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プレミアリーグ第1節 リバプール対ウェストハム

新10番躍動!

完璧な試合運びで

4-0の完勝!

 

プレミアリーグ開幕!

どうもみなさん、3日ぶりです!

お盆休みということで四国の方に旅行に行っており、ブログを更新することができませんでした。

その間にリバプールの開幕戦が組まれていましたので、ホテルで観戦し、思わず大声を上げて絶叫しておりました。

ということで、少し時間は経ってしまいましたが開幕戦のウェストハム戦を振り返っていきたいと思います。

 

スターティングイレブン ~気になる中盤は・・・~

 

 

18/19シーズンクロップが最初に選んだ11人はこのメンバーです。

開幕戦のスタメンで注目されていたのは、ファン・ダイクの相棒が誰になるのか?中盤の構成がどういう組み合わせなのか?

という所だったと思いますが、気になる最終ラインにはジョー・ゴメスが間に合い、中盤ではファビーニョが間に合いませんでした。

ということで中盤の3枚はミルナー、ワイナルドゥム、そして新加入のナビ・ケイタという布陣に。

フロントスリーは鉄板のマネ、サラー、フィルミーノです。

また個人的に気になっていた右SBのポジションにはアーノルドが入っています。

新シーズンも引き続きアーノルドの成長を加速させていこうということでしょうか。

 

また特筆すべきはベンチメンバーですね。

スタリッジ、シャキリ、ララーナ、ヘンダーソン、ファビーニョと攻守において変化を加えられるタレントが揃っています。

ほんとに豪華なベンチになりましたね。

これだけのメンバーがそろっていれば、試合状況に合わせて柔軟に戦い方を変化させることができます。

新シーズンはクロップの手腕も大きくクローズアップされることでしょう。

 

対するウェストハムですが、今夏は新監督を迎え、大量補強を敢行。

モイーズの跡を継ぐのは、シティでリーグ制覇の経験も持つペジェグリーニです。

この新指揮官を迎えたハマーズはGKにファビアンスキ、中盤にウィルシャー、F・アンデルソン、前線にヤルモレンコ、ルーカス・ペレスなど、ビッグ6を脅かすことのできる布陣を揃えています。

このウェストハムといきなり開幕戦で当たるのを厳しいとみるか、それともチームが出来上がる前に対戦できることをラッキーだと思うか。

緊張のキックオフです。

 

ファーストハーフ ~王の帰還~

多少の不安を抱え迎えた開幕戦でしたが、蓋を開けてみればリバプールが完全に試合を支配。

プレシーズンから引き続き、効果的なゲーゲンプレスは連携抜群で、曲者ぞろいのウェストハムにボールすら渡しません。

特に中盤の3人が目まぐるしくポジションを入れ替え、ビルドアップのサポートと前線のサポートを効果的なポジショニングでフォローし、攻守の切り替えの速さで相手を圧倒しました。

そんなリバプールは幸先よく先制点を挙げると終了間際に追加点を挙げる完璧な内容。

 

まずは19分。攻撃のスイッチを入れたのはアーノルド!

ピンポイントパスがケイタに渡ると中盤からするするっと持ち出し、引きつけたところで左のロバートソンへ。このパスをダイレクトで折り返し、点で合わせたのはサラー!

ロバートソンの低くて速いクロスは完璧で、サラーは合わせるだけでした。

昨シーズンの得点王はさっそく今季初ゴールを挙げ、新シーズンも得点王争いに参戦することを高らかに宣言しました。

そして追加点は前半アディショナルタイム。ウェストハムのCKからでした。

セカンドボールを拾ったサラーからカウンターが始まりますが、右サイドに振ったとこで一度減速。それでも再び左サイドに送ると、サラーのクロスは阻まれますがこぼれ球を拾ったロバートソンが一番奥でオンサイドだったミルナーをよく見ていました。

ミルナーがギリギリで折り返したボールに合わせたのはマネ!

ロバートソンの精度の高いキックとミルナーの執念も素晴らしいですが、マネは相変わらずムリがききますね。笑

すごい体勢で合わせていましたからね。

2-0とし前半を折り返します。

 

セカンドハーフ ~マネ再び~

セカンドハーフもリバプールの支配は変わらず。

ウェストハムは選手を入れ替えますが、変化を加えることはできません。

逆にリバプールが追加点を挙げ圧勝のムードが漂ってきます。

後半にも2ゴールを挙げたリバプール。

開始早々の53分。

中央でフィルミーノが細かいタッチのドリブルでDFを引きつけ、マネへラストパス。

オフサイド気味に見えたものの旗は上がらず。

容赦ないマネの一撃で3点差。

そして終了間際にピッチに投入されたスタリッジがCKのこぼれ球を押し込みダメ押しの4点目。

スタリッジは投入されて10秒でゴールを決めてしまいました。

4-0の危なげない試合運びで開幕戦白星スタートです。

 

総括 ~昨シーズンのチームをベースにさらなる上積み、オプションが増えた~

 

 

 前日までにビッククラブが軒並み勝ち点3を挙げるなかリバプールもそれに次いでしっかり勝利を収めました。

取るべき選手がしっかりゴールを挙げ、それぞれが自分の役割をしっかりこなし、完璧に近い試合展開でした。

 

マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのはナビ・ケイタ。

プレミアデビュー戦でいきなり結果を残しましたね。

先制点の場面もそうですが、中盤からドリブルで運びながら決定的なパスも出せる、現代的攻撃MFの鑑のような選手。

 特にブロックをしっかり組んで守ってくる下位クラブに手こずることの多いリバプールにおいて、密集地帯でもなんなく入り込んでいける彼の存在は大きいところ。

24分にも細かいドリブルでボックス内に侵入するシーンもありましたが、このプレーはほかの中盤の選手にはできないケイタらしいプレーでした。

 

また個人的に印象に残ったのはミルナーとロバートソンの2人でした。

みなさんロボがいくらでリバプールにきたか覚えていますか?笑

いまやプレミアでも随一の左SBの選手がたったの12億です。

これはほんとにバーゲンセールでしたし、クロップを始めスカウト陣にはよくぞ連れてきたと称賛しなければなりません。

前半の2ゴールは彼の機械のように精密なクロスから生まれていますし、マネやケイタとの連携も抜群。

守備でも粘り強く簡単に抜かれたりしませんし、ビルドアップもできます。

現在24歳のロボはまだまだ成長段階。

今シーズンでプレミアナンバー1の左SBになれるかもしれません。

 

そしてミルナー。

15針縫うケガもなんのその。

この試合でも球際では誰よりも厳しくいっていましたし、90分通して1秒もサボりません。

クロップ政権4年目を迎え、チーム全員がトランジションの速さを身につけてきましたが、その中でもミルナーは速すぎです!笑

考えるより身体が先に動くのでしょう。

ボールを取られたと思ったら光速でミルナーが現れますし、前の選手がプレスに行ったとき必ず第2、第3の矢として押し上げます。

さらに一度抜かれたり、パスを出されてもゾンビのように追い回す。笑

それをすずしい顔でやっているのだから末恐ろしい。

彼には年齢というハンデはないみたいですね。

加えてアシストもできるとなると、ますます外せないですね。

 

とはいえ、この試合においては出場した全ての選手が良いところを見せてくれました。

新シーズン開幕にふさわしい1戦。

このまま連勝街道をつき進んでいきましょう!

 

 

今シーズンの日程と結果はこちら→リバプール 試合日程18/19シーズン