に陥れ、攻→守への切り替わりの際はファーストディフェンダーとして汗を流すことをサボらず、フィルミーノがいるからこそ攻守の歯車ががっちり合うんです。
数値では計り知れないのがフィルミーノという男。
ですが、CL第1戦のPSG戦のアディショナルタイムのゴールは忘れません。
死のグループに入ったリバプールはPSGとはいえ開幕戦のホームゲームを落とすわけにはいきません。
2点をリードしながら追いつかれてしまいますが、フィルミーノの一撃で勝ち点3をもぎ取りました。
ギリギリで突破したことを考えても、あのゴールはほんとに貴重でした。
最近はトップ下に入ることが増えたフィルミーノですが、彼がそのポジションに入ってから爆発力が戻ってきた気もします。
後半戦もフィルミーノの天才的プレーを堪能させてもらいます!
モハメド・サラー 評価 A
#MS11: pic.twitter.com/r63of6el0w
— Liverpool FC Photos (@LFCSnapped) December 27, 2018
やっぱりエースはあんただよサラー!
今季の序盤戦はケガの後遺症もあってか、なかなか本来の調子を取り戻せませんでしたが、もう大丈夫です。
気づいたらリーグ戦12ゴールを挙げ得点ランクでも2位につけています。
確かに昨シーズンと比較をしてしまえば物足りなく映るかもしれませんが、逆にあのプレーをコンスタントに続けろなんて要求する方が狂っています。
今シーズンだって充分エースとしての活躍をしています。
クロップが明かしていたように、今季は昨季とは違う役割を求められています。
最前線に張ってよりゴールを奪うという仕事です。
序盤戦はボックスで待ち続けることが多く、それがリバプールの流動的な攻撃を半減させる原因にもなっていましたが、最近はポジションも入れ替えつつもしっかりゴールも奪えているので、かなり自分のものにし始めているのではないでしょうか。
またサラーの特筆すべきところはチームの先制点を多くとっているところです。
気になって調べてみたのですが、リーグ戦12ゴールの内8ゴールが先制点です。
まさに切込隊長。
それにサラーは終盤になっても最後までカウンターの脅威を与え続けるタフさも持っています。
ラフなクリアボールも全速力で追い続ける姿は心を打たれます。
2シーズン連続のゴールデンブーツを期待しています!
サディオ・マネ 評価 A
Sadio Mané is the first Liverpool player to score a Premier League goal from open play against Manchester United since Christian Benteke’s bicycle kick in 2015.
— Squawka Football (@Squawka) December 16, 2018
That goal has been long time coming. 🔴 pic.twitter.com/y5t02wLzxk
今季よりチームの顔となる10番を背負っているマネ。
加入したシーズンはその圧倒的な身体能力に度肝を抜かれましたが、昨シーズンはサラーの影に少し隠れてしまった印象。
それでも今季は開幕戦でさっそく2ゴールを挙げると、2節と4節でもゴールを決め、序盤の厳しい時に存在感を発揮し今季はマネのシーズンだと思いました。
その後はややペースダウンをしてしまいましたが、第17節のユナイテッド戦では見事な抜け出しから貴重な先制ゴールをマーク。
リーグ戦では苦戦していたユナイテッドを相手に久しぶりにオープンプレーから完全に崩した形を見たような気がします。
ひとつ課題としてあげるなら決定力が低いところですかね。
決定機をしっかり決めていればマネも二桁ゴールに乗せていたでしょう。
そこがサラーとの違いです。
ですが、1対1の仕掛けはマネの方が上だと思っています。
左サイドからボックス深くをえぐるあのドリブルは凄まじいですね。
またダイアゴナルランでの抜け出しもクレバー。
ニューカッスル戦ではロヴレンのロングフィードに抜け出して、超絶トラップからのボレーシュートがありましたが、常に裏を狙う姿勢を忘れません。
守備での貢献度も見逃せませんね。
攻撃時はロバートソンのフォローをもらっていますが、守備ではロバートソンをかなり助けています。
自陣からでもカウンターとなれば最前線まで駆け上がってくるマネの運動量は素晴らしいと思います。
マネの自己ベストはシーズン13ゴール。
今季はそれを上回るゴール数を期待します。
ていうか、マネの決定力上がっちゃったらえげつない選手になると思うんだけど…笑
ジェルダン・シャキリ 評価 A
Coolness personified. 😎 pic.twitter.com/EjOscaP7gk
— Liverpool FC Photos (@LFCSnapped) December 17, 2018
今夏最大のバーゲンセールでした。
降格したストークから連れてきたシャキリは1350万ポンド(約20億円)での加入でした。
当初はサラーやマネのバックアッパー程度に思っていましたが、謝罪します。
とんでもない、スタメンをバリバリ張れる主力級の選手でした。
序盤は途中出場の多かったシャキリでしたが第6節のサウサンプトン戦で先発デビュー。
2ゴールに絡む活躍を見せながらも、守備戦術がまだインストールできていなかったシャキリは前半で交代となってしまいました。
ですが、その後は守備でのハードワークもしつつ、攻撃にアクセント加える選手に成長し、ユナイテッド戦では途中出場から2ゴールをマーク。
リーグ戦14試合で6ゴール2アシストと、マネやフィルミーノにも全く引けをとりません。
またFKが蹴れるのも大きな武器で、コウチーニョ退団以降プレースキッカーが不足していたリバプールには貴重な戦力です。
後半戦も出場機会は増えるとは思いますが、シャキリにはスーパーサブとしての働きを期待したいですね。
ユナイテッド戦のような活躍をもう2,3試合見せてくれたら最高です。
またリバプールのかわいいキャラとしてのポジションも確固たるものにして欲しいですね!笑
ダニエル・スタリッジ 評価 B
Daniel Sturridge: a comeback star for Liverpool this season? 🔥🔥#UCL pic.twitter.com/UowFjPqoBQ
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) September 30, 2018
限りなくAに近いBといったところ。
クライン、ララーナと共に、今シーズンの復活組として期待していました。
プレシーズンから好調でしたし、今季はケガによる離脱もありません。
いよいよ完全復活かと思いましたが、いまだ立ち位置は微妙なままです。
ですがチェルシー戦のゴールは鮮烈でした。
ますはカラバオカップでのバイシクルシュート。
シュートの跳ね返りの落下地点にいたスタリッジが豪快なバイシクルを叩き込みました。
その後のリーグ戦では1点ビハインドで迎えた終盤86分からピッチへ。
すると3分後、ボックスやや左の位置から綺麗な弧を描く極上のミドルシュート。
あの一発でリバプールは無敗を継続できました。
個人的にはその前のPSG戦の先制点もかなり好きなんですけどね。
クロスが上がってくる瞬間に相手CBの間に入ってヘディングを叩き込んだあのシュートはストライカーとしてのレベルの高さを感じました。
9月はクラブの月間MVPにも輝いたスタリッジでしたが、それ以降はあまりインパクトを残せていません。
新加入選手がフィットしてくると同時に、スタリッジの出場機会も減少してきています。
ですが、シャキリ同様スタリッジにもスーパーサブとしての活躍を期待しています。
後半戦も途中から出場して一撃でチームを救う必殺仕事人がごとく、颯爽とチームを救って欲しいですね!
ディボック・オリギ 評価 B
Divock Origi has scored more goals (1) in the Premier League than he’s completed passes (0) so far this season. pic.twitter.com/OFF4Nkt0Ys
— LFC Stats (@LFCData) December 5, 2018
この夏の放出候補にも挙げられていたオリギですが、一夜にしてヒーローになりました。
第14節のマージーサイドダービー。
84分にフィルミーノと変わって今季初出場したオリギは90+6分のラストプレーで、ピックフォードのミスを突いてゴールを奪いました。
勝ち点1が3に。
リバプールが首位に返り咲けたのも、オリギの一発のおかげです。
ですが今季の出場はその次のバーンリー戦を含む2試合のみ。
そのバーンリー戦もほとんど何もできず66分に交代となっています。
現在アタッカー陣での序列は1番下。
後半戦彼がヒーローになれる試合は訪れるでしょうか?
最後に
👓🇩🇪 pic.twitter.com/Hxr7mlgFBB
— Liverpool FC Photos (@LFCSnapped) December 26, 2018
長々とお付き合いいただきありがとうございました。笑
前半戦の総合MVPを決めるならやはりファン・ダイクになるでしょうか。
彼が加入してちょうど1年が経ちましたが、これほど絶大な効果を発揮してくれるとは。
今や世界最高のCBです。
本当にリバプールに来てくれたことに感謝です。
前半戦19試合を16勝3分けの無敗で折り返したリバプール。
2位との勝ち点差は6に拡がりました。
ですが、まだ折り返し。
リーグ戦はあと19試合残っています。
そして次はアーセナル、2019年最初のゲームはシティとの1戦です。
長く険しい道のりですが、今シーズンはやってくれる!
そう信じています。
もうほんとにマジで優勝して欲しい!!!笑
後半戦もブログを通してリバプールを盛り上げて行きたいと思います!
2019年もよろしくお願いいたします!
GK・DF部門はコチラ→リバプール 冬の通信簿 GK・DF編
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