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リバプール 18-19シーズン通信簿 GK・DF編

リーグ最少22失点!

クリーンシート21!

最強の守備を完成させたリバプール!

1年間の通信簿

 

CL優勝で幕を下ろした18-19シーズン。

リーグ戦ではシティに優勝を譲ってしまいましたが、クロップ政権初タイトルという結果は最高のシーズンだったと言えるのではないでしょうか。

今回はそんな素晴らしいシーズンを送った選手たちの活躍を振り返っていきたいと思います。

評価はABC評価+各ポジションで最も活躍したプレーヤーにはS評価をあげたいと思います!

 

MF部門はこちら→リバプール 18-19シーズン通信簿 MF編

FW部門はこちら→リバプール 18-19シーズン通信簿 FW編

 

ではまずはGK部門から!

GK部門

アリソン・ベッカー 評価S

 

リーグ戦では21のクリーンシートを数え、移籍初年度からゴールデングローブ賞を獲得。

数々のビッグセーブを見せチームを救ったアリソンは今シーズンのリバプールを象徴する選手の一人です。

そして極めつけはCL決勝での8セーブ。

アリソンがいなければ14年ぶりのCL制覇も成し得なかったでしょう。

類まれなパスセンスも持ち合わせており、アリソンから始まるカウンターも何度もありました。

序盤のレスター戦でヴァーディーに一度かっさらわれて失点を喫しましたが、それ以降は失点に直結するミスもなし。

まさにリバプールが求めていた最後のピースでした。

 

シモン・ミニョレ 評価B

 

今季の出場は僅かにカップ戦の1試合のみ。

絶対的なアリソンの存在でミニョレはピッチに立つことすらできませんでした。

しかしミニョレはリバプールファンの誰からも愛される存在。

どんなに試合に出れなくとも、腐ることは決してなく常にチームのことを考えていました。

インタビューされた時もアリソンへのリスペクトを素直に語り、チームが勝利すれば誰よりも早くSNSで報告。

彼の存在は大きかったと思います。

ミニョレのことを考えれば正GKとして迎え入れてくれるところに行って欲しいなとも思います。

彼がいてこそのアリソン。

僕はそう思います。

 

DF部門

ファン・ダイク 評価S

 

今年のバロンドール最有力候補。

1年間ドリブルで一度も抜かれなかった男。

間違いなくファン・ダイクは現在世界最高のCBでしょう。

リーグ最少となる22失点はファン・ダイクがいてこそ。

今シーズンはリーグ戦全試合出場、CLも出場停止だったバイエルンとのファーストレグ以外は全試合出場。

ファン・ダイクの加入以降リバプールの守備は弱みではなく強みにかわりました。

さらに後半戦になるとセットプレーでも強みを発揮し、バイエルンとのセカンドレグでは決勝点となる豪快なヘディングシュートも決めるなど公式戦6ゴールを記録。

さらに最後方からのロングフィードの制度も抜群で、同じくバイエルン戦ではマネの先制ゴールをアシスト。

もう非の打ち所がありません。

 

ジョエル・マティプ 評価A

 

開幕当初はゴメス、ロヴレンに次ぐ4番目の序列でしたが、ゴメスが怪我をし戦線を離れるとファン・ダイクの相棒のポジションをゲット。

リーグ戦22試合、CLでも8試合に出場しています。

マティプもやや怪我がちなイメージがありましたが、今季はシーズンを通してフル稼働。

圧倒的なフィジカルはプレミアの屈強なストライカーも抑え、ビッグゲームでも存在感を示しました。

さらにビルドアップ時には自ら運んで局面を打開するなど、いいアクセントになっていました。

ビシッと入れる縦パスも時折いれて攻撃のスイッチも入れていました。

ファン・ダイクの陰に隠れてしまいますが、マティプも間違いなくワールドクラスです。

 

デヤン・ロヴレン 評価B

 

今季の出場はリーグ戦13試合、CL3試合。

ですが先発で出場した試合は片手で数える程度しかないと思います。

後半はほとんどリードして迎えたラスト5分からの出場。

ゴメスにスタメンを奪われ、マティプに奪われ、ロヴレンにとっては難しいシーズンでした。

ですが、試合に出たときはやはりヒヤヒヤするシーンを作ってしまうので、今のチームでポジションを確保するのは難易度が高そうです。

ミランへの移籍の噂も出ていますが果たして。

 

ジョー・ゴメス 評価B

 

今シーズンのCBはダイクとゴメス。

誰もがそう思っていましたし、前半戦のパフォーマンスは素晴らしかったです。

ですが12月頭のバーンリー戦で負傷し長期離脱を強いられ、結局復帰したのは4月中旬でした。

前半戦があまりにも素晴らしかったので怪我での長期離脱は残念としか言えませんが、来季は再びレギュラー争いに割って入ってくることでしょう。

彼もまだ22歳。

伸びしろたっぷりです。

 

アレクサンダー・アーノルド 評価A

 

リバプールで生まれた少年が夢をひとつ叶えました。

夢見たCL制覇。

ジェラードも掲げたビッグイヤーを彼も掲げました。

リーグ戦では12アシストを積み重ね、DF歴代最多アシストを記録。

ロバートソンと共にリバプールの攻撃を象徴するような両SBでした。

セットプレーからも良質なボールを蹴り、ワトフォード戦では直接FKを沈め、そしてリバプールファンの心に永遠に残るであろうバルセロナ戦での仰天CK。

市場価値は100億を超えたとも言われていますが、彼はリバプールのレジェンドとなっていくことでしょう。

 

アンドリュー・ロバートソン 評価A

 

リーグ戦36試合、CL12試合出場。

まさに一人で左SBを守ってきました。

アーノルドともにアシストを積み重ね、ロバートソンはリーグ戦で11アシストを記録

サイドをえぐってのマイナスのクロス良し、アーリークロス良し、彼の左足の精度は抜群です。

毎試合上下動を惜しまず、最前線まで駆け上がったと思ったら、最後方の守備に戻っている。

まさに無尽蔵のスタミナ。

そしてケガをしないことも素晴らしい。

あれだけの運動量を毎試合続け、代表ではキャプテンも努め、文字通り馬車馬のように走り続けたロバートソンですが、ケガで離脱することはなかったと思います。

まさにプロの鑑ですね。

 

以上GK・DF部門でした。

MF部門はこちら→リバプール 18-19シーズン通信簿 MF編

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