元エーススタリッジ、
みんなの人気者モレノ
2人のリバプール退団が決定
今までありがとう
#LFC thank @DanielSturridge and @lfc18alberto for their outstanding contributions to the club 🙌
— Liverpool FC (@LFC) June 4, 2019
Everyone wishes Daniel and Alberto all the very best for their futures. They will always be a part of the #LFC Family ❤️https://t.co/OH5oeNw4rR
ここ数年ロケットスタートで移籍市場が開幕するリバプールですが、今夏まず一発目に飛び込んできたのは別れの報道です。
ダニエル・スタリッジ(29歳)とアルベルト・モレノ(26歳)が契約満了により退団となりました。
それぞれロジャーズ時代にリバプールにやってきて、当初はレギュラーとして活躍した2人でしたが、クロップが就任しチームの戦い方が変わるとスタリッジはケガの影響もあり居場所を失い、モレノはロバートソンにレギュラーを奪われ出場機会を大きく減らしていました。
2人ともまだまだ欧州のトップレベルで通用する選手なのは間違いないので、このあとどこのチームに行くかはわかりませんが、今後の2人の活躍を祈っています。
ダニエル・スタリッジ ~SAS旋風でプレミアを席巻~
“Daniel has earned the right to be considered a modern-day Liverpool great, I would think. He came to the club while we were trying to rebuild and re-establish ourselves." - Jürgen Klopp @DanielSturridge, a finisher supreme for the Reds... pic.twitter.com/H0a61cYYHO
— Liverpool FC (@LFC) June 4, 2019
2013年の冬にリバプールにやってきたスタリッジ。
チェルシーからやってきたスタリッジは当時はウイングのポジションで起用されていました、
しかしスタリッジがやりたかったのはCF。
そのポジションを求めてリバプールにやってくると、忘れもしない13-14シーズン。
相棒のスアレスとともに大爆発をしました。
イヴァノヴィッチへの噛み付きで出場停止をくらい出遅れたスアレスに変わって、スタリッジがまずは開幕から4試合連続ゴールを記録しスタートダッシュに成功。
スアレスが帰ってくると、SAS(スアレス&スタリッジ)として2人でゴールを量産。
優勝まで後一歩のところまで迫りました。
Daniel Sturridge for Liverpool across all competitions:
— Squawka Football (@Squawka) June 4, 2019
👕 160 games
⚽ 67 goals
🎯 20 assists
🏆 1 Champions League
Time for a new adventure. pic.twitter.com/6gFex995Yw
スアレスが退団したあと新エースとして期待されましたが、相次ぐケガで満足にシーズンを送ることすらできなくなってしまいました。
徹底したトレーニングと食事管理でなんとかケガをしない身体を作ってきましたが、スタリッジの居場所はなくなっていました。
13-14シーズン以降は毎年ゴール数は1桁。
クロップの走るサッカーにもフィットすることはできませんでした。
しかしクロップは戦力外だとは思っていなかったはずです。
彼の決定力とストライカーとしての嗅覚はいつまでも衰えてはいませんでした。
今季もチェルシー戦のスーパーミドルにCL初戦のPSG戦での先制ヘディングゴール。
今季のプレシーズンを見ていた時はスタリッジの完全復活を期待していたのですが、後半からはオリギにも序列で抜かされてしまいました。
とはいえ、スタリッジは走るサッカーにはフィットしなかっただけ。
まだまだ彼を欲するクラブはたくさんあると思いますので、新天地での活躍を期待します!
ラストダンス!
The final dance, thank you Daniel Sturridge 🙌 pic.twitter.com/OeYLSR14Hx
— View of the Kop (@ViewOfTheKop_) June 4, 2019
アルベルト・モレノ ~超攻撃型SB、そしてチームの人気者~
"Alberto is a person whose personality is reflected in how he plays. Full of life, full of energy, always positive. An unbelievable character who is always willing to give all of himself for the team." 🙌
— Liverpool FC (@LFC) June 4, 2019
- Jürgen Klopp pic.twitter.com/C1qe6tXw2H
モレノは2014年の夏にリバプールに加入しました。
スペインのセヴィージャでキャリアをスタートさせたモレノは超攻撃型SBとして期待されていました。
するとデビュー戦となったスパーズ戦では、自陣でボールを奪取してからドリブルで一気にサイドを駆け上がりそのまま完璧なフィニッシュ。
あのゴールは今でも鮮明に覚えています。
それぐらい衝撃でした。
Alberto Moreno scored this against Spurs on his full debut in August 2014...
— 🏆🏆🏆 Love4 Liverpool FC 🏆🏆🏆 (@Love4LFC) June 4, 2019
Good luck Alberto Moreno!#LFC
pic.twitter.com/o8EWoP981H
レギュラーポジションをしっかり確保したモレノでしたが、その凄まじい攻撃力の反面守備力の低さがたびたび疑問視されました。
クロップ就任初年度のELの決勝では古巣セヴィージャに対して彼のミスから失点を献上してしまいました。
翌シーズンからは中盤のミルナーが左SBのレギュラーにコンバートされ、さらによく年にはロバートソンが加入しレギュラーを奪取。
その年の開幕時はモレノは再びレギュラーに抜擢されていたのですが、年末前にケガをしてしまいロバートソンにポジションを奪われました。
ロバートソンがレギュラーになってからは出場機会が激減。
完全にカップ戦用員となってしまい、モレノにとっては辛い日々だったと思います。
しかしモレノは決して腐りませんでした。
練習風景の写真などを見ていると、いつも明るく楽しそうにしているモレノが印象的でチームのムードメーカーのような存在。
コウチーニョやフィルミーノの南米勢とは特に仲が良さそうで、モレノの存在は大きかったと思います。
モレノはまだ26歳。
サッカー選手としてはこれからピークを迎える年頃。
彼のことも欲しがるクラブはたくさんあるでしょう。
プレミアに残るのか、それともスペインに帰るのか、いずれにせよ新天地での活躍を願っています。
このダンスは最高だったな。
OFFICIAL: Liverpool confirm that Daniel Sturridge and Alberto Moreno will leave the club when their contracts expire on June 30th. pic.twitter.com/QJoFQydrdk
— Squawka News (@SquawkaNews) June 4, 2019
2人の活躍を願って、、、
最終的にはベンチを暖めることが増えた二人でしたが、間違いなくリバプールの歴史を彩ってきた選手であり、彼らの活躍を忘れることはないでしょう。
そんな二人に当てたクロップの言葉に重ねてお別れを言いたいと思います。
2人のことが恋しくなるのは間違いないよ。
だが、我々は最高の言葉で送り出すことができる。
『君たちはヨーロッパチャンピオンとしてチームを去るんだ』
Jurgen Klopp thanks Alberto Moreno and Daniel Sturridge as they head for the Anfield exit doorhttps://t.co/3qWNKKo7Xv pic.twitter.com/30ErRMX9Pr
— Liverpool FC News (@LivEchoLFC) June 4, 2019