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プレミアリーグ 第8節 リバプール対マンチェスター・シティ

両チーム沈黙 

決定機0

天王山はスコアレスドロー

 プレミアリーグ第8節

間違いなく前半戦で最も重要なゲームでしょう。

プレミアリーグ第8節、VSマンチェスター・シティ。

今シーズンの優勝争いを演じると言われている2チームの対戦です。

 

お互いここまでリーグ戦は6勝1分の勝ち点19。

得失点差で上回るシティが首位に立っていますが、この試合の結果次第で順位はすぐさま入れ替わります。

代表ウィーク前最後のゲーム、そして苦しい過密日程7連戦の最後の試合でもあるこのゲームは是が非でも勝ち点3が欲しいところです。

 

スターティングイレブン ~ロヴレンきたぁぁぁぁ!!~

 

そっちできましたか!

昨日のプレビューでも、アーノルドのところがワンチャン代わるかなと書いたのですが、クラインではなくゴメスを右に回しました。

そしてダイクとコンビを組むのは、我らがロヴレン!

この大一番での抜擢ですか。

しびれますね。

ロヴレンの試合感が少し心配ですが、CL決勝のような最高のロヴレンを見せてくれたなら、シティの攻撃にも耐えられるはずです。

ロヴレンのできはこのゲームの大事なポイントになりそうですね。

 

ほかのポジションはやはりいじってきませんでしたね。

中盤も前線もいつもの顔ぶれ。

ケイタはベンチに戻っています。

 

サラーとマネのコンディションも気になるところ。

シティに勝つにはこの二人がベストでなければ勝てません。

そろそろ、爆発してもいいんじゃないか?サラーよ

 

またベンチには切り札スタリッジ&シャキリ。

ほんとにこの二人が控えていることは頼もしいですね。

このゲームでの出場機会はあるでしょうか?

 

対するシティです。

 

こちらはメンディが間に合いましたが、デ・ブライネとギュンドアンは間に合いませんでした。

クロップはデ・ブライネウェルカムの発言をしていましたが、正直に言って僕は彼がいなくてほっとしています。笑

ギュンドアンもいないとなると、中盤の主導権を握るチャンスはありますね。

ダヴィド・シルバを自由にさせないことも大事です。

あとは、マフレズのカットインからのシュートも簡単に打たせたくはないですし、スターリングにはハードマークでいきましょう。

 

サラーとメンディのマッチアップも見もの!

このマッチアップを制したほうが試合を制するでしょう。

 

ファーストハーフ ~過密日程の影響~

 

両チーム合わせてもシュートは3本でしょうか。

非常に静かな前半でした。

キックオフ直後こそエネルギーを持って前へ前へ進んだリバプールでしたが、サラーのシュートが1本あっただけで、徐々に試合は膠着状態に。

個人的には過密日程の影響が両チーム顕著に出ていたのかなと感じました。

この試合でもアクシデントが起きます。

29分に鉄人ミルナーが座り込んでしまいました。

ミルナーにトラブルが発生することは予想していなかっただけに、それだけこの過密日程が与える選手へのダメージは大きかったのかもしれません。

お互いにリスクを背負わなかったというのもあると思いますが、リバプールは中盤以降はボールを前に進めることができません。

DF陣がパスコースを探すも、出しどころがなく横パス、バックパスをするシーンが目立ちました。

唯一サラーだけが裏への抜け出しを狙い、攻撃にアクセントを加えていましたが、その後のいつもの雪崩のような押し込みがありません。

クロップの指示で自重しているのか、それとも疲労から前にいけないのか。

いずれにせよ、1週間前のチェルシー戦とは真逆の試合になっています。

 

それはシティも同じ。

前半のシュートはシルバの苦し紛れの一発のみ。

スターリングもアグエロ本調子とは程遠いように思えます。

 

お互い消耗しているこのゲームは後半両指揮官がどのような策を使うでしょうか。

既に一枚交代カードを切ったクロップの方が選択肢は少ないです。

スタリッジ、シャキリ。

この展開であれば彼らの投入があるはず。

この試合で勝ちたいのはクロップの方ですから。

 

セカンドハーフ ~勝負に出ることはできず~

ん~。

後半も厳しい展開でした。

両チームとも最後までリスクを負っての勝負には出られず。

リバプールは腰が浮くような決定機は一度も作ることはできませんでした。

後半のハイライトはマフレズのPK。

途中出場のサネが左サイドを駆け抜けると、ファン・ダイクのタックルはボールに触れることができません。

絶体絶命のピンチでしたが、マフレズが打ち上げてくれて助かりました。

ラスト5分勝負に出るかと思いましたが、最後までリバプールにチャンスは訪れませんでした。

70分すぎにスタリッジを投入しましたが、ナポリ戦に続いてスタリッジにはシュートチャンスは訪れず。

シャキリの投入を期待しましたが、クロップは動きませんでした。

0-0、スコアレスドロー。

リバプールのシュート本数は7。シティは6。

前節のチェルシー戦が”動”なら、この試合は”静”。

緊張感のある天王山は、両チーム沈黙で終えました。

 

総括 ~無敗でよく乗り切った~

 

クロップ、ペップ共に交代枠をひとつ残して試合を終えたのが、この試合の難しさを物語っていると思います。

両者ともに動きたくても、動けなかったという感じでしょうか。

試合を見ながら、ラスト5分、シャキリを投入して最後の攻勢かと待っていましたが、最後の交代カードが切られることはありませんでした。

 ペップにしても、攻撃のカードサネとジェズスだけでしたし、これ以上てはないと言った感じでしょうか。

ホームでしたのでもちろん勝ち点3が欲しいゲームでしたが、選手たちはよく戦いました。

 

これで地獄の7連戦が終わりました。

スパーズ戦から始まったこの過密日程も7試合を終えて、リーグ戦では無敗を継続。

ビッグ6とのゲームがこの3週間で3試合ありましたが、結果は1勝2分。

負けることはありませんでした。

これは当然ポジティブに捉えるべき結果です。

負けなくなった、ということは成長の証です。

選手たちにも疲労が色濃く見えていました。

正直代表戦には行かずに休息を与えたいところではありますが、10月のリーグ戦はハダースフィールドとカーディフです。

ここでしっかりローテーションをして、何人かの選手をリフレッシュさせ、11月頭のアーセナル戦を迎えたいですね。

 

とにかく選手たちはよく戦った。

最高の結果ではないですが、現在のコンディションを考えれば、勝ち点1は非常に価値のある1です。

気をつけなければならないのは取りこぼし。

カーディフとのゲームが終われば丸々1週間空きます。

まずはそこまで走り抜けたいですね。

 

 

今シーズンの試合結果と日程はこちら→リバプール 試合日程18/19シーズン