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ICC 第一戦 ボルシア・ドルトムント戦

マティプ、またか、、、

ケイタ圧巻!

ICC ドルトムント戦レビュー

 

リバプールのICCスタート!

アメリカに渡ったリバプールの最初の試合はクロップの古巣、ドルトムントとの一戦です。

ワールドカップ組のサラー、マネ、グルイッチもチームには合流してはいますが練習は全くしていませんので、この試合での起用は無いみたいです。

またワイナルドゥムもトラブル?があったようでこの試合は欠場のようです。

ICCではリバプールは3試合が予定されており、ドルトムントとの試合のあとは、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドとの試合が予定されています。

プレミア開幕まで一ヶ月を切っていますので、徐々に実戦モードに切り替えていきたいですね。

 

ファーストハーフ ~ファン・ダイク強烈ヘッドで先制~

この試合も前半と後半でメンバーはほとんど入れ替えました。

まずはスタートの11人ですが

GKカリウス

ディフェンスは右からクライン、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン

アンカーにファビーニョ、その前にララーナとカーティス・ジョーンズ

前線は右からカマーチョ、オリギ、マルコヴィッチです。

やはりシステムは4-3-3になっており、今シーズンもこの並びが基本になりそうですね。

 

ここまでプレシーズンでは下のリーグのチームとの試合が続きましたが、ここからは欧州トップレベルのチームとの試合が続きます。

プレシーズンとはいえ、今までとは違いより実戦的な試合が見れることでしょう。

 

立ち上がりからボールを支配しているのはリバプールです。

運動量の多さ、出足の良さ、球際の激しさ、どれをとってもリバプールが上回っており、開幕に向けて個々の選手のコンディションがしっかり上がってきているのが伺えます。

しかし22分。リバプールにアクシデント。プレシーズンで一番避けたいケガ人が出てしまいました。

静かにピッチを後にしたのはマティプです。

激しいコンタクトなどはなかったように見えますので、厄介な筋肉系のトラブルのようです。

代わりにジョー・ゴメスが入ります。

その3分後。コーナーキックから先制点が生まれます。

25分、ショートコーナーからロバートソンがクロスを送ると、ゴール前でどフリーになっていたファン・ダイクが容赦のないヘディングを叩き込みます。

この先制点でさらに試合を支配するリバプール。

ララーナは変わらず好調ですし、ロバートソン、クラインの両サイドバックも効果的な攻め上がりで攻撃に厚みを加えます。

またこの試合でもウイングのポジションに入ったカマーチョもキレのいいドリブルを持っていますね。

その後追加点を奪うことはできませんでしたが、内容はすごく良かったですね。

ただオリギはいい所を見せることはできませんでしたね。

 

セカンドハーフ ~3失点もアグレッシブな内容は◎~

後半はメンバーがガラリと変わります。

GKカリウスは変わらず。

ディフェンスは右からクライン、ジョー・ゴメス、クラヴァン、モレノ

アンカーにミルナー、その前にケイタとウッドバーン

前線は右からオジョ、スタリッジ、ソランケです。

ハーフタイムで8人が変わり、さらに60分にクラインが下がりフィリップスが投入されています。

過密日程ではありますが少しずつ出場時間も伸ばしていきたいですね。

クラインも昨シーズンはケガでほとんど試合に出ていませんから、感覚をしっかり戻していってほしいですね。

 

後半もコンディションはみんないいようで、公式戦並みの激しいプレスが見れました。

クロップ政権も4シーズン目を迎えますので、控えも含め全員が共通意識を持ってプレスにいけているのが成長を感じますね。

 

そんなかでも一際輝いていたのはナビ・ケイタでしたね。

ケイタもずっとリバプールにいたんじゃないかと思うくらいチームに溶け込んでいます。

やはりライプツィヒという走るサッカーを施行するチームから来た選手はフィットが早いですね。

ケイタは試合ごとに良くなっており、プレスにボール奪取、個人技、スルーパスとホントに一人でなんでもやってしまいます。

中盤からの大胆なドリブルは局面を打開してくれる貴重な武器ですし、この選手は末恐ろしいですね。

 

またスタリッジも頭一つ抜けていた感じがします。

彼のテクニックはやはりレベルがひとつ違いますね。

身体も相当キレている印象を受けたので、このまま行けば合流の遅れるフィルミーノに変わって開幕戦のスタメンでしょう。

新シーズンのスタリッジには期待をせざるを得ません。

お決まりの筋肉系のトラブルを起こさず、フィットネスを良い状態に保てればフィルミーノとポジション争いになるのではないでしょうか。

 

そして個人的にもうひとつ思ったのは、新シーズンはジョー・ゴメスをCBで固定してほしいな、ということ。

彼のパスセンスはCBで活かすべきです。

しっかりブロックを作って守っていたドルトムントに対しても針の穴を通すような楔を何度も入れていました。

アーノルドが戻ってくれば右SBはクラインと二人で回せるので、マティプもケガがちなことですので、ファン・ダイクのとなりで成長させるのもいいと思います。

守備の部分はまだまだ改善の余地があるとは思いますが、この先を考えてもジョー・ゴメスはしっかり育てていってほしいです。

 

さて試合の展開的には、前半以上に決定機を作っていましたが、終わってみれば3失点で逆転負け。笑

1点目は微妙な判定のPK。

その後1-1で試合は推移しますが、終了間際にカウンターから2失点目をくらい、ロスタイムにさらにダメ押しを食らってしまいました。

3点全てに19歳アメリカ代表のプリシッチが絡んでいました。

クロップも目をつけていると言われているプリシッチは、今後リバプールに来ることはあるのでしょうか?

もし獲得を狙うとしたら、とんでもない金額がかかることは確実でしょう。

 

プレシーズンですから結果はそこまで気にする必要はないですが、ちょっと3失点はいただけないですね。

気になったのは左サイドの守備。モレノの1対1もそうですが、この試合で左に入ったソランケも守備時のポジショニングが曖昧だったりするシーンが見られましたので、その辺を改善しないとスタメンには割っては入れないなと思いました。

もちろんソランケは本来のポジションではないかもしれませんが、マネやフィルミーノを見てもわかるとおりアタッカーでもしっかり守備ができなければポジションは勝ち取れません。

そしてそれは何もリバプールに限った事ではなく、ヨーロッパのビッククラブを見ても守備のできるアタッカーは重宝されています。

細かい部分ではありますが、そういったところもこれからどんどん改善していってほしいですね。

 

終盤に立て続けに失点を喰らい後味の悪い試合になってしまいましたが、内容はここまでのプレシーズンでベストだったと思います。

ここにサラー、マネ、シャキリらが入ったとき一体どんなサッカーを見せてくれるのか?

今シーズンリバプールは昨シーズンを上回るチームになってくれることでしょう。

 

次の試合は7/26(木)09:05~マンチェスター・シティとの試合が予定されています。