両チーム沈黙
決定機0
天王山はスコアレスドロー
プレミアリーグ第8節
間違いなく前半戦で最も重要なゲームでしょう。
プレミアリーグ第8節、VSマンチェスター・シティ。
今シーズンの優勝争いを演じると言われている2チームの対戦です。
お互いここまでリーグ戦は6勝1分の勝ち点19。
得失点差で上回るシティが首位に立っていますが、この試合の結果次第で順位はすぐさま入れ替わります。
代表ウィーク前最後のゲーム、そして苦しい過密日程7連戦の最後の試合でもあるこのゲームは是が非でも勝ち点3が欲しいところです。
スターティングイレブン ~ロヴレンきたぁぁぁぁ!!~
#LIVMCI team news time! 📋
— Liverpool FC (@LFC) October 7, 2018
👇Today's #LFC line-up👇https://t.co/abbqM1PItF
そっちできましたか!
昨日のプレビューでも、アーノルドのところがワンチャン代わるかなと書いたのですが、クラインではなくゴメスを右に回しました。
そしてダイクとコンビを組むのは、我らがロヴレン!
この大一番での抜擢ですか。
しびれますね。
ロヴレンの試合感が少し心配ですが、CL決勝のような最高のロヴレンを見せてくれたなら、シティの攻撃にも耐えられるはずです。
ロヴレンのできはこのゲームの大事なポイントになりそうですね。
ほかのポジションはやはりいじってきませんでしたね。
中盤も前線もいつもの顔ぶれ。
ケイタはベンチに戻っています。
サラーとマネのコンディションも気になるところ。
シティに勝つにはこの二人がベストでなければ勝てません。
そろそろ、爆発してもいいんじゃないか?サラーよ
またベンチには切り札スタリッジ&シャキリ。
ほんとにこの二人が控えていることは頼もしいですね。
このゲームでの出場機会はあるでしょうか?
対するシティです。
The Boys in Blue! 🔵
— Manchester City (@ManCity) October 7, 2018
CITY XI | Ederson, Walker, Stones, Laporte, Mendy, Fernandinho, Silva (C), Bernardo, Mahrez, Sterling, Aguero
SUBS | Muric, Danilo, Kompany, Sané, Otamendi, Jesus, Foden
Presented by @HaysWorldwide #lfcvcity #mancity pic.twitter.com/xOKava6cnk
こちらはメンディが間に合いましたが、デ・ブライネとギュンドアンは間に合いませんでした。
クロップはデ・ブライネウェルカムの発言をしていましたが、正直に言って僕は彼がいなくてほっとしています。笑
ギュンドアンもいないとなると、中盤の主導権を握るチャンスはありますね。
ダヴィド・シルバを自由にさせないことも大事です。
あとは、マフレズのカットインからのシュートも簡単に打たせたくはないですし、スターリングにはハードマークでいきましょう。
サラーとメンディのマッチアップも見もの!
このマッチアップを制したほうが試合を制するでしょう。
ファーストハーフ ~過密日程の影響~
No clear-cut chances for either side. Goalless at half-time. #LIVMCI https://t.co/qgAlk9IdGb
— Liverpool FC (@LFC) October 7, 2018
両チーム合わせてもシュートは3本でしょうか。
非常に静かな前半でした。
キックオフ直後こそエネルギーを持って前へ前へ進んだリバプールでしたが、サラーのシュートが1本あっただけで、徐々に試合は膠着状態に。
個人的には過密日程の影響が両チーム顕著に出ていたのかなと感じました。
この試合でもアクシデントが起きます。
29分に鉄人ミルナーが座り込んでしまいました。
ミルナーにトラブルが発生することは予想していなかっただけに、それだけこの過密日程が与える選手へのダメージは大きかったのかもしれません。
お互いにリスクを背負わなかったというのもあると思いますが、リバプールは中盤以降はボールを前に進めることができません。
DF陣がパスコースを探すも、出しどころがなく横パス、バックパスをするシーンが目立ちました。
唯一サラーだけが裏への抜け出しを狙い、攻撃にアクセントを加えていましたが、その後のいつもの雪崩のような押し込みがありません。
クロップの指示で自重しているのか、それとも疲労から前にいけないのか。
いずれにせよ、1週間前のチェルシー戦とは真逆の試合になっています。
それはシティも同じ。
前半のシュートはシルバの苦し紛れの一発のみ。
スターリングもアグエロ本調子とは程遠いように思えます。
お互い消耗しているこのゲームは後半両指揮官がどのような策を使うでしょうか。
既に一枚交代カードを切ったクロップの方が選択肢は少ないです。
スタリッジ、シャキリ。
この展開であれば彼らの投入があるはず。
この試合で勝ちたいのはクロップの方ですから。
セカンドハーフ ~勝負に出ることはできず~
ん~。
後半も厳しい展開でした。
両チームとも最後までリスクを負っての勝負には出られず。
リバプールは腰が浮くような決定機は一度も作ることはできませんでした。
後半のハイライトはマフレズのPK。
途中出場のサネが左サイドを駆け抜けると、ファン・ダイクのタックルはボールに触れることができません。
絶体絶命のピンチでしたが、マフレズが打ち上げてくれて助かりました。
ラスト5分勝負に出るかと思いましたが、最後までリバプールにチャンスは訪れませんでした。
70分すぎにスタリッジを投入しましたが、ナポリ戦に続いてスタリッジにはシュートチャンスは訪れず。
シャキリの投入を期待しましたが、クロップは動きませんでした。
0-0、スコアレスドロー。
リバプールのシュート本数は7。シティは6。
前節のチェルシー戦が”動”なら、この試合は”静”。
緊張感のある天王山は、両チーム沈黙で終えました。
総括 ~無敗でよく乗り切った~
End goalless at Anfield as the Reds remain unbeaten in the @premierleague heading into the international break.#LIVMCI https://t.co/ZQuCa6uQlX
— Liverpool FC (@LFC) October 7, 2018
クロップ、ペップ共に交代枠をひとつ残して試合を終えたのが、この試合の難しさを物語っていると思います。
両者ともに動きたくても、動けなかったという感じでしょうか。
試合を見ながら、ラスト5分、シャキリを投入して最後の攻勢かと待っていましたが、最後の交代カードが切られることはありませんでした。
ペップにしても、攻撃のカードサネとジェズスだけでしたし、これ以上てはないと言った感じでしょうか。
ホームでしたのでもちろん勝ち点3が欲しいゲームでしたが、選手たちはよく戦いました。
これで地獄の7連戦が終わりました。
スパーズ戦から始まったこの過密日程も7試合を終えて、リーグ戦では無敗を継続。
ビッグ6とのゲームがこの3週間で3試合ありましたが、結果は1勝2分。
負けることはありませんでした。
これは当然ポジティブに捉えるべき結果です。
負けなくなった、ということは成長の証です。
選手たちにも疲労が色濃く見えていました。
正直代表戦には行かずに休息を与えたいところではありますが、10月のリーグ戦はハダースフィールドとカーディフです。
ここでしっかりローテーションをして、何人かの選手をリフレッシュさせ、11月頭のアーセナル戦を迎えたいですね。
とにかく選手たちはよく戦った。
最高の結果ではないですが、現在のコンディションを考えれば、勝ち点1は非常に価値のある1です。
気をつけなければならないのは取りこぼし。
カーディフとのゲームが終われば丸々1週間空きます。
まずはそこまで走り抜けたいですね。
今シーズンの試合結果と日程はこちら→リバプール 試合日程18/19シーズン