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サウサンプトン戦のマン・オブ・ザ・マッチはジェルダン・シャキリ!

切り返しからの右足シュート

絶品フリーキック

45分で結果を残した男!

 

初先発 初MOM

 

 

ようやくリバプールでの先発デビューを飾ったジェルダン・シャキリ。

システムも4-2-3-1で、このニューフェイスの活かし方を模索するクロップ。

この試合においてその実験は大成功といっていいでしょう。

攻撃にアクセントをつけたシャキリは前半のゴールラッシュの立役者。

文句なしのMOMで自らの先発デビューをお祝いしました。

 

引いた相手への有効なプラン

4-2-3-1のトップ下に入ったシャキリ。

彼には自由が与えられました。

右に左に開いたり、引いてきて組立に参加したり、ドリブルで仕掛けたりと攻撃においては彼の感性に任せていました。

昨シーズンまでのリバプールであれば、ブロックを築く相手に対して3トップ頼みの部分が多く、苦戦しているシーンが目立っていました。

終盤にチェンバレンがフィットしてから、3トップ+チェンバレンで崩しを狙うシーンが見られましたが、残念ながら今シーズンチェンバレンはいません。

そこでチェンバレンの代役として、あらたな崩しの切り札として期待させてくれるプレーをシャキリは披露してくれました。

マネ、サラー、フィルミーノとの連携もかなりスムーズでしたし、すごくイキイキしていたように見えました。

チェンバレンといえばダイナミックなドリブルが魅力ですが、シャキリは密集地帯でも細かいタッチで局面を打開できる技術を持っており、そのへんがチェンバレンとはまた違った印象を受けました。

先制点となった切り返しのシュートも見事でしたし、3点目のFKも絶品。

サラーともマネとも違う新たなアタッカーは、今シーズンの取りこぼしを減らすジョーカーになりそうですね。

 

45分間の特大のインパクト

思い返してみれば、今夏の移籍市場、アタッカーの最注目ターゲットはフランス代表のナビル・フェキルでした。

KOPみんなが彼の獲得を望んでいたし、加入したと思っていました。

しかしメディカルチェックで引っかかったフェキルはついぞリバプールのユニホームを着ることはありませんでした。

一方のシャキリは降格するストークから安く買えることがウリで、仮にフェキルが取れなかった時の代替案としては物足りないという印象を持っていた人も多くいると思います。

僕自身も安く取れるし、サラー、マネの控えとしては十分だなと最初は思っていました。

しかしそこはクロップの慧眼です。

ターンオーバー要員などではなく、しっかりとチームを次のレベルに押し上げるための補強だと改めて再認識いたしました。

 

この45分間でシャキリはとても重要な戦力であることをアンフィールドに知らしめました。

これからシャキリの出番もどんどん増えていくことでしょう。

次の興味は初ゴールがいつ生まれるのか。

カットインからの無慈悲なキャノン砲を早くみたいですね。

 

 

そして最後に、

リバプールのかわいいランキングでマネを抜く日も近いかもしれませんね。笑

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