今夏3人目となる補強は
スイス代表レフティモンスター!
シャキリの経歴やプレースタイルなど
降格のストークから約20億でシャキリを獲得!
ケイタ、ファビーニョに次ぐ今夏3人目の補強は、スイス代表としてワールドカップにも出場していたジェルダン・シャキリ。
昨シーズン降格が決定したストーク・シティから約20億円での獲得となった。
フェキルの噂が流れていた時から、シャキリの噂も流れはじめたが、フェキルがダメだった時の代替案ではないかと言われていたが、このシャキリという選手も能力は非常に高い選手だ。
現在26歳のシャキリはこれからまさにサッカー人生のピークを迎える時であり、プレミア経験も豊富であることからも、即戦力として期待できます。
いやーそれにしても、クロップが就任してからほんとに補強が素晴らしいですね。
ケイタ、ファビーニョに続いてシャキリですか。
必要なピースを的確に埋めています。
フェキルもまだ噂は続いているものの、あとはGKでしょうか?
まあそのへんの話は置いておきまして、プレミアファンの方ならご存知の方も多いとは思いますが、改めてこのシャキリについてご紹介したいと思います。
【キャリア】 ~ビッククラブを渡り歩いてきた経験豊富なレフティ~
では、まずはプロフィールを簡単に見ていきましょう。
名前:ジェルダン・シャキリ
国籍:スイス
生年月日:1991年10月10日(26歳)
身長/体重:169cm/72kg
ポジション:右WG、左WG、トップ下
幼い頃にスイスの名門バーゼルの下部組織に入団。
その後2009年にトップチームデビュー。
その後目覚しい活躍を見せたシャキリは国外のビッククラブから注目を集め、2012年にバイエルン・ミュンヘンに移籍。
しかし当時からバイエルンのWGにはロッベンとリベリーの”ロベリー”が君臨しており、シャキリはなかなか出場機会を得られずにいました。
バイエルンには3シーズン所属したものの出場試合数はわずかに52試合でほとんどが途中出場であった。11ゴールという結果を残し、2015年冬にインテルに加入。
レンタルの移籍であったが、翌シーズンに完全移籍。
しかし当時の監督マンチーニはシャキリを構想外とみなしており、信頼を得られなかったシャキリは直ぐにイングランドのストークに移籍。
当時のストークのクラブ史上最高額となる1200万ポンド(約18億円)での移籍となった。
ストークでは加入直後からチームの中心メンバーとして活躍。
しかし昨シーズン2部への降格が決定。
ストークに所属した3シーズンで84試合15ゴールという結果を残し、この度リバプールへの移籍が決まった。
移籍金1300万ポンド(約20億円)はストークに加入した時とほぼ同額であり、ストークでの3シーズンで成長したこの選手をこの金額で獲得できるなんてバーゲンセールといっていいでしょう。
【プレースタイル】 ~右サイドを主戦場とし豪快なゴラッソを生み出す~
ストークでは主に右サイドで起用されていましたが、左でも真ん中でも2列目であればどこでもプレイすることができます。
やはりシャキリの代名詞といえば右サイドからカットインしてシュート!ですね。
ドリブルのキレ、スピードはトップクラスですし、1対1では常に仕掛けることができるので個人打開力もかなり高いレベルにあります。
リバプールで言えばこのポジションにはサラーとマネがいますが、昨シーズンから層の薄さが懸念されていましたから、シャキリにも多くの出場機会が訪れるでしょう。
またサラーやマネが現在レギュラーとして絶対的な存在ではありますが、決してシャキリはバックアッパーとして獲得をしたわけではないでしょう。
この2人に割って入ることのできるポテンシャルを持っている選手です。
そしてシャキリといえば、必ず話題になるのがこの鍛え上げられた肉体ですね。笑
サッカー選手として身長は決して高くはありませんが、この小さい体に筋肉がパンパンに詰まっています。この写真では上半身のみですが、足もすごいことになっており、ふくらはぎがとんでもなくデカイ!
そりゃあんなごっついシュートも打てるわけです。
また当然ボディバランスも優れていますから、激しいコンタクトでもブレることなくドリブルをすることができますし、簡単にボールを奪われることもありません。
プレミアで、そしてストークで一瞬で主力になったのもうなずけますね。
またシャキリの特徴はドリブル突破からのシュートだけではありません。
トップ下経験もありますので、パス能力にも優れています。
昨シーズンはリーグ戦で8ゴールを挙げる中、アシストも7記録しています。
チャンスメイカーとしての素質もありますので、攻撃においては幅広く活躍を期待することができるでしょう。
1つ懸念点があるとすれば、クロップサッカーの代名詞ゲーゲンプレスをしっかりこなすことができるかですね。
シャキリに関しては、守備でハードワークをするイメージはあまりありませんので、このリバプール移籍で更なる成長を期待したいですね。
一部記事では、クロップのスタイルに合わないのではないかと報道もされていますが、現在のリバプールはそのクロップが移籍については主導しているはずです。
であれば、そのクロップが何の考えもなしにシャキリを獲得したわけはないでしょう。
さらにクロップが就任してから、リバプールの補強はハズレがありません。
昨シーズンのチェンバレンがそうであったように、最初は適応に苦しむかもしれませんが、中盤以降彼もきっと重要な戦力になってくれるはずです。
またシャキリにとってもこのリバプール移籍は勝負の移籍のはず。
若い頃にバイエルンにいったものの、そのときはレギュラーに割って入ることができず、インテルでも全くと言っていいほどチャンスを得られませんでした。
3度目のビッククラブへの挑戦。
それがすばらしいものになるように、我々はただただ応援するのみです!
ようこそシャキリ!