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シャキリの起用方法

トップ下?ウィング?

インサイド?

シャキリの起用方法を考える

 

シャキリの起用法

 

今夏降格するストークからバーゲン価格でリバプールにやってきたジェルダン・シャキリ。

スイス代表でもあり、過去にはバイエルンでプレーをしたこともあるシャキリは、マネ、サラーしかいなかった攻撃的なサイドアタッカーの層を厚くしました。

ストークでは右のウィングのポジションでのプレーが多かったですが、トップ下でもプレー可能で、攻撃的なポジションでは基本的にはどこでも起用することができます。

 

当初はマネ、サラーのバックアッパーとしての起用が予想されていましたが、プレシーズンからその攻撃センスを存分に発揮し、マネ、サラー、フィルミーノと共存する、新しいシステムの導入が期待されています。

サウサンプトン戦では、攻撃の軸として活躍。

しかし、ハダースフィールド戦ではインサイドで起用されると、サウサンプトン戦程のインパクトは残せませんでした。

まだまだシャキリも100%の力を出せていませんし、クロップもベストな起用法は模索中なのではないでしょうか。

 

フロントスリーとの共存

ここまで先発出場は3試合。

サウサンプトン戦、カラバオカップのチェルシー戦、そしてハダースフィールド戦。

それぞれ、トップ下、左WG、インサイドMFの3つのポジションでプレーをしました。

その中でシャキリが最も輝いた試合はサウサンプトン戦であることは言うまでもありません。

前半の45分間の出場でしたが、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれています。

3-0で勝利したこの試合では2ゴールに絡む活躍を見せました。

トップ下の位置に入り、自由にポジションを変えながら攻めの起点として、文字通り縦横無尽に動き回りました。

しかし、守備の観点から前半で変えられえてしまい、やや不完全燃焼気味で退いてしまいました。

この試合以降マネ、サラー、フィルミーノと一緒にピッチには立っていませんが、この形はリバプールのプランBとして確立させないのはもったいないと思います。

フロントスリーとの連携もまずまず良いですし、シャキリもポジションを流動的に変えられる選手なので相性もばっちり。

得点もアシストもできて、なおかつFKも蹴れる。

確かにビッグゲームでの4人同時起用はリスクかもしれませんが、リーグ戦の格下相手には有効なプランだと思います。

ただでさえリバプールは引いた相手をどう崩すのかは課題だと言われていますからね。

 

シャキリの守備力次第か

 

とにかくにも、シャキリがジョーカーとしてベンチに座るのか、それともマネ、サラーを脅かす存在になれるかは、このクロップサッカーの守備戦術をしっかりインストールできるかにかかっていると思います。

マネもサラーも攻撃への貢献度はもちろんですが、それでいて守備も決してサボりませんし、フィルミーノに関しては言うに及びません。

サウサンプトン戦ではフィルミーノを右に回して、守備のバランスを取っていましたが、それでは不十分だとして45分で交代。

シャキリの攻撃センスは抜群ですが、今のリバプールでポジションを確保するには守備も一定以上できなくては、最も輝けるトップ下での起用も少なくなってしまうでしょう。

もちろんWGでの起用の時もインサイドでの起用の時も、連動した守備は身体になじませなければなりません。

ストーク時代はそこまで守備への重心はおいていなかったと思うので、すぐにクロップのサッカーに馴染むことは難しいかもしれませんが、これから年末にかけて徐々にフィットして、フロントスリーとの共存を再び見せてくれることを期待しています。

 

今までのリバプールのアタッカー陣の中でも、また一味違った武器を持っているシャキリは見ていてワクワクする選手の一人です。

未だにリバプールでのゴールはありませんので、十八番のあのシュートも早くみたいですね。

 

結論としては、4-2-3-1のトップ下でフロントスリーと共存する超攻撃的布陣がシャキリの持ち味を存分に発揮できるシステムかなと思います。

個人的にもサウサンプトン戦の前半は見ていてすごく楽しかったので、またこの形を見たいです。

チェンバレンもいない以上、シャキリには攻撃面での貢献をもっと期待したいですが、

そのためにも守備戦術のインストールも大事になってきます。

 

シャキリの更なる活躍を期待します!