白熱のマージーサイドとノースロンドン
マンチェスターは明暗クッキリ
PL第14節試合結果まとめ
プレミアリーグ第14節
ここからは年末年始に向けて慌ただしいプレミアリーグです。
ミッドウィークにはさっそく第15節が行われ、週末には第16節です。
この過密日程を乗り切るには文字通りチーム力が問われます。
現在無敗はシティとリバプールの2チーム。
それに続くチェルシー、スパーズ、アーセナル。
この年末年始をどう乗り切るかが、今シーズンの順位を大きく左右するでしょう。
それでは14節を振り返ります。
今節は目玉のダービーマッチが2試合開催された熱い週末。
上位の並びにも変化が起きました。
第14節 全試合結果
What a weekend! #PL pic.twitter.com/Ar1u9uLmbF
— Premier League (@premierleague) December 2, 2018
カーディフ 2-1 ウルブス
マンチェスター・シティ 3-1 ボーンマス
レスター 2-1 ワトフォード
クリスタルパレス 2-0 バーンリー
ニューカッスル 0-3 ウェストハム
ハダースフィールド 1-2 ブライトン
サウサンプトン 2-2 マンチェスター・ユナイテッド
チェルシー 2-0 フラム
アーセナル 4-2 トッテナム
リバプール 1-0 エヴァートン
大注目のダービー。
ノースロンドンはホームのアーセナルが獲りました。
超ハイテンションのエミレーツのサポーターに押され、立ち上がりからアーセナルが怒涛の攻撃を展開。
さっそく10分にヴェルトンゲンが不用意なPKを与えると、リーグトップスコアラーのオーバメヤンがきっちり決めて先制。
しかし、スパーズが30分、34分に立て続けにネットを揺らしあっという間に逆転。
後半頭からラムジーとラカゼットを投入すると、エメリ采配がズバリ的中。
56分にラムジーの横パスを受けたオーバメヤンが鮮やかなミドルがを決めるて同点に追いつくと、74分にショートカウンターからラカゼットの左足シュートはダイアーにあたってコースが変わり左隅に吸い込まれ再逆転。
仕上げは77分にオーバメヤンのスルーパスに抜け出したトレイラが強烈なシュートを蹴り込み勝負あり。
4-2の乱打戦を制しました。
直後のマージーサイドはご存知のとおり。
90+6分にオリギの執念のゴールでぎりぎり勝ち点3をゲットしました。
ほかの上位陣に目を向けると、
シティはなんなくボーンマスに勝利。
チェルシーもフラムとのロンドンダービーを2-0で完封。
もはやビッグ6の地位が怪しくなってきたユナイテッドは、サウサンプトンに2点を先制されますが、すぐに2点を返して同点。
前半に4ゴールが生まれましたが、後半はネットが揺れずそのまま試合終了。
降格圏間近のパレスとバーンリーの1戦はホームのパレスが制しました。
18位のカーディフは好調ウルブスを2-1で逆転勝利。
ニューカッスルはホームでウェストハムに0-3の大敗で、久しぶりの黒星です。
順位表
シティとの差は変わらず2ポイントのまま。
しかし今節シティは失点をしたので、リバプールが失点5でリーグ最少失点のチームに。
ちょっと信じられないですね笑
ノースロンドンダービーを制したアーセナルがスパーズの上に。
フラムに勝ったチェルシーは3位に戻りました。
スパーズはCL圏外に。
引き分けたユナイテッドは7位のままですが、5位スパーズまではすでに8ポイントの差がついてしまいました。
これはCL権をとるのは絶望的なポイント差になってきました。
むしろ気にするのは後ろの方で、レスターとは1ポイント差、続くボーンマス、ワトフォードとは2ポイント差です。
不調が続けばトップ10からも外れる可能性があります。
勝利したカーディフは降格圏を脱出。代わりにバーンリーが18位に転落。
ニューカッスルは1回負けただけで再び降格圏とのポイント差がたったの3ポイントに。
あいかわらず下の争いも熾烈です。
第15節 注目カード
• NEXT MATCH •
— Manchester United (@ManUnitedWorld) December 3, 2018
United (7th) vs Arsenal (4th)
WLDWD vs DDWWW
Big game. Need a good performance. Will we get it though?! 🔴⚪️⚫️ pic.twitter.com/Ugg6Fp7ETI
第15節はミッドウィーク開催です。
注目カードはユナイテッド対アーセナルのビッグゲーム。
スパーズを叩いて勢いに乗るアーセナルはユナイテッドも叩けるでしょうか。
ユナイテッドはこのゲームにも負けてしまうと、またモウリーニョの去就が騒がれるのではないでしょうか。
黒星となれば、ELの出場権確保が最大の目標になりかねません。
ユナイテッドがどんな戦い方をするのか注目です。
シティはアウェーでワトフォード、チェルシーはアウェーでウルブスと両チームとも厄介な相手とアウェーで戦います。
これは万が一ということもありそうですね。
しかも両チームは週末の第16節で激突します。
それを考慮してメンバーをどうするのか、その辺も見所です。
リバプールはバーンリーとのアウェーゲーム。
近年バーンリーは内弁慶と呼ばれホームでめっぽう強いイメージがありましたが、現在は19位に沈む降格圏のチーム。
リバプールとしては多少のメンバー変更も行いつつ、勝利ができればベストですね。
ケイタをスタートから見たいですね。
バーンリー戦は4日(木)の早朝04:45のキックオフです。
仕事前の朝なんだから、スカッとする試合をお願いします。