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フレンドリーマッチ ナポリ戦

これぞリバプール!

大量5ゴールで

ナポリを一蹴!

 

ナポリ戦レビュー

この試合も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたリバプールですが、

昨日のプレビュー記事にて、”スタリッジの最終テストだ”なんて書いておきながら、

普通にフィルミーノが先発で、後半はシャキリが入り、スタリッジが出るときにはフロントスリーが誰もいなくなってしまい、盛大に予想を外したぽるです。笑

ちなみに昨日の記事はこちら→フレンドリーマッチ リバプール対ナポリ プレビュー - リバプールどっとこむ

まだまだクロップの中での序列は下のようですね。

残念・・・

 

それでも昨シーズンセリエA制覇まであと一歩だったナポリを相手に完璧な試合。

5ゴールを挙げ、アリソンも無事デビューを果たすなど、この試合も相変わらずポジティブな要素が見られたゲームでした。

では、そのナポリ戦を振り返っていきましょう!

 

スターティングイレブン ~ブラジル組の登場だ~

 

アリソンのスタメンは予想通りでしたが、フィルミーノも頭から使ってくるとは思いませんでした。

合流して間もないですが、フィットネス状態は良いみたいですね。

システムは4-3-3

GKにアリソン

DFラインはクライン、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン

中盤3枚はミルナー、ワイナルドゥム、ケイタ

フロントスリーはサラー、フィルミーノ、マネです。

 

どうですかね、これがそのまま開幕戦のメンバーでしょうか?

変わるとすればアンカーにファビーニョが入るかどうかだと思います。

個人的にはヘンドの不在も含め、キャプテンシーのあるミルナーはピッチにいてほしいのでジニ→ファビーニョかなと。

 

対するナポリですが、昨シーズンまで指揮を取っていたサッリ監督がチェルシーに行き、後任はアンチェロッティ監督になっています。

スタメンを見てもクリバリ、ハムシク、インシーニェ、カジェホン、ミリクとレギュラーメンバーもそろい踏み。

公式戦に向けた良いテストになりそうです。

 

ファーストハーフ ~リバプールが完全に試合を支配~

ナポリといえば昨シーズンまで「欧州一美しいサッカー」と評され、ワンタッチの細かいパスで選手が絶えず動き回り、試合を支配するチームでしたが、

この試合ではリバプールのゲーゲンプレスでいつものサッカーができておりませんでした。

あくまでもプレシーズンではありますが、それくらいリバプールの組織力が際立っていたということでもあります。

何より早い段階で先制点を奪えたことも良かったですね。

 

得点経過としては

まず4分、高い位置でクラインが素早いプレスでボールを奪うと、ケイタ→マネと渡り、マネの落としにミルナーが左足でダイレクトシュート。

抑えの効いたコントロールショットが左隅に決まります。

さらに9分、ショートコーナーからミルナーがふわりとクロスを送ると、これに反応したのはワイナルドゥム!

頭で叩き込んで追加点です。

そのまま前半は2-0で折り返しています。

 

セカンドハーフ ~シャキリの0トップという新しいオプション~

ハーフタイムでのメンバー交代は1枚。

フィルミーノに代えてシャキリ。

シャキリはそのままフィルミーノのポジションに入っています。

後半はスタリッジが来るかなと思ったのですが、クロップはまた新しい組み合わせを選びましたね。

とはいえこれはこれで非常に強力。

その後60分に多くの選手が投入されましたが、その前に心配なことが。

ミルナーがヘディングを競り合った際に頭部を強打。

ファビーニョとの交代を余儀なくされています。

60分に投入されたのはモレノ、アーノルド、ソランケ、カーティス・ジョーンズ

スタリッジです。

これにより前線の並びが右シャキリ、真ん中スタリッジ、左にソランケという形に変わっています。

その後は70分にオリギ、75分にフィリップスが入っています。

全部で9枚の交代カードを使い、ファン・ダイクとアリソンはフル出場となっています。

 

後半の得点経過は

まず58分、ゴール前でクロスにサラーが競り、こぼれ球にマネが素早く競り合い再びサラーに渡ると、サラーは落ち着いてゴール左隅に決めました。

4点目は73分。カウンターからシャキリが左のオリギを走らせると、オリギのシュートは一度は弾かれますが、こぼれ球に詰めていたスタリッジが冷静にキーパーの逆を突きゴール。

最後の5点目は77分。スタリッジのサイドチェンジに抜け出したモレノがボックス左のあまり角度のないところから左足一閃!強烈な一撃がネットに突き刺さります。

終わってみれば5-0。

大量得点も見事ですが、ナポリ相手にクリーンシートは素晴らしいの一言。

プレシーズンとはいえ、これは自信になる勝利ですね。

 

総括 ~間違いなく昨シーズンより強い~

立ち上がりの段階から終始リバプールが押し込む展開であり、攻守の切り替えの早さと連動性が光っていました。

その中でもやはりミルナーはさすがといったところ。集中力が高く、このプレシーズン中常に100%で手を抜きません。

クロップとしてもこういう選手は1枚は必ずピッチに立たせておきたいと思うでしょう。

ケガがやや心配されますが、ミルナーなら大丈夫な気がします。笑

ケイタも問題なく連携が取れていますし、彼の場合はひとりで獲りきってしまう力もあるのが見逃せません。

またディフェンスラインも落ち着いており、ビルドアップの能力がまた一段上がった気がします。

理由としてはもともと足元の技術が高いゴメスが入ったこと、そしてアリソンの加入も大きいと思われます。

さっそくサラーにこのパスです。

 

先制点につながるシーンですが、ここでのクラインの読みと決断力も光っています。

とはいえこの試合だけでいえばアリソンはやや判断が遅く、ナポリの選手に詰め切られるシーンもありましたので過信は禁物ですね。

プレミアのチームは容赦なくプレスかけてきますから。

まあデビュー戦でしたし、リバプールのGKに対するプレッシャーは相当大きいので少し固かったかなとも思いました。

 

そしてプレシーズン初戦となったフィルミーノとアーノルドについてですが、

フィルミーノはまだ100%ではないかなといった感じ。当たり前なんですが。

ただこの段階でしっかり45分間プレイしていますので、開幕戦のスタメンでもおかしくないですね。

やはりスタリッジの状態がいくら良いといっても、クロップの中ではフィルミーノは絶対の存在のようですね。

アーノルドは昨シーズンの経験から自信がついたのでしょう。

堂々としたプレーぶりでした。

クラインとのポジション争いはかなり激しいものになりそうですね。

 

ひとりひとり取り上げると止まらなくなりそうなのでこの辺で一旦この記事は終わりにしますが、それくらい全体のコンディションが高く、質の高いプレーを全員がしています。

特にマネはさらにひとつ上のステージにいきそうな予感がします。

何もないところからひとりでゴールを奪ってしまう、そんな気配があります。

すでにそのようなプレーは見せていますが、新シーズンはさらに磨きがかかってゴール数も増えそうな気がします。

 

マネも含めほかの選手についても別途取り上げようと思いますが、この試合に関してはマイナスの要素は無いといってもいい気がします。

それくらい結果も内容も伴ったゲームでした。

 

この試合のハイライトは☟からご覧下さい。

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開幕まであと7日です!