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リバプール 18-19シーズン通信簿 MF編

ファビーニョ、ケイタ加入で磐石!

ヘンダーソンインサイド起用で大当たり!

戦い続ける中盤のファイター達!

クロップの戦士たち

 

18-19シーズンを総括する各選手の通信簿。

GK・DF部門に続いて、今回はMF部門です。

GK・DF部門はこちらから→リバプール 18-19シーズン通信簿 GK・DF編

FW部門はこちら→リバプール 18-19シーズン通信簿 FW編

 

MF部門

ジョーダン・ヘンダーソン 評価A

 

クラブの歴史に「CLを制したキャプテン」として刻まれることになりました。

リバプールに加入して8年。

ジェラードからアームバンドを託され4年。

時に批判もされながらも、不屈の闘志で立ち上がり続けたヘンダーソンはまさにリバプールの真のキャプテン。

彼がカップを掲げたことは本当に嬉しいですね。

今シーズンはワールドカップの影響でスタートから出遅れましたが、合流してからはアンカーとして安定したパフォーマンスを披露。

しかし徐々にファビーニョが台頭し始めると、アンカーのポジションを奪われる形に。

そこでヘンダーソンが直訴したとも言われる一列前のポジションへ。

すると数年前のようにボックストゥボックスの中盤として躍動。

チェルシー戦のマネへのアシストやバルセロナ戦の先制点を生んだゴール前への飛び出しなど、ゴールシーンに多く絡み攻撃を活性化。

そして試合終了後はぶっ倒れるほど誰よりも精力的にプレスをかけ続けチームを引っ張っていきました。

チームの全ての人間からリスペクトを集めるヘンダーソンはこれからもキャプテンとしてチームを引っ張っていってくれることでしょう。

 

ジェームズ・ミルナー 評価A

 

33歳になっても衰える気配無し!

今シーズンもリーグ戦31試合、CL12試合に出場。

中盤はもちろん、左SBに右SBと今シーズンもいろんなポジションをカバーしてくれました。

それでいて試合に出ればだいたい走行距離NO,1。(笑)

ビッグゲームであればあるほどミルナーは外せないという印象でしたし、逆にベンチに控えていることも安心できる要素でした。

リーグ戦は5ゴール、CLでは2ゴール。

PKキッカーとしても安定感抜群で決定率は100%ではないでしょうか?

アシストもいくつか決めたミルナーはしっかり数字も残しました。

一応今夏契約が切れるとのことですが、まだまだミルナーにはリバプールにいてもらわないとね。

 

ジョルジニオ・ワイナルドゥム 評価A

 

忘れもしないバルセロナ戦。

セカンドハーフからピッチに立ったワイナルドゥムがわずか15分で2ゴールをゲット。

奇跡の大逆転の立役者となったワイナルドゥムはまさにヒーロー。

2列目から飛び出しての1点目、ボックス内で強さを見せた2点目。

昨シーズンはあまり見られなかったワイナルドゥムらしさが凝縮された2ゴールでした。

今季は開幕から試合に出続けました。

アンカーに始まり、2ボランチの一角、そしてインサイドMF。

クロップが使い続けていたところからもものすごく信頼されていたのがわかります。

公式戦は47試合に出場、ゴールも5つあげました。

ですが、まだまだワイナルドゥムは上を目指せるはずです。

リバプール移籍初年度はリーグ戦6ゴール9アシスト。

もっともっとゴールシーンに絡んでいくワイナルドゥムを来季は期待したいです。

 

ファビーニョ 評価S

 

個人的にはMFのMVPだと思います。

今シーズンから加入したファビーニョは序盤こそ出番がありませんでしたが、徐々にチームにフィットしていくとアンカーのファーストチョイスへと駆け上がりました。

運動量申し分なし、ボール奪取能力も非常に高く、ボールを散らすこともできる。

リバプールのアンカーにぴったりはまりました。

さらにCB事情が苦しい時には最終ラインでもプレー。

バイエルンとのファーストレグではファン・ダイクが不在の中クリーンシートを達成。

セカンドレグの完勝劇に繋げました。

リバプールの失点数の少なさはもちろん最終ラインの力も大きいのですが、ファビーニョがピンチになる前に芽を摘んでいるのも見逃せません。

長い手足を活かしてのボール奪取は見事。

プレミア2シーズン目の来季はさらに無双してくれるでしょう。

 

ナビ・ケイタ 評価B

 

今シーズンは不完全燃焼でした。

ジェラードの8番を託され、期待を背にシーズンをスタートしましたがなかなか実力を発揮することはできず。

試合に出ても結果を出すことができず、初ゴールを決めたのは第33節のサウサンプトン戦。

今シーズンの記録は公式戦31試合3ゴール1アシスト。

ライプツィヒで2桁ゴールを挙げていたことも考えれば物足りない数字です。

ですが来季に向けて、期待させてくれるプレーも随所には見せていました。

中盤の得点力が課題と言われる今のリバプールの現状を打開してくれるのはケイタだと思います。

2シーズン目のケイタはきっとやってくれるでしょう。

 

アダム・ララーナ 評価B

 

もう僕たちは彼のトップフォームを見ることはできないのでしょうか。

たび重なる負傷に悩まされたララーナは中盤で一番苦しい立ち位置に置かれてしまいました。

リーグ戦13試合、CL3試合と今季の出場は16試合のみ。

ゴールもアシストも記録できなかったララーナはあきらかに中盤の競争から置いてかれています。

クロップ就任当初は欠かせない選手として活躍し、16-17シーズンはリーグ戦31試合8ゴール7アシストという結果も残しました。

ですが昨シーズンから出場機会が激減。

怪我から復帰してもまたすぐに怪我をするという負の連鎖で、自分のトップフォームを忘れてしまいました。

今季は後半戦からチャンスをもらいましたが、あの頃のララーナではありませんでした。

5月に31歳になったララーナはリバプールに残るのか。

華麗なプレーで魅了してくれたララーナを再び見ることはできるのでしょうか。

 

以上MF部門でした。

最後はFW部門です。

GK・DF部門はこちらから→リバプール 18-19シーズン通信簿 GK・DF編

FW部門はこちら→リバプール 18-19シーズン通信簿 FW編