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11年ぶりのプレミア対決!トッテナムが大逆転で決勝へ!

連夜の大逆転劇!

ラストプレーの劇的弾で

スパーズが決勝へ!

ルーカス・モウラのハットトリック

 

リバプールの奇跡の大逆転勝利の興奮冷めやらぬ中、スパーズも衝撃の大逆転劇で決勝に進みました。

本日早朝に行われたアヤックス対トッテナムのセカンドレグ。

ファーストレグではケインとソン・フンミンを欠いたスパーズはホームで無得点の0-1で敗戦。

アヤックスのホームに乗り込んだセカンドレグでも主導権を握ったのはオランダのチームでした。

開始5分。コーナーキックのチャンスからいきなりデ・リフトのヘディングが決まり先制。

その後もアヤックスの鋭いプレスとスピーディーなボール回しに翻弄され、35分にはジィエフの決定的な2点目が決まります。

これで2試合合計3-0。

スパーズはいいところがないまま前半を折り返します。

完全にアヤックスペースの試合の流れを変えたのは、後半頭から投入されたジョレンテでした。

最前線に入ったジョレンテは面白いようにボールを収めます。

ジョレンテのキープ力によって少しずつ攻撃の流れをつかみ始めたスパーズは55分に反撃の狼煙。

ゴール前でデル・アリからボールをかっさらったルーカス・モウラが右隅に流し込みまず1点。

さらに4分後。

ボックス内でジョレンテがフリーでシュートを放ちますがオナナがビッグセーブ。

しかしボール処理をしようとしたオナナとシェーネがかぶってしまい、こぼれ球を拾ったルーカス・モウラが細かいタッチから強引なシュート。

デ・ヨングの股を抜けたボールがネットに突き刺さります。

これで3-2。

アウェーゴールで上回るスパーズはあと1点取れば逆転です。

アヤックスも猛攻を仕掛けますがジィエフのシュートはクロスバー直撃。

運も味方につけたスパーズはアディショナルタイム5分のラストプレーで奇跡を起こします。

デル・アリの落としをもらったルーカス・モウラがゴール前に飛び出し三度ネットを揺らしました。

アグリゲートスコア3-3、アウェーゴールで上回ったスパーズが後半45分で試合をひっくり返し、奇跡の大逆転でクラブ史上初の決勝へ進出しました。

 

ポチェッティーノも号泣

 

3点目が決まった直後ピッチに倒れ込んだポチェッティーノ。

準々決勝のシティ戦に続いてギリギリのところから這い上がりました。

試合後は男泣き。

今季補強0のチームはポチェッティーノによってここまで来ました。

前半だけ見ればアヤックスの勝利は誰の目にも明らか。

しかし、ワニャマを下げてジョレンテを入れ、エリクセンを一列下げた采配は見事的中。

下馬評は決して高くなかったスパーズですが、ポチェッティーノの力によってクラブ史上初のCLファイナルに進みました。

 

11年ぶりのプレミア対決に

 

これで今季のファイナルのカードが決まりました。

6月1日、マドリードの地でぶつかるのはスパーズとリバプールのプレミアの2チーム。

CL決勝でプレミア勢同士の対戦になるのは07/08シーズンのユナイテッド対チェルシー以来、実に11年ぶりのことになるそう。

長らく欧州の頂点から遠ざかっていたプレミア勢ですが、再び欧州の覇権を奪い返そうとしています。

リバプールは昨シーズンに続いて2シーズン連続でのファイナル進出。

ELでもアーセナルとチェルシーが残っており、両者あす未明のゲームで勝ち上がれば今季の欧州の決勝はプレミアが独占。

ここ数年間で世界的な名将を迎え入れたプレミアのチームがヨーロッパに旋風を巻き起こしています。

 

リバプールは今度こそビッグイヤーを手にしましょう!

昨年の悔しい思いを全てぶつけ、忘れ物を取りにいく時です。

決勝までにはサラーもフィルミーノも戻ってくるでしょう。

今季最後の試合はクロップ政権4年の集大成。

最高で最強のリバプールが見られることを確信しています。

そして今度は嬉し泣きで終われるように。

ヘンダーソンがビッグイヤーを掲げてくれますように。