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来シーズン期待したいリバプール移籍2年目の選手たち

ジェルダン・シャキリ、ナビ・ケイタ

真の力を発揮するのは来シーズン!

ふたりの活躍に期待したい

クロップ流育成術

 

リバプール移籍1年目に適応するのはなかなか難しい。

同じプレミアからの移籍でもそれは言えると思います。

クロップの戦術はチーム全員の共通の守備意識、タイミング、連動がなければ成り立たないからです。

だからこそクロップは移籍初年度の選手にはしっかり時間を与えて徐々にチームになじませていきます。

今シーズンはファビーニョがいい例。

序盤戦は全くと言っていいほど出番がありませんでしたが、年末にかけて出場機会を増やしていくと、最終的にはアンカーの絶対的レギュラーへと成長しました。

その前はロバートソンやチェンバレンもその流れでしたね。

今季もケイタやシャキリにはしっかり時間を与えて徐々にチームに組み込んで行きましたが、2人は本来の力を発揮できずにシーズンを終えてしまったといってもいいと思います。

ですが、ケイタもシャキリも来季もリバプールのユニホームをきて戦います。

来季こそ”らしい”プレーを見せて欲しいですね。

 

ジェルダン・シャキリ

 

今シーズンはリーグ戦24試合に出場。

6ゴール3アシストという記録を残しました。

しかし多くは途中出場で先発を飾った試合はそれほど多くはありません。

さらに終盤戦ではめっきり出番が減り、オリギやララーナの出場の方が増えていきました。

クロップは「コンディションの問題」として起用しなかったようですが、あきらかに序列が下がっていたような気がします。

シャキリを使う上でのネックだったのはやはり守備面でのことだったのでしょうか。

シャキリが試合に出場し始めて頃は、リバプールは4-2-3-1のフォーメーションを多用していました。

しかしクロップとしてはオプションにするには物足りなかったのか、結果的には慣れ親しんだ4-3-3に戻しています。

それと同時にシャキリのポジションもなくなってしまったような気がします。

中盤には高いボール奪取力が必要ですし、ウィングは外切りをしながら上手く中へとパスを誘導する高度な戦術理解力が必要です。

その点はまだまだシャキリの課題ということでしょうか。

ですが、シャキリは前線3枚との連携もすごく良く見えますしCL準決勝のセカンドレグではフィルミーノ、サラーが不在の中スタメンに抜擢され素晴らしい活躍を見せました。

最終盤に来てクロップサッカーに馴染み始めたことを見せてくれた気がします。

それに今シーズンはシャキリお得意の弾丸ミドルも見れていませんしね。

来シーズンこそはもっと積極的なシャキリを見せて欲しいと思います。

 

ナビ・ケイタ

 

ジェラードの8番を継いだクラブ期待の選手ケイタ。

ゲーゲンプレスを使うライプツィヒからの加入でしたから、すぐにリバプールにもフィットすると思っていましたが、なかなか持ち味を生かすことはできませんでした。

リーグ戦25試合2ゴール1アシスト、CL6試合1ゴール。

ケイタは得点までが遠かったですね。

初ゴールを決めたのは第33節のサウサンプトン戦でした。

出場の機会は徐々に増えていったのですが、結果がなかなか残せなかったケイタ。

クロップもかなり辛抱強く使っていたと思いますが、今シーズンは覚醒ならず。

ですが試合の中では要所要所にらしいプレーも見られました。

大一番のCLバイエルンとのファーストレグでスタメンに抜擢されて、深い位置からの推進力を見せ一人で局面を打開するシーンが何度か見られました。

ケイタは密集地帯でもするするっと抜けていくプレーが上手く、身体も強いのでプレミアでも十分に渡り合えます。

初ゴールを決めたあとは割と吹っ切れたようにのびのびとプレーしよさを出していましたから(ポルト戦で2戦連続ゴールも決めているし)来季はもっと良いケイタが見られると思います。

 

クロップリバプールはまだまだ伸びしろたっぷり

今回紹介した2人に加え、チェンバレンも来シーズンは完全復活でしょう。

ゴメスもまたレギュラー争いに返ってきます。

そうなればポジション争いは格段に激しくなりますが、その分チーム力はまだまだアップしていくはずです。

欧州制覇をしたリバプールですが、チームの平均年齢を考えてもまだまだ伸び代があります。

今季実力を出せなかった選手、ケガに泣かされた選手、彼らが活躍をすれば次こそはリーグ優勝も成し遂げられるでしょう。

もう今からプレシーズンが待ちきれないですね!