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ICC 第2戦 マンチェスター・シティ戦

これぞマネ!これぞサラー!

役者の2ゴールで逆転のリバプール

マンチェスター・シティ戦レビュー

 

第2戦はマンチェスター・シティ戦

ドルトムント戦から中三日で迎える、ICC第2戦のマンチェスター・シティ戦。

なかなかの過密日程の中、開幕に向けてしっかりコンディションを高め、連携を深めていきたいところですね。

さてリバプールはこのゲームからUSAツアーから合流したサラー、マネ、グルイッチが起用されます。

またドルトムント戦では出場機会のなかったワイナルドゥムも復帰。

逆に首の痛みをうったえていたケイタは大事を取ってベンチ外となっております。

 

スターティングイレブン ~チーム作りには大きな差!?~

 

ではではさっそくファーストハーフから振り返っていきますが、まずはスタメンから。

GKはカリウス

DFは右からクライン、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン

アンカーにファビーニョ、その前にミルナーとワイナルドゥム

前線は右からララーナ、スタリッジ、カーティス・ジョーンズです。

 

対するマンチェスター・シティですが、、、えーっと、、、知っているのはGKブラーボと新加入のマフレズくらいですかね、笑

こう見るとリバプールは主力がだいぶ戻ってきているのがホントに大きいなと感じます。

選手としてはもちろんワールドカップなどは国を背負って戦うわけですから、一つでも上に勝ち進んでトロフィーを勝ち取りたいと思っているはずですが、ビッククラブの監督としては悩ましいところでもありますね。

シティはこれではチーム作りどころではありませんからね。

そう考えるとトッテナムも主力の多くはそのままイングランド代表の主力でしたし守備の要もそれぞれベルギー代表とフランス代表です。

ユナイテッドもルカクやポグバ、デ・ヘア、フェライニ、リンガード、ヤングとセンターラインを中心に主力は決勝トーナメントを勝ち上がっています。

さらにチェルシーとアーセナルに目を向ければ、両チームとも新監督を迎えチームの再構築を始めたところです。チェルシーに至っては主力の移籍問題が全く解決していない状況です。

リバプールも未だフィルミーノ、ロヴレン、ヘンダーソン、アーノルドと昨シーズンの主力メンバーが帰ってきてはいないものの、

右SBはクラインが復活していますし、アンカーにはファビーニョを補強。CBも昨シーズン結果を残したジョー・ゴメスもいますし。マティプも開幕には間に合う予定となっており、さすがにフィルミーノの代わりはいませんが新シーズンはまずはスタリッジがやってくれるでしょう。

こう見るとリバプールは上位陣の中でもチーム作りという点では、ライバルクラブよりも2歩も3歩も先を進んでいる感じがします。

これは開幕からまずはスタートダッシュを決めたいところですね!

 

ファーストハーフ ~ウイングにはやっぱりスピードスターがほしいな~

 

話を試合に戻しましょう。

先に結果を書けば0-0で折り返すことになった前半。

全体的に各選手の動きが鈍かったのかなと感じました。

過密日程ということもありますし、ピッチのコンディションもあまり良くありませんでしたからね。

とはいえ、若手中心のシティがやっぱりペップのチームだなと感じさせるところがあり、やや苦戦したのかなといった感じです。

前線からのハイプレスと狭いゾーンでの細かいボール回しなど、要所要所テクニックの高さやインテンシティの高さを感じました。

こういうペップのようなチーム相手にはスピードのある選手が裏に抜けるスペースがあるのですが、前半に関しては両ウイングに入ったのがララーナとジョーンズでしたので裏のスペースを使うことはできませんでした。

ララーナとジョーンズ両者に言えることですが、この2人はやっぱりインサイドでの起用の方が輝きますね。

またこの前半に関してはここまで好調のスタリッジもあまり見せ場を作ることができていませんでした。

スタリッジはSASの時を見ても、1人でゴールを奪えるスアレスとは違い、周りにいかされてこそ本領を発揮するタイプなので、プレシーズンで言えばケイタのような相棒がいたほうが輝きますね。

そういった点では前半のメンバーではララーナがその役割を担える選手でしたが、サイドのポジションだったので、連携で中央を崩すというシーンはほとんど見られませんでした。

最終ラインに関しては、まずはこれが開幕戦の並びではないでしょうか?

ジョー・ゴメスとファン・ダイクのCBコンビが開幕までにどこまで強固な壁を作ってくれるのか。

残り日数は少ないですが、しっかり連携を深めていってほしいですね。

 

全体を通しては、リバプールが支配していたものの、ファイナルサードでのひらめきが足りなかったかなといった感じです。

 

セカンドハーフ ~やっぱり格が違う~

 

ここまでの試合同様リバプールはハーフタイムで多くの選手を入れ替えました。

ケレハー、クラヴァン、ウッドバーン、ソランケ、そしてマネが登場。

さらに60分にモレノ、カマーチョ、グルイッチ、サラーを投入。

マネとサラーの登場で試合は完全にリバプールのものとなります。

57分にシティのレロイ・サネに先制点を許してしまいますが、60分に投入されたカマーチョのクロスに、これまた投入直後のサラーが反応しヘッドで同点。

そのあとも前半なかなか崩せなかったシティのブロックを、マネとサラーはズタズタにしていきます。

言わずもがな、やっぱりこの2人はちょっと異次元ですね。笑

マネ→サラーで決定機を作ったと思ったら、今度はサラー→マネで決定機を作る。

2人だけで崩しとフィニッシュをやってしまうあたり、新シーズンも非常に楽しみですし、コンディションもすごく良さそうですね。

ここにフィルミーノですか。ほんとに恐ろしいフロントスリーですね。笑

さらにケイタやララーナまで絡んできたら、対戦相手は恐怖でしかないですね。

願わくば新シーズンはスタリッジもこの中に加わって欲しいと思います。

試合展開としてはマネが決定機を何度か外してしまい1-1のまま推移しますが、アディショナルタイムにソランケがPKを獲得。

これをマネが決めて逆転。ゴール後、自身の背中を指差すパフォーマンスをしていましたが、マネの10番は似合いますね!

リバプールの10番を背負うのにふさわしい選手だと思います。

 

後半に関しては、マネとサラーの圧巻のパフォーマンスばかりが目立ちますが、右SBに入ったカマーチョはドリブルがキレキレで一対一で積極的に仕掛けてクロスを上げていましたし、ウッドバーンのハードワークも光っていましたし、GKのケレハーもグッドセーブを見せるなど若手も良いプレーを見せていてクロップ監督にアピールできたのではないでしょうか。

とはいえマネ、サラーは圧巻。

次の試合ではこの2人とスタリッジやケイタの絡みも見てみたいですね!

さらにシャキリもそろそろデビューでしょうか?

ワクワクしますね!

 

ICC第3戦のユナイテッド戦は日曜日の朝06:05キックオフを予定しています。

早起きしなきゃ!