リバプールどっとこむ

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スタリッジとシャキリが切り札になる

スタリッジの決定力

シャキリの打開力

リバプールの二人のジョーカー

攻撃の切り札

PSG戦で先制点のスタリッジ。

サウサンプトン戦でマン・オブ・ザ・マッチのシャキリ。

フロントスリー頼みだったリバプールの攻撃に新しいカードが生まれました。

スタリッジはストライカーとしての嗅覚を取り戻し、

シャキリはチームに新たな攻撃の形を作ってくれました。

 

スタリッジの完全復活

 

13/14シーズンに21ゴールを挙げ、プレミアに旋風を巻き起こしたあのシーズン以来ケガに苦しみ満足に試合に出ることができなかったスタリッジですが、ようやく完全復活といったところでしょうか。

昨シーズンまでは試合に出るたびにケガをして、継続的に出場することができず、クロップとしても計算が立たず使いづらい選手となっていたスタリッジ。

冬にはウェストブロムにレンタルで加入するも、再びケガで試合に出れず、毎年夏になると放出されるのではないかと言われていましたが、スタリッジはリバプールに残留したいという気持ちは変わりませんでした。

 

”今シーズンのスタリッジは何かが違う”

そう感じたのはプレシーズンの初戦の時からでした。

今まではストライカーとしてまずはゴールというプレーで得点を重ねてきたスタリッジですが、プレシーズンのときのプレーは今までとは違いました。

引いてきてボールをもらいに来て、組立にも参加。

強引にシュートを打つのではなく、体勢の良い選手にラストパスを送るなど、明らかに今までのスタリッジとは違うプレーを見せていました。

それはクロップのサッカーの中で自分が生き残っていくために考えたプレー選択だと思われます。

その中でも彼のストライカーとしての嗅覚は消えてなどいません。

PSG戦の先制点の時は、スッとPSGの両CBの間に入り込み見事なヘディングを叩き込みました。

 

これこそストライカーの嗅覚。

スタリッジがこのままケガなく過ごせればフィルミーノも相当助かりますね。

 

新たな崩しの切り札

リバプールでの先発デビューでいきなりマン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せたジェルダン・シャキリ。

ここまでは途中出場ばかりでほとんど試合に出ることができませんでしたが、45分間のプレーでしっかり結果を残しました。

そしてシャキリの加入はリバプールに新たなシステムを導入することにもなりました。

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~サウサンプトン戦のスタメン~

 

この試合で4-2-3-1を試したリバプール。

トップ下で自由を与えられたシャキリは前線のいろんなところに顔を出し、サウサンプトンの守備ブロックを崩していきました。

引いてボールをもらう動きや、ゴール前に飛び出しゴールに迫る動きなど、引いた相手に対してシャキリの打開力が武器となることを感じました。

ひとつ課題として4-2-3-1にした時の守備の仕方は課題になるかと思いますが、下位クラブ相手に取りこぼしが多かったリバプールにとっては待ち望んだプランBになりますね。

FKも含めて強烈な飛び道具を兼ね備えているシャキリは、チェンバレン不在でパンチ力を失ったリバプールにとっては大きな補強になりました。

 

2人がベンチに控えているということ

それぞれ出場した試合で違いを見せた2人は、今シーズンのリバプールにとって”ジョーカー”的な役割を果たしてくれると思います。

長いシーズンを考えれば、マネ、フィルミーノ、サラーだけでは獲りきれない試合も出てくると思います。

その中でこの2人が控えていることはとても大きいと思います。

終盤に彼らが投入されることは、相手チームにとっても嫌なことだと思います。

 

もちろん控えで満足はして欲しくないし、彼らもレギュラーを目指して戦っていくことでしょう。

それがチームにとってプラスになる競争が行われるポジティブな要素だとも思います。

改めてリバプールの総合力が上がったことを実感しました。

スタリッジとシャキリ、彼らのここからのプレーぶりには注目していきたいと思います。