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ICC第3戦 マンチェスター・ユナイテッド戦

シャキリ鮮烈デビュー!

苦手のユナイテッドに4発快勝

マンチェスター・ユナイテッド戦レビュー

 

ICCは3戦全勝

いやー朝からテンション上がりまくる試合でしたね。

ICC第3戦、マンチェスター・ユナイテッド戦は4-1でリヴァプールが勝利!

例によってユナイテッドは主力のほとんどがいなかったということもありますが、モウリーニョとはずっと相性が悪かったため、プレシーズンとはいえギャフンと言わせてやりたかったので満足です。

この試合でリバプールデビューを飾ったシャキリは度肝を抜くバイシクルでコップにご挨拶。

開幕に向けて視界は良好です。

 

ファーストハーフ ~マネとサラーについて来れるか?~

まずはスタメンから見ていきましょう。

GKグラバラ

DFは右からカマーチョ、ファン・ダイク、クラヴァン、モレノ

アンカーにファビーニョ、その前にミルナーとララーナ

前線にサラー、ソランケ、マネです。

 

今日はスタリッジとサラー、マネの組み合わせを期待していたのですが残念ながらスタリッジはベンチからとなりました。

またケイタもこの試合には結局間に合わず。

 

対するユナイテッドは前の試合のシティ同様主力の大半を欠いた状態となっています。

よく聞く名前はアレクシス・サンチェスとフアン・マタ、エリック・バイリーくらいでしょうか。

当然若手中心のユナイテッド相手ですからリバプールがボールを支配する展開に。

今日もマネとサラーは別格です。特にマネは相当コンディションが良いのではないでしょうか?

ワールドカップの時は、いつものマネじゃなかったなーと早期敗退であまりインパクトを残せませんでしたが、やはりリバプールのプレースタイルが合っているんですかね。

個人打開力がいつにもまして鋭く磨きがかかっています。

またこの試合で左のインサイドに入ったララーナとの関係も抜群で、ボールをもらいに下がったマネのスペースにララーナが抜け出すという流動的なポジションチェンジを何度も繰り返し、そこにモレノも絡んでユナイテッド守備陣を困惑させていました。

反対のサイドはというとサラーはもちろん、SBのカマーチョがほんとにキレのある突破と正確な高速クロスでチャンスを演出。

こちらもサラーの個だけに頼らない良い攻撃が展開されていました。

 

またこの前半で印象に残ったのはファビーニョとミルナーも頻繁にポジションを入れ替えているなということです。

ファビーニョが今までの試合と比べて、前線に顔を出すシーンがかなり増えていました。

ミルナーもアンカーのポジションでビルドアップするシーンも相当見られましたし、クロップの指示でしょうか?

近年のサッカーはもはやフォーメーションの配列に当てはめることが難しいほど、ピッチ上では選手が流動的に動いていますし、一人の選手に二つのポジションのタスクを与え攻撃と守備でシステムを変える「可変システム」なる戦略も一般化してきました。

昨シーズンはマネ、サラー、フィルミーノの3人が前線で横のポジションチェンジを繰り返し相手DF陣を翻弄していましたが、今シーズンはさらにここにララーナそしてナビ・ケイタが絡んで縦のポジションチェンジも加わることになるとすれば、ピッチ上はまさにカオス。

DFは誰をマークすればいいのか、どこまで追いかければいいのか判断することができず、守備ブロックをズタズタにすることができるかもしれません。

クロップ就任当初はまずは走って走って走りまくるサッカーからスタートしましたが、シーズンを重ねるごとにどんどん進化していきますね。

 

そんなクロップのサッカーもマネとサラーというスペシャルなふたりがいてこそ。

異次元のこのふたりと同じ絵が描けなければ、ソランケやイングス、オリギ、そしてここまで絶好調のスタリッジでもスタメンを得ることはできないでしょう。

この前半でララーナはそれを見せてくれました。

しかしソランケはまだまだ追いつけていないといった感じ。

伸びしろたっぷりのソランケにはこれからさらに期待したいところです。

 

前半の得点経過としてはサラーが得たPKをマネが沈めて先制。

しかしその直後にアンドレアス・ペレイラに見事なFKを決められ同点にされ1-1で折り返しています。

前の試合に続いてこの試合でもPKキッカーはマネでした。

ここまでPKといえばずっとミルナーでしたが、新シーズンからはマネが固定になりそうですね。

なんとなくミルナーの方が安心感はあるんですけどね。笑

 

セカンドハーフ ~シャキリデビュー戦は圧巻のバイシクル~

後半のピッチにはついにこの男。ジェルダン・シャキリの登場です。

後半頭から起用してくれるとは、ワクワクしますね。

シャキリの他にはGKケレハー、CBフィリップス、前線にウッドバーンとオジョが入っています。

シャキリのポジションはトップ下でしょうか?

とはいえ右に左に前に後ろにかなり自由にポジショニングをしています。

まずはシャキリのプレーを見て良いなと感じたことはボールの受け方、球離れの良さ、効果的なフリーランニング、といったところ。

そして60分すぎにスタリッジらが投入されると、さらにギアを上げます。

スタリッジ、グルイッチ、チリベジャ、ジョーンズ、ジョー・ゴメス、ロバートソンが投入された直後でした。

ゴール前でボールを受けたシャキリが粘ってスタリッジに落とすと、スタリッジは右足で確実にフィニッシュ。

交代後のファーストタッチで勝ち越しに成功。さすがの決定力です。

さらに74分、ロバートソンが果敢に飛び出したところに足がかかりPKをゲット。

これをオジョが決めて3-1。

そして82分。ウッドバーンのクロスに超絶バイシクルを決めたのはシャキリです。

こんなものを見せられたらそら早朝から叫びますよ。笑

 

シャキリのバイシクルといえば、2年前のユーロでも凄まじいのを決めていましたが、これ完全に一致ですね。笑

 

 

結果4-1でリヴァプールが完勝。

シャキリの加入で4-2-3-1も視野に入るほどの圧巻のプレーぶり。

いやークロップの補強完璧すぎだなー。(まだ開幕すらしてないけど…笑)

 

とにもかくにもこんなに毎試合毎試合ポジティブな要素が出てくるなんて異常事態です!

選手のコメントやチームの雰囲気を見ていると、タイトルを絶対に勝ち獲りたいという気持ちを全面に感じます!

 

今季はやってくれる…やってくれるぞ!!

楽しい一年になりそうだ!笑