さらばアザール
ついに念願のスペインへ!
エースを失ったチェルシーはどうなる?
レアル・マドリードへ
👉 #WelcomeHazard pic.twitter.com/ph6fXHpakp
— Real Madrid C.F. 🇬🇧🇺🇸 (@realmadriden) June 7, 2019
ついにアザールの移籍が決定しました。
2012年から7年間過ごしたチェルシーに別れを告げ、本人にの夢でもあったレアル・マドリードへの挑戦が始まります。
今年の1月に28歳になったアザールに対して、レアル・マドリードは5年の長期契約を提示。
移籍金は公表されていませんが、1億ユーロ(約130億円)+2000万ユーロ(約26億円)のボーナスと伝えられています。
ビッグ6のライバルからエースが抜けるのはこちらからしたらラッキーではあるものの、彼のプレーをもうプレミアで見られないことには若干の寂しさも感じます。
理不尽なドリブル、理不尽なゴール。
スター選手ぞろいのプレミアでも彼のプレーはひとつ頭が抜けていました。
唯一足りないタイトルを求めて
Thank you, @HazardEden10! 💙#ThankYouEden pic.twitter.com/6mCgZSFNJg
— Chelsea FC (@ChelseaFC) June 7, 2019
公式戦352試合110ゴール。
プレミアリーグ2回、リーグカップ1回、FAカップ1回、ヨーロッパリーグ2回。
在籍した7年間で6つのタイトル獲得に貢献。
先日は有終の美となるヨーロッパリーグの優勝を獲得しました。
個人タイトルもたくさん獲得しており、5年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた14-15シーズンは圧巻のパフォーマンスを披露。
リーグ戦38試合全試合に出場し14ゴール9アシストを記録。
この活躍によりプレミアリーグ最優秀選手賞、PFA年間最優秀選手賞、FWA年間最優秀選手賞と個人3冠。
プレミアリーグ年間ベストイレブンには4度選出。
止められないドリブル、左右両足の正確なシュート、決定的なラストパス。
1人ですべてをこなしてしまうアザールにはどこのチームも手を焼きました。
リーグのあらゆるタイトルを獲り尽くしたアザールにとって、ひとつだけ足りないのがチャンピオンズリーグのタイトルです。
チェルシーがCLを制覇したのが11-12シーズン。
アザールは「チャンピオンズリーグ王者と契約する」とチェルシーにやってきました。
しかしアザールがやってきたシーズンはGS敗退。
翌年はベスト4に進出しましたがアトレティコ・マドリードに敗退。
以降はベスト16の壁を越えられないばかりか、CLの出場権すらないシーズンもありました。
アザールにとってはCLのタイトルに挑戦したかったのでしょう。
現在やや低迷気味のレアルでその夢を叶えられるか。
チェルシーは大丈夫?
BREAKING: Maurizio Sarri will be allowed to leave Chelsea next week to join Juventus, according to Sky sources.
— Sky Sports News (@SkySportsNews) June 7, 2019
エースの移籍問題は片付き、約156億円を手にしたチェルシー。
それでもまだまだチームは揺れています。
次は監督人事ですね。
ELを制覇したにも関わらずサッリが退任するという話が後を断たず。
すでにユヴェントスを合意しているという報道まで出ています。
エースと監督を失ったチェルシーに再起を図る術はあるのでしょうか?
ダメ押しは補強禁止処分。
大金を手にしても、移籍市場に参戦できないとなれば弱体化は免れません。
チェルシーはアザールとサッリの話題だけが盛り上がっており、誰を狙っているなどの報道はほとんどありません。
新戦力は冬に獲得したプリシッチのみ。
レンタルのイグアインとコヴァチッチはそれぞれ所属チームに帰る見込み。
チェルシーに明るい話題が見当たりません。
さぁどうするチェルシー?
このまま低迷期に突入してしまうのでしょうか…。