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プレミアリーグ 第14節 リバプール対エヴァートン

通算232回目

熱狂のマージーサイド

やったぜオリギ

 マージーサイドダービー

 

すいません。

ライブで観ませんでした。

さすがに仕事前だったので守りに入ってしまいました。

とはいえ、前半なんかを見る限り観なくて正解だったかも、なんて思ってました。

ほんとにすいません。

 

通算232回目を迎えたマージーサイドダービー。

舞台はアンフィールド。

ここまで無敗のリバプールと、6位まで上がってきたエヴァートン。

力ではリバプールの方が上ですが、ミッドウィークの大一番PSG戦の敗退のショックを考えれば、勢いではエヴァートンか。

前日にシティが勝利をしているだけに、ダービーといえどしっかり首位チームには付いていきたいところ。

 

スターティングイレブン

 

ヘンダーソンを出場停止で欠くなか、ケイタにもそろそろ出番が来るかなと思っていましたが、スタメンに名を連ねたのはファビーニョでした

さらにミルナーもベンチスタート。

クロップはシャキリをいれて攻撃的な布陣を送り出します。

最終ラインにはアーノルドが戻ってきました。

GKはアリソン、DFラインはアーノルド、ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン。

中盤はワイナルドゥムとファビーニョの2ボランチでしょう。

フィルミーノトップ下の左からマネ、サラー、シャキリのアタッカーです。

 

エヴァートンは最前線に売り出し中のリシャルリソン。

トップ下にはシグルズソン、サイドにはウォルコット。

ボランチにはゲイェ、アンドレ・ゴメス。

最終ラインにはミナにマイケル・キーン。

GKはピックフォード。

いいメンツが揃っています。

 

ファーストハーフ

 

チャンスは作っていました。

マネやシャキリに決定機がありましたが決めきれず。

サラーにもシュートチャンスがありましたが、軸足に当ててしまうらしくないミス。

前半のハイライトは21分。

ベルナルジからのクロスをファーサイドで折り返したのはウォルコット。

中で待っていたアンドレ・ゴメスがゴール目の前でヘディングをしますが、アリソンが驚愕のスーパーセーブ。

さらにラインを越えそうだったこぼれ球をギリギリのところでゴメスが掻き出しました。

執念でゴールを守りきったリバプールは、このプレーが一つのターニングポイントでした。

 

結局前半は0-0で終了。

 

セカンドハーフ

 

後半に入るとリバプールはなかなかシュートまで持っていけるシーンがありません。

攻めに工夫の見られないリバプール。

ゴールが奪えないと単調な攻撃になってしまうのが今シーズンのリバプールです。

この状況を受けて、クロップはこの日も早めの交代カードを切っていきます。

71分にシャキリを下げてケイタ。

75分にはエースのサラーを下げてスタリッジ。

2試合連続途中から投入されたケイタは結果を残すことができるでしょうか?

そして久しぶりの出場のスタリッジも、またヒーローとなれるでしょうか。

2人が投入されたあとも、チャンスを作ることはできません。

クロップは最後のカードにオリギを選びました。

84分フィルミーノと代わったオリギは今季リーグ戦初出場です。

 

残り時間はわずか。

アディショナルタイムにはいり、パワープレーでダイクが前線に残ります。

そしてラストプレーの90分+6。

ハーフライン付近のセットプレーです。

アリソンがアーノルドにキックを促し、アーノルドが放り込みますが、弾かれます。

落下点にいたダイクがボレーを狙いますがこれはミスキック。

万事休すかと思われましたが、変な回転のかかったボールはラインを割らずゴール上空からふらふらと落下してきます。

このボールをピックフォードがファンブルすると、そこに詰めていたのはオリギでした。

無人のゴールに押し込みついにゴールをこじ開けました!

喜びを爆発させたクロップがピッチでアリソンと抱き合っています。

 

1-0。

試合終了。

最後まで諦めなかったオリギがヒーローになりました。

 

総括

 

まさかこのタイミングでオリギがヒーローになるとは思いませんでした。

思えばオリギはクロップ就任当初はストライカーのファーストチョイスとしてメキメキ成長していましたが、3シーズン前のマージーサイドダービーでフネス・モリによって重傷を負わされ、そこから彼のキャリアは停滞してしまいました。

リバプールでの居場所を失い、昨シーズンはローンにも出されました。

この夏は放出の噂もありましたが、残留。

よくここまで腐らずにやってきてくれました。

クロップもオリギにはしばらく頭が上がりませんね。

正直打ち手がなかったように思えましたから。

 

なんとかシティに離されずに済みましたが、アタッカー陣はなんか暗いトンネルに入ってしまったような感じで、手詰まり感が充満していますね。

まぁ決定機を作っていないわけではないのですが、歯車が噛み合っていないというかなんというか。

サラーもいつまでも得点王気分でいると足元をすくわれるかもしれませんね。

 

反対にDF陣はあっぱれの一言。

アリソンスーパーセーブに、ゴメスは執念のクリア。

ロバートソンも疲れ知らずですし、後ろがここまで安定しているからこその今の順位です。

これで今シーズンのリーグ戦のホームゲームは7試合で6つ目のクリーンシート。

この守備が崩れない限りは、リバプールは取りこぼしをしないでしょう。

 

さぁここからは連戦です。

ミッドウィークにはバーンリー戦がすぐにあります。

クロップの選手選考も含めて、楽しみにしましょう。

 

 

今シーズンの試合結果と日程はこちら→リバプール 試合日程18/19シーズン