欧州で一度も抜かれなかった男
欧州制覇でバロンドール最有力候補に?
最多6度目の受賞を目指すメッシと一騎打ち!
ファン・ダイクがポールポジションに
Virgil van Dijk went the ENTIRE 2018/19 campaign without being dribbled past.
— LFC Stats (@LFCData) June 1, 2019
World class. Legend. EUROPEAN CHAMPION. pic.twitter.com/d8ra8IrFJN
毎年12月に発表されるヨーロッパの最優秀選手賞「バロンドール」。
今年の受賞者にファン・ダイクを推す声が強まっており、現在最有力候補だと言われています。
史上最多6度目の受賞を狙うメッシとの一騎打ちになりそうです。
メッシは今シーズンCLとリーガで得点王。
リーガではリーグ優勝を飾り、34試合36ゴール13アシストと相変わらずケタ違いの活躍を見せていました。
しかしCLのセミファイナルではリバプールに破れ敗北。
ファーストレグでは2ゴール奪ったものの、セカンドレグではノーゴールと沈黙。
そして決勝へと進んだリバプールは、トッテナムをクリーンシートに抑え2-0で優勝。
この結果を受けてファン・ダイクがメッシを上回り最有力候補となったようです。
13年ぶりのDF選手から選出なるか!?
4️⃣9️⃣ games.
— Football on BT Sport (@btsportfootball) June 1, 2019
3️⃣7️⃣ wins.
2️⃣5️⃣ clean sheets.
Virgil van Dijk has been a class apart in Europe since joining the club. pic.twitter.com/96I2CHJqqN
2008年からはこのバロンドールはメッシとロナウドのための賞でした。
メッシが5回、ロナウドが5回。
10年間2人が凌ぎを削っていました。
しかし昨年はついにその牙城が崩れ、ワールドカップ準優勝の立役者でCLも制覇したルカ・モドリッチが選出されました。
しかしメッシにしろロナウドにしろ、やはりこのふたりは世界屈指であることには変わりません。
ファン・ダイクがメッシとの一騎打ちを制すれば、2006年のファビオ・カンナバーロ以来13年ぶりのDFの選手からの選出となります。
ファン・ダイクがリバプールに来てから、それまで弱点だった守備は完全に強みへと変わり、今季もリーグ戦では最少失点を記録。
PFAの年間最優秀選手賞を始めプレミアの個人タイトルは独占。
さらに特筆すべきは”この1年間1度もドリブルで抜かれなかった”という記録。
そんなことがあるのかと不思議になりますが、ファン・ダイクはアザールにもソン・フンミンにもムバッペにもメッシにも抜かれなかったのです。
その上にCLチャンピオン。
そして今開催されているUEFAネーションズリーグではポルトガルとの決勝戦がこのあと控えています。
この大会でも優勝を果たすようなことがあればさらに追い風。
ロナウドもメッシも封じ込めたCBとなれば、ほぼ確実に受賞に傾くのではないでしょうか?
リバプールの選手としては2001年のマイケル・オーウェン依頼となる快挙。
発表まではまだ時間がありますが期待して待ちたいですね!
契約延長も間近?
Mourinho on who should win the Ballon D’Or: “Van Dijk, why not? He is a king. He didn’t win the Premier League but he was still the best player.” pic.twitter.com/UdsmnwwV2e
— Anfield Edition (@AnfieldEdition) June 3, 2019
現在2023年までの契約を結んでいるファン・ダイクですが早くも契約延長の話が進められているようです。
ファン・ダイク側がクラブに対し打診したようで、両者は非常にリラックスした状態で話を進めているとのこと。
現状を考えれば世界最高のCBといっても過言ではないファン・ダイクが、リバプールに長期で在籍することになればクラブにとっても非常に大きいことです。
鉄壁の守備が敷かれるのはもちろん、一緒にプレーする若手の成長も促進されることでしょう。
こちらも続報を期待して待ちたいと思います。