連戦の疲労か。
ピリッとしなかったリバプール
公式戦3試合勝ち無し
グループリーグ突破に向けて
PSGとの第1戦を3-2で競り勝ち、グループCの首位に立ったリバプール。
対してこのグループでは勝ち点を稼がなければいけないレッドスター相手に引き分けてしまったナポリ。
第2戦ではこのイタリアの雄とのアウェー戦になります。
直近のリーグ戦ではお互い大事なシックスポインターを戦っており、リバプールはチェルシーにリードを奪われながらも最後の最後に追いつき、逆にナポリは先制点をあげながらも、ロナウドの活躍によりユベントスに3ゴールを奪われ逆転負け。
非常に対照的なリーグ戦でした。
初戦で勝ち点を落としたナポリとしては、この試合を落とすわけにはいかないでしょう。
ですが初戦を取って勢いのあるリバプールは勢いそのままに連勝を飾りたいところ。
過密日程もラスト2戦。
必勝でいきましょう!
スターティングイレブン ~変更は1箇所だけ~
#NAPLIV team news. One change; Keita replaces Henderson. #UCL https://t.co/LhxSq9bINN
— Liverpool FC (@LFC) October 3, 2018
そうきましたか。
中盤はいじってくるだろうなとは思っていましたが、ヘンダーソンを代えてきましたか。
個人的にはヘンダーソン、ミルナー、ケイタでジニがお休みかなと思ったのですが、ヘンドがお休みみたいですね。
それ以外のポジションはチェルシー戦から変更なし。
ファン・ダイクもケガの影響はもうなさそうですね。
スリートップも変更あるかなと思ってたのですが、マネ、サラー、フィルミーノの鉄板の3人です。
スタリッジ、あるいはシャキリの出場もあるのかなと思ったのですが、それぞれベンチスタートのようです。
現在絶好調の2人は試合展開のよって必ず登場することでしょう。
対するナポリはユベントス戦から3枚変更。
システムも変えてきたでしょうか。
最前線にミリク、インシーニェ、カジェホンの3枚。
中盤も3枚でハムシク、アラン、ファビアン。
後ろは4枚で、リバプールと同じ4-3-3にしてきました。
ファーストハーフ ~0-0で良かった~
Goalless at the Stadio San Paolo. #NAPLIV #UCL pic.twitter.com/bz7Wvp7kQF
— Liverpool FC (@LFC) October 3, 2018
雨の影響か、あるいはコンディションの影響か、それとも両方か。
イージーなパスミスが目立ち、みすみすナポリに流れを渡してしまいました。
連戦の疲れが出てきましたかね。
ここまで主力はほとんど固定でやってきましたから、全体的に動きが重いようにも感じます。
ナポリの最終ラインの対応が良いというのもありますが、前線の3人にはほとんどボールが渡らず、シュートシーンもほとんど作れませんでした。
こんな試合だからこそフレッシュなケイタには期待していたのですが、16分にアクシデントで途中交代。
変わって入ったのはヘンダーソンでいつもの11人に戻ってしまいました。
ケイタが痛めたのはどこでしょうか?
担架で運ばれるくらい痛みがあったようなので、心配ですが、長引かなければいいですね。
なんにせよこのままでは黒星をつけられてもおかしくありません。
前半は何も見せ場がありませんでした。
後半はどんな対策をクロップが施すのか。
最悪でも勝ち点1は持って帰りたいですね。
セカンドハーフ ~耐え切れず~
後半も低調なパフォーマンスを立て直すことはできませんでした。
ナポリに一方的に責められる展開で、前半に続きシュートシーンがありません。
この展開ではクロップも先にカードを切ることはできません。
当然のごとく先に動いたのはアンチェロッティです。
メルテンスとヴェルディの2枚替え。
これでさらに攻撃のギアを上げたナポリに対して、クロップの交代はミルナーに変えてファビーニョ。
これで完全に勝ち点1を狙う姿勢をみせます。
このままスコアレスドローで終えたいリバプールでしたが、ナポリの攻撃が報われたのは後半アディジョナルタイム直前でした。
ロバートソンがカジェホンにぶっちぎられ、高速グラウンダーが中に入ると、大外で目いっぱい足を伸ばしゴールに押し込んだのはインシーニェ。
チームのトップスコアラーに最後の最後に決められてしまいました。
最後のカードでスタリッジを投入したリバプールですが、この試合展開ではそもそもスタリッジにボールも渡りません。
この試合であれば一人で局面を打開できて、尚且つミドルの一発も持っているシャキリを使ったほうがよかったのではないでしょうか。
試合は1-0でタイムアップ。
勝ち点3を手にしたナポリがグループCのトップに立ちました。
総括 ~負けるべくして負けた~
#Napoli strike late to secure all three points. #NAPLIV #UCL pic.twitter.com/DvuO7u2pjd
— Liverpool FC (@LFC) October 3, 2018
ナポリはやはり強かった。
ですが個人的にはこの試合に関しては、ほぼほぼ自滅と言ってもいい気がします。
パスの成功率は軒並み悪く、運動量もいつもより少ないですし、球際もことごとく負けてしまいました。
シュートの本数は4、オンターゲット0ではどうしようもありません。
リーグ戦のチェルシー戦では、あのチェルシーを上回る616本のパスを出して成功率は83%、対してこのゲームは510本のパスに対して成功率80%。
どのスタッツを見ても、負けるべくして負けたといえます。
連戦の疲労がだいぶきましたね。
正直今日よかった選手を挙げろと言われても誰もいません。
特に両SBはそうとう厳しい感じでしたね。
なんならアーノルドに代えてファビーニョでもよかったと思うほど、今日のアーノルドは最悪でした。
まぁ、まだアーノルドは19歳ですから、そのへんのコンディションの管理はコーチ陣でしっかり行わなければなりません。
シティ戦はどうするでしょうか?
このまま使っても正直このゲームの二の舞になる気がします。
勝ち点を持ち帰ることはできませんでしたが、ここはしっかり切り替えなければなりません。
しっかりとリフレッシュして、シティ戦に備えましょう。
冷静に考えればPSG、ナポリに対して勝ち点3は最低限オッケーのラインです。
このグループが決まった時から、レッドスター相手に勝ち点6はマストでした。
大事なのは次のレッドスターとの連戦であり、そこで勝ち点を落とすようなことがあって、はじめてやばいと思う状態です。
そのレッドスターと戦ったPSGは6-1で完勝。
次ホームで当たるリバプールもしっかり勝つことができれば問題ありません。
今日の試合内容は過密日程のせいだと、雨に流して、ラスト1戦シティに全力でぶつかりましょう!
今シーズンの試合結果と日程はこちら→リバプール 試合日程18/19シーズン