リバプールどっとこむ

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CL第1戦 リバプール対パリ・サンジェルマン

スタリッジ復活!

フィルミーノ劇的!

シーゾーゲームはリバプールが制す!

 

欧州開幕!

CLが帰ってきました。

死のグループと呼ばれる、グループCに入ったリバプールはパリとナポリと決勝トーナメント進出を争います。

記念すべきファーストゲームはホームでのパリ戦。

このグループでは最強とも呼ばれるフランス王者に対して、リバプールは勝ち点を奪えるでしょうか?

最高のテンションのアンフィールドでリバプールの欧州開幕です!

 

スターティングイレブン ~スタリッジ参上~

 

スパーズ戦からの変更は2箇所。

ケイタに変わりヘンダーソンが入ったのと、ヴェルトンゲンの平手打ちを目に喰らってしまったフィルミーノに変わって、スタリッジの登場です。

フィルミーノのアクシデントとはいえ、スタリッジには大チャンス。

プレシーズン絶好調だった彼のゴールに期待したいところ。

 

対するパリもベストメンバー。

こちらも欧州屈指の3トップ、ネイマール、カバーニ、ムバッペです。

中盤にディ・マリア、ラビオ、マルキーニョスと豊富な運動量を要する3人を配置。

この中盤の攻防をどちらが制すのか?試合の行方を左右する大きなポイントになりそうです。

 

ファーストハーフ ~リバプールが圧倒~

立ち上がりから猛攻を仕掛けたのはリバプールでした。

ブロックを作るパリに対して早いパス回しで左右に揺さぶり、一気にゴール前になだれ込みます。

何度もCKを獲得し、様々なパターンで攻め込むリバプールですが、なかなか先制点を奪えません。

すると徐々にネイマールを中心にパリのカウンターが冴え渡り始めますが、ゴメス、ファン・ダイク、アリソンを中心になんとか耐えしのぎます。

流れがパリに傾きかけた30分。スタメンに抜擢されたスタリッジが魅せます。

右からのクロスが左に流れ、ロバートソンがダイレクトで再びクロスを上げます。

チアゴ・シウヴァとキンペンべの間にスッと入ったスタリッジが完璧なヘディングシュートをネットに叩き込みます。

 

スタリッジお見事!

ロバートソンのクロスも完璧でしたが、スタリッジのポジショニングもまたクレバーでした。

これで勢いに乗るリバプールはさらに前からプレスを仕掛け畳み掛けます。

5分後、ボックス内で粘ったワイナルドゥムがベルナトに引っ掛けられPKをゲット。

このPKをミルナーが落ち着いて右隅に叩き込みあっという間にリードを2点に広げます。

完全にイケイケムードのリバプールですが、パリは甘くはありませんでした。

前半を2-0で折り返したかったところですが、40分にディ・マリアのクロスの流れをムニエに鮮やかなボレーを打たれ1点返されてしまいました。

 

リードは1点になってしまいましたが、落ち着いてセカンドハーフに臨みたいところ。

 

セカンドハーフ ~サラー痛恨もフィルミーノが決める~

前半とは打って変わって試合はスピードダウン。

ビハインドを背負うパリは落ち着いています。

しかし57分、ワイナルドゥムのミドルがDFに当たりコースが変わるとボールはスタリッジのもとへ。

トラップが流れたもののなんとかシュートまで持っていきましたが、アレオラがセーブ。

すぐさまサラーが押し込みネットを揺らしますが、スタリッジがアレオラへのファールを取られゴールは取り消し。

その後追加点を奪えそうで奪えない展開が続くと、徐々にパリのカウンターが牙を剥き始めます。

リバプールはしっかり対処できていたので、このまま逃げ切りたいところでしたが、サラーのパスミスから失点をしてしまいます。

リバプールのカウンターが発動したところでサラーの弱い横パスをパリにかっさらわれネイマールが一気に加速。

併走していたムバッペにボールを渡すと、フランスを世界王者に導いた男の容赦ない一撃がネットに突き刺さります。

2-2同点。

ここまでパスミスが目立っていたサラーは最後の最後に大きなツケを払わされてしまいました。

このまま勝ち点1かと思われたロスタイム、途中出場のフィルミーノがやってくれました。

ミルナーがパリのカウンターを素早い出足でブロックするとゴメス→ダイク→フィルミーノと繋がりボックス右で華麗なシュートフェイントで右足に持ち替えたフィルミーノの鮮やかなシュートがネットに吸い込まれます。

 

土壇場で勝ち越したリバプールが3-2で初戦を制しました。

 

 

総括 ~パリ相手に文句なしの試合~

 

グループCの大本命相手に勝ち点3をゲット。

打ち合いが予想された試合は、その通りに5ゴールが生まれましたが、最後に競り勝ったのはリバプールです。

スタリッジが完全復活し、ワイナルドゥムはさらに調子を上げ、ミルナーは疲れ知らずで左右の攻撃に顔を出し、フィルミーノは途中出場から決勝点をマーク。

守ってはネイマールとムバッペ相手にアーノルドとロバートソンは全く引けを取らない素晴らしいディフェンス。

解説のベン・メイブリーさんの言うとおり”妥当な結果”と言えるのではないでしょうか。

サラーの不調がやや気になりましたが、ガチガチのマークを受けるサラーはやりづらかったはず。

サラーには大きな期待がかかっているのも事実ですが、今のリバプールはサラーだけのチームではありません。

全員で支えてあげれば再び量産体制に入れるでしょう。

 

ナポリがまさかの勝ち点1となりリバプールがさっそく首位に立ちました。

CLの次戦はアウェーのナポリ。

ここでも勝利を挙げ、一気に決勝トーナメントに王手をかけましょう!

 

欧州のリバプールは強い!

あらためて全世界に知らしめた最高のゲームでした。

 

 今シーズンの試合結果と日程はこちら→リバプール 試合日程18/19シーズン