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エデン・アザールのレアル・マドリード移籍が決定!

さらばアザール

ついに念願のスペインへ!

エースを失ったチェルシーはどうなる?

レアル・マドリードへ

 

ついにアザールの移籍が決定しました。

2012年から7年間過ごしたチェルシーに別れを告げ、本人にの夢でもあったレアル・マドリードへの挑戦が始まります。

今年の1月に28歳になったアザールに対して、レアル・マドリードは5年の長期契約を提示。

移籍金は公表されていませんが、1億ユーロ(約130億円)+2000万ユーロ(約26億円)のボーナスと伝えられています。

ビッグ6のライバルからエースが抜けるのはこちらからしたらラッキーではあるものの、彼のプレーをもうプレミアで見られないことには若干の寂しさも感じます。

理不尽なドリブル、理不尽なゴール。

スター選手ぞろいのプレミアでも彼のプレーはひとつ頭が抜けていました。

 

唯一足りないタイトルを求めて

 

公式戦352試合110ゴール。

プレミアリーグ2回、リーグカップ1回、FAカップ1回、ヨーロッパリーグ2回。

在籍した7年間で6つのタイトル獲得に貢献。

先日は有終の美となるヨーロッパリーグの優勝を獲得しました。

個人タイトルもたくさん獲得しており、5年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた14-15シーズンは圧巻のパフォーマンスを披露。

リーグ戦38試合全試合に出場し14ゴール9アシストを記録。

この活躍によりプレミアリーグ最優秀選手賞、PFA年間最優秀選手賞、FWA年間最優秀選手賞と個人3冠。

プレミアリーグ年間ベストイレブンには4度選出。

止められないドリブル、左右両足の正確なシュート、決定的なラストパス。

1人ですべてをこなしてしまうアザールにはどこのチームも手を焼きました。

リーグのあらゆるタイトルを獲り尽くしたアザールにとって、ひとつだけ足りないのがチャンピオンズリーグのタイトルです。

チェルシーがCLを制覇したのが11-12シーズン。

アザールは「チャンピオンズリーグ王者と契約する」とチェルシーにやってきました。

しかしアザールがやってきたシーズンはGS敗退。

翌年はベスト4に進出しましたがアトレティコ・マドリードに敗退。

以降はベスト16の壁を越えられないばかりか、CLの出場権すらないシーズンもありました。

アザールにとってはCLのタイトルに挑戦したかったのでしょう。

現在やや低迷気味のレアルでその夢を叶えられるか。

 

チェルシーは大丈夫?

 

エースの移籍問題は片付き、約156億円を手にしたチェルシー。

それでもまだまだチームは揺れています。

次は監督人事ですね。

ELを制覇したにも関わらずサッリが退任するという話が後を断たず。

すでにユヴェントスを合意しているという報道まで出ています。

エースと監督を失ったチェルシーに再起を図る術はあるのでしょうか?

ダメ押しは補強禁止処分。

大金を手にしても、移籍市場に参戦できないとなれば弱体化は免れません。

チェルシーはアザールとサッリの話題だけが盛り上がっており、誰を狙っているなどの報道はほとんどありません。

新戦力は冬に獲得したプリシッチのみ。

レンタルのイグアインとコヴァチッチはそれぞれ所属チームに帰る見込み。

チェルシーに明るい話題が見当たりません。

さぁどうするチェルシー?

このまま低迷期に突入してしまうのでしょうか…。