後半から出場のジニ!
奇跡の大逆転をもたらした
怒涛の2ゴール!
後半からの出場で2ゴール
This team ❤️ So incredibly proud of all of you, thank you 🙏🏾 #ThisMeansMore #YNWA pic.twitter.com/u40BxN7wPV
— Gini Wijnaldum (@GWijnaldum) May 8, 2019
「ベンチスタートだったことに本当に腹を立てていたよ。」
後半からピッチに立ち、怒涛の2ゴールを決めたワイナルドゥムは試合後にそう語りました。
バルセロナとのセカンドレグ、クロップはいつもの4-3-3で試合に臨みます。
中盤の3枚はファビーニョ、ヘンダーソン、ミルナーをチョイスしました。
ワイナルドゥムはベンチスタート。
前半途中にヘンダーソンが負傷したときは、ユニホームにまで着替えて準備をしていましたがヘンダーソンはプレーを続行。
しかしスアレスと接触のあったロバートソンは続行不可能。
ワイナルドゥムは後半の頭から投入されました。
クロップの熱い抱擁を受けピッチに走り出したワイナルドゥム。
そしてわずか10分足らずで世界を変えました。
これぞビッグゲームのワイナルドゥムだ!
The finishes. The celebration. The FEELING. 😍
— Liverpool FC (@LFC) May 10, 2019
1⃣2⃣2⃣ seconds separated two @GWijnaldum goals that Anfield will never forget. 🙌 pic.twitter.com/gzP3ZBR5Xr
まずは54分。
右サイドの高い位置でアーノルドがボールを奪い返し、狙いすました高速クロスをなかに送ります。
ディフレクトしたボールに2列目から飛び出したワイナルドゥムが完璧に合わせました。
コースは甘かったけど、ボールの威力とアンフィールドの熱気がテア・シュテーゲンの脇をブチ抜きました。
これで2試合合計2-3。
解説の戸田さんが言っていたようにこの試合”神がかっていた”リバプールは2分後に3点目。
今度は左からシャキリの狙いすましたクロスが送られます。
ボックス内でフリーだったワイナルドゥムの豪快なヘディングが左隅に突き刺さります。
アンフィールドに響く歓喜の声。
たった11分でカンプノウの3失点を帳消しにしました。
さすがのバルセロナといえども同様を隠せません。
最後はアーノルドの天才的判断とオリギの冷静なショットで試合をひっくり返したリバプールが奇跡の大逆転を完遂しました。
ここ一番の勝負強さ
Of Gini Wijnaldum's 13 goals for Liverpool:
— Alex Mansfield (@el_mansfield) May 8, 2019
⚽️⚽️ Barca
⚽️ AS Roma
⚽️ Man City
⚽️ Spurs
⚽️ Chelsea
⚽️ Arsenal
The guy wears a number of hats for Klopp, and sacrifices a lot in the process, but the big game player, the proven leader, comes out when LFC needs it most. pic.twitter.com/N8ghi7OdcM
試合後は膝から崩れ落ち、涙も浮かべていたワイナルドゥム。
感動的なシーンでした。
ワイナルドゥムといえばビッグゲームに強いというイメージがずっとありました。
昨シーズンのCL準決勝のローマとのセカンドレグでも決めましたしね。
リーグ戦でもマン・シティ、アーセナル、チェルシー、スパーズ。
ビッグ6相手に何度もゴールを奪いました。
正直昨シーズンはミルナーの中盤復帰とチェンバレンの台頭でベンチに座ることが増えましたが、今シーズンは開幕から欠かせない選手としてクロップから絶大な信頼を寄せられていました。
だからこそこの試合でもベンチスタートだったのが悔しかったのでしょう。
ですがそれが功を奏したのか。
ワイナルドゥムは世界に衝撃を与える結果を残しました。
こんなプレーも飛び出しましたしね。
How is this possible?! #LFC @GWijnaldum #LIVBAR #ChampionsLeague #Anfield pic.twitter.com/pFBU0PuvOD
— LFC Photo (@LFCphoto) May 8, 2019
圧倒的なキープ力はバルセロナ相手でも完璧でした。
本当に頼もしい存在でした。
試合後のジニはこんな風に語っている。
「言えることは信じられないということだ。周りの人達は逆転は無理だろうと思っていた。だが僕らは全てが可能であることを証明し4-0で勝ったんだ。」
「ピッチに入るとき何かをしなければならなかった。チームを助けなければならなかった。だけどこれはチームのパフォーマンスの結果だね。」
「僕らは最初から4-0で勝てると信じていたんだ。」
今のリバプールを象徴としているような気がします。
全員がチームのために走り、勝利をたぐり寄せる。
お互いを信じている。
疑う者から信じる者へ。
かつてクロップが言ったこの言葉を思い出します。
さぁ頂点まで後ひとつ。
ジニには決勝でもゴールを期待しましょう!