リバプールどっとこむ

リバプールのあんなことや、そんなことを楽しく発信中

スポンサーリンク

ダニエル・スタリッジとアルベルト・モレノが契約満了で退団が決定

元エーススタリッジ、

みんなの人気者モレノ

2人のリバプール退団が決定

今までありがとう

 

ここ数年ロケットスタートで移籍市場が開幕するリバプールですが、今夏まず一発目に飛び込んできたのは別れの報道です。

ダニエル・スタリッジ(29歳)アルベルト・モレノ(26歳)が契約満了により退団となりました。

それぞれロジャーズ時代にリバプールにやってきて、当初はレギュラーとして活躍した2人でしたが、クロップが就任しチームの戦い方が変わるとスタリッジはケガの影響もあり居場所を失い、モレノはロバートソンにレギュラーを奪われ出場機会を大きく減らしていました。

2人ともまだまだ欧州のトップレベルで通用する選手なのは間違いないので、このあとどこのチームに行くかはわかりませんが、今後の2人の活躍を祈っています。

 

ダニエル・スタリッジ ~SAS旋風でプレミアを席巻~

 

2013年の冬にリバプールにやってきたスタリッジ。

チェルシーからやってきたスタリッジは当時はウイングのポジションで起用されていました、

しかしスタリッジがやりたかったのはCF。

そのポジションを求めてリバプールにやってくると、忘れもしない13-14シーズン。

相棒のスアレスとともに大爆発をしました。

イヴァノヴィッチへの噛み付きで出場停止をくらい出遅れたスアレスに変わって、スタリッジがまずは開幕から4試合連続ゴールを記録しスタートダッシュに成功。

スアレスが帰ってくると、SAS(スアレス&スタリッジ)として2人でゴールを量産。

優勝まで後一歩のところまで迫りました。

 

スアレスが退団したあと新エースとして期待されましたが、相次ぐケガで満足にシーズンを送ることすらできなくなってしまいました。

徹底したトレーニングと食事管理でなんとかケガをしない身体を作ってきましたが、スタリッジの居場所はなくなっていました。

13-14シーズン以降は毎年ゴール数は1桁。

クロップの走るサッカーにもフィットすることはできませんでした。

しかしクロップは戦力外だとは思っていなかったはずです。

彼の決定力とストライカーとしての嗅覚はいつまでも衰えてはいませんでした。

今季もチェルシー戦のスーパーミドルにCL初戦のPSG戦での先制ヘディングゴール。

今季のプレシーズンを見ていた時はスタリッジの完全復活を期待していたのですが、後半からはオリギにも序列で抜かされてしまいました。

とはいえ、スタリッジは走るサッカーにはフィットしなかっただけ。

まだまだ彼を欲するクラブはたくさんあると思いますので、新天地での活躍を期待します!

ラストダンス!

 

アルベルト・モレノ ~超攻撃型SB、そしてチームの人気者~

 

モレノは2014年の夏にリバプールに加入しました。

スペインのセヴィージャでキャリアをスタートさせたモレノは超攻撃型SBとして期待されていました。

するとデビュー戦となったスパーズ戦では、自陣でボールを奪取してからドリブルで一気にサイドを駆け上がりそのまま完璧なフィニッシュ。

あのゴールは今でも鮮明に覚えています。

それぐらい衝撃でした。

 

レギュラーポジションをしっかり確保したモレノでしたが、その凄まじい攻撃力の反面守備力の低さがたびたび疑問視されました。

クロップ就任初年度のELの決勝では古巣セヴィージャに対して彼のミスから失点を献上してしまいました。

翌シーズンからは中盤のミルナーが左SBのレギュラーにコンバートされ、さらによく年にはロバートソンが加入しレギュラーを奪取。

その年の開幕時はモレノは再びレギュラーに抜擢されていたのですが、年末前にケガをしてしまいロバートソンにポジションを奪われました。

ロバートソンがレギュラーになってからは出場機会が激減。

完全にカップ戦用員となってしまい、モレノにとっては辛い日々だったと思います。

しかしモレノは決して腐りませんでした。

練習風景の写真などを見ていると、いつも明るく楽しそうにしているモレノが印象的でチームのムードメーカーのような存在。

コウチーニョやフィルミーノの南米勢とは特に仲が良さそうで、モレノの存在は大きかったと思います。

モレノはまだ26歳。

サッカー選手としてはこれからピークを迎える年頃。

彼のことも欲しがるクラブはたくさんあるでしょう。

プレミアに残るのか、それともスペインに帰るのか、いずれにせよ新天地での活躍を願っています。

このダンスは最高だったな。

 

2人の活躍を願って、、、

最終的にはベンチを暖めることが増えた二人でしたが、間違いなくリバプールの歴史を彩ってきた選手であり、彼らの活躍を忘れることはないでしょう。

そんな二人に当てたクロップの言葉に重ねてお別れを言いたいと思います。

2人のことが恋しくなるのは間違いないよ。

だが、我々は最高の言葉で送り出すことができる。

『君たちはヨーロッパチャンピオンとしてチームを去るんだ』