リバプールどっとこむ

リバプールのあんなことや、そんなことを楽しく発信中

スポンサーリンク

プレシーズンマッチ ブラックバーン・ローヴァーズ戦 試合結果と内容

スタリッジ、ケイタ好調

内容、結果ともに良し

ブラックバーン戦レビュー

 

プレシーズン4戦目 2-0で完勝!

週末はなかなか忙しく、試合を見ることができず、先ほどようやく見ることができましたのでレビューを書きたいと思います。

この試合で4試合目となったプレシーズンマッチですが、徐々に内容も良くなっていますし、新戦力もフィットしてきましたね。

そんなUSAツアー前最後の試合、ブラックバーン戦を振り返っていきましょう。

 

ファーストハーフ ~珍しいミルナー FW人は不発~

 

この試合でも前半と後半でメンバーを総入れ替え。

カリウスだけは前の試合同様60分までプレーをしました。

そんな前半のメンバーですが

システムは4-3-3

GKカリウス

ディフェンスは右からクライン、マティプ、クラヴァン、モレノ

アンカーにミルナー、その前にララーナとウッドバーン

アタッカー3枚は右からオジョ、オリギ、ソランケというメンバーです。

 

前半はゴールを奪うことができませんでしたが、立ち上がり6分。

ララーナのスルーパスに抜け出したソランケがGKと接触しPKをゲット。

しかしこのPKミルナーが珍しくストップされてしまいました。

さらに前半終了間際にはララーナがポスト直撃のシュートを打つなどしましたが結局ゴールを割ることはできませんでした。

 

0-0で折り返した前半の印象に残った選手ですが、

まずはプレシーズンずっと好調のララーナですね。

相変わらず動きはシャープで運動量も申し分なし。

中盤でボールを上手くもらいながら、攻撃の組み立てを行いました。

チェンバレンのシーズンアウトが報道されていますので、新シーズンのララーナに対する期待はより一層高まっていると思います。

このあとのUSAツアーからマネやサラーが合流しますので、彼らとどんな連携を見せてくれるか非常に楽しみですね。

ララーナが新シーズンの出来次第で、リバプールの勝ち点などに少なからず影響があると思いますので、この好調さを失わずに開幕を迎えて欲しいですね。

 

さて、次からはもう少し頑張って欲しいなという選手たちなのですが、

まず一人目はマティプですね。

マティプも昨シーズンの後半はケガの影響でほとんど試合に出れずじまいで終わってしまい、新シーズンで再びレギュラーを奪取するためにトレーニングに励んでいると思いますが、まだ本調子ではないのかなという印象を受けました。

マティプといえば冷静なプレーとビルドアップ能力の高さに定評がありますが、この試合では楔のパスをほとんどインターセプトされていました。

現代のサッカーではCBに高いビルドアップ能力が求められる時代ですから、そこから縦パスを入れられるかどうかは試合において非常に重要な部分です。

マティプはしっかり前線へのパスコースが見えていますし、通せる技術も持ち合わせていますので、それだけでCBとしての能力は高いのですが、ここはしっかり前線の選手に届けられるようにアジャストしていってほしいですね。

新シーズンロヴレンとファン・ダイクにあっさりポジションを渡さず、質の高いポジション争いを繰り広げてもらえたらと思います。

 

そして、ソランケとオリギも結果が欲しいですね。

プレシーズンで言えばスタリッジが絶好調ですが、ここにフィルミーノが帰ってきたとしたら、彼らの出場試合はそう多くないでしょう。

しかし昨シーズンイングスやソランケはチャンスをもらいながらも、なかなか結果を残すことができず、ローンで出ていたオリギもそこまでの結果を出せませんでした。

若手の彼らの成長がなければ、チームの層は厚くなりません。

彼らがジョーカーのような存在になれればいいのですが、、、

 

セカンドハーフ~違いを見せるスタリッジとケイタ~

後半のメンバーですが、引き続きシステムは4-3-3

GKカリウス(60分頃ケレハーと交代)

ディフェンスは右からジョー・ゴメス、フィリップス、ファン・ダイク、ロバートソン

アンカーにファビーニョ、その前にケイタとカーティス・ジョーンズ

前線は右からカマーチョ、スタリッジ、マルコヴィッチという布陣。

 

後半は2ゴールが生まれました。

63分、スタリッジのスルーパスに抜け出したマルコヴィッチが流し込み先制。

73分、高い位置でボールをカットしたケイタがスタリッジにスルーパスを送り、スタリッジが左足のアウトで流し込む技ありのシュートで追加点。

 

しっかり結果を残した後半ですが良かった選手はスタリッジとケイタですね。

二人共プレシーズンはずっと好調でしたが、彼らの連携もまた良いものがありますね。

スタリッジはゲームを組み立てつつ、チャンスの時はディフェンスの裏を常に狙って、ゴールも決めていますし、

ケイタもやはりチームのスタイルが馴染みやすかったのか、プレスもしっかりかけていますし、そこからのショートカウンターもお見事。

パスも精度が高く、チャンスを演出するようなキラーパスも出せます。

ケイタがこのままメンバーとの連携を深めていくとしたら、新シーズンはケイタがプレミアに大きなインパクトを残すような気がします。

それぐらい特大のポテンシャルを秘めている選手だと思います。

 

ファビーニョはもう少し時間がかかりそうかなという感じですね。

とはいえ、やはりアンカーのポジションは前半ミルナーがやっていたように手薄なポジションですので、早くチームに馴染んでいってほしいですね。

 

この試合が終わり、リバプールの面々はアメリカへと飛び立ちました。

ここからはワールドカップ組も一部合流し、主力メンバーも帰ってきますので、開幕に向けてさらにギアを上げていきたいところですね。

個人的にはここまで絶好調のスタリッジがサラーやマネとどのような攻撃を見せられるかに注目したいと思います。

リバプールで最も替えの利かない選手といっても過言ではないフィルミーノを脅かす存在になれるのかどうか。

移籍の噂もちらほら流れるスタリッジですが、彼自身はリバプールでのプレーを望んでいます。

そして個人的にも僕は13/14シーズンの時のSASとしてプレミアを席巻したあの時のスタリッジが忘れられずにいるので、その時の彼をもう一度見たいという気持ちがずーーっと残っています。

まもなく29歳になるスタリッジも新シーズンはラストチャンスかもしれません。

彼の活躍に期待しています!