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首位奪還へ　マンチェスター・ユナイテッド戦の3つのポイント

試合情報

伝統の一戦

リバプールは首位奪還へ

舞台はオールド・トラッフォード

リーグ戦の大一番

 

週末のビッグカード、マンチェスター・ユナイテッド対リバプール。

リバプールはミッドウィークのバイエルン戦に続いてタフなゲームになりそうです。

今週末はカラバオカップの決勝が予定されており、シティとチェルシーはリーグ戦はお休み。

しかしすでにシティは第27節を消化しており、エヴァートンに勝利。

１試合消化の多いシティが得失点差で首位に立っています。

リバプールはこの試合で引き分け以上で首位を奪還することができます。

舞台はオールド・トラッフォードとはいえ、勝ち点3を狙っていきたいですね。

今回はユナイテッド戦の３つのポイントをおさえます。

 

休息たっぷりファン・ダイクの復帰

 

CLの出場停止を受け、ファン・ダイクにとっては嬉しい小休止に。

ここまでリーグ戦とCLの全試合にスタメン出場。

出突っ張りの状況を心配する声もありましたが、2月10日のボーンマス戦以来丸々2週間のインターバルが開きました。

さらに、ダイク不在で迎えたバイエルン戦はマティプとファビーニョの奮闘もありクリーンシートを達成。

結果的にはDF陣にとっては最高の結果を得て、ダイク不在を感じさせないゲームを披露しました。

このゲームで復帰をするダイクは非常にフレッシュな状態。

好調のユナイテッド相手でも容易く失点はしないでしょう。

今季の終盤戦に向けて貴重な休憩期間でした。

 

ユナイテッドのアタッカー陣は復帰なるか？

 

ユナイテッドは好調なアタッカー陣の出場が危ぶまれています。

ジェシー・リンガードとアントニー・マルシャル。

先週行われたCLのPSG戦で両者はそれぞれ前半でピッチを去っています。

相手との接触でのケガではなかったので、おそらくは筋肉系のトラブル。

2人とも2～3週間の離脱と言われており、出場は微妙です。

ですが昨日のスールシャールのコメントによれば、出場できる可能性もあるとのこと。

マルシャルは出場できる可能性が高く、リンガードに関してはトレーニング次第というニュアンスでした。

監督交代以降、快進撃のエンジンとなった2人が出場できるかできないかは試合を左右する重要なポイントになりそうです。

それでもマタやサンチェスも控えているユナイテッドは層が厚いです。

先週末のFAカップでもリンガード、マルシャル抜きでもチェルシーに勝利していますし、サンチェスも良いパフォーマンスを見せています。

絶好調のポグバも含めて、アタッカー陣は要警戒です。

 

好調なチーム同士　激戦必至

 

それは12月7日のアンフィールドで起きました。

そのころユナイテッドを率いていたのはモウリーニョ。

しかし戦績もかんばしくなく、チームメートとの不仲も噂されていた時でした。

そんな状況でアンフィールドに乗り込んできましたが、結果は大敗。

24分ファビーニョの浮き玉に抜け出したマネがデ・ヘアを破り先制。

ユナイテッドは33分にリンガードが同点弾を決めますが、後半クロップはシャキリを投入。

すると73分と80分にシャキリがゴールを挙げ3-1でリバプールが勝利。

シュート数36-6というビッグチーム同士の対戦とは思えないスタッツを受け、モウリーニョの解任を発表。

後任にはクラブのレジェンドスールシャールが選ばれました。

すると監督交代を気にユナイテッドは復活。

リバプール戦以降の9試合で8勝1分け無敗とし、先日のPSG戦でようやく黒星がつきました。

ポグバ、ラッシュフォード、マルシャルが息を吹き返し、ユナイテッドはCL出場権奪還を目指し最高のチーム状態にあります。

 

対するリバプール。

早々に国内のカップ戦から姿を消したことで、2度のミニキャンプを実施。

しかし1度目のドバイでのキャンプ後は2試合連続ドローと調子を落としてしまいました。

しかし前節のボーンマス戦で3-0と復活。

その後2度目のミニキャンプをマルベーリャで迎え、CLのバイエルン戦では「今季最高のスコアレスドロー」と呼ばれるほどのハイパフォーマンスを見せました。

ゴールを奪えなかったことは残念でしたが、フィルミーノを中心とした攻撃は冴えており、ナビ・ケイタも調子を上げてきています。

そして最終ラインはケガ人も戻ってきてほぼ万全。

バイエルン戦の疲労が少し気になりますが、こちらもチーム状態は最高です。

このゲームは12月のゲームのような一方的な展開にはならないでしょう。

プレミアらしいエキサイティングなゲームになるはずです。

最高のチーム同士の戦い。

楽しみにしましょう。

 

そしてリバプールは勝ち点をゲットし、首位奪還といきましょう！