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プレミアリーグ第33節 サウサンプトン対リバプール

ケイタ初ゴール!

サラーついに50ゴールの大台へ!

残り10分からの2ゴールで逆転で勝ち点3!

フライデーナイト

 

第33節はフライデーナイトのゲームです。

サウサンプトンの本拠地セント・メリーズに乗り込みます。

ミッドウィークの延期分のゲームでシティが勝利したため勝ち点では上をいかれています。

今週末はシティはFAカップでリーグ戦はお休みなので、リバプールはこのゲームで勝利すれば再び首位を奪還することができます。

シティに死角はないように見えますが、過密日程を抱えるシティはどこで落とすかわかりません。

リバプールは勝ち続けてプレッシャーを与え続けるしかありません。

 

スターティングイレブン

 

前節のスパーズ戦からは2枚の変更。

中盤にケイタとファビーニョが入っています。

ヘンダーソンとミルナーはベンチスタートです。

アンカーにファビーニョでその前にケイタとワイナルドゥムか。

その他は同じ。

ファン・ダイクは負傷が少し心配されましたが問題なし。

今日もスタメンに名を連ね、キャプテンマークを巻いています。

サラーは久しぶりのゴールを決めることができるか?

ベンチにはシャキリも控えています。

早めにセーフティーリードを奪って、CLに備えたいですね。

 

サウサンプトンは吉田麻也が先発。

イングスはレンタル移籍なのでこのゲームには出られません。

 

ファーストハーフ

 

サウサンプトンは連勝の勢いを感じます。

3-4-3のラインをしくサウサンプトンは出足もいいですし、球際も激しいです。

リバプールは最終ラインで回す時間が長く、なかなか前線にボールが入りません。

対するセインツはボールをカットすると2人目、3人目とどんどん人が出てきてカウンターを仕掛けます。

すると9分、先制はサウサンプトンです。

カウンターから飛び出してきたホイビュルクがファン・ダイクの前でボールをそらすと、このボールはフリーのロングへ。

落ち着いて右に蹴り込み先制。

リバプールは全く攻撃ができないまま失点をしてしまいました。

しばらくはサウサンプトンの守備に苦戦しましたが、徐々に攻め込む形ができるようになると、36分。

ゴール前の波状攻撃で最後はアーノルドのクロスにナビ・ケイタ!

頭で決めて、ついに移籍後初ゴール。

これで試合を振り出しに戻しました。

前半は1-1で終了。

次の1点がこの試合を決めそうです。

 

セカンドハーフ

 

後半もチャンスを作っているのはサウサンプトンです。

ハーフタイムで再びネジを巻き直したサウサンプトンはアグレッシブに勝ち越し点を狙っています。

これを見てクロップはすぐに動きました。

59分。

ワイナルドゥムとアーノルドに代えて、ヘンダーソンとミルナーを投入。

ミルナーが右サイドバックに入ります。

これで活気が戻ってきたリバプールが徐々に押し込み始めます。

エンジンが切れ始めたサウサンプトンは立ち上がりの勢いを失いつつあり、リバプールとしてはゴールをこじ開けたいところ。

スパーズ戦同様終盤まで同点できましたが、この男がついにこじ開けました。

80分。

自陣のコーナーキックのこぼれ球からカウンター発動。

最前線のサラーが50M以上を全速力で駆け上がり、右のフィルミーノを確認しましたが自らフィニッシュ!

右隅を狙ったコントロールショットが決まりついに逆転!

サラーはついにゴールを挙げました。

これで攻めなければいけないサウサンプトンはDFを削ってアタッカーを投入。

しかしこの交代はリバプールの餌食に。

86分。マティプのロングパスに抜け出したフィルミーノが深い位置でボールをキープ。

マイナスのグラウンダーに飛び込んだのはヘンダーソン。

左足のフィニッシュが決まって1-3!

ヘンダーソンは今シーズン初ゴールです。

最後はロヴレンを投入し試合を締め、逆転で勝ち点3を手にしました。

 

総括

 

好調セインツとのアウェーゲームだけあって、かなり苦戦しました。

しかし最終的には圧倒的なこの力と勝負強さで格の違いを見せつけました。

 

ケイタはようやく移籍後初ゴール。

久しぶりの出場で結果を残すことができたのはなにより。

しばらく出場が空いたので、流れの中でのプレーはいい時のものではありませんでしたが、貴重な同点ゴール。

これで一つ肩の荷が降りたのではないでしょうか。

 

肩の荷が降りたといえばサラー。

公式戦8試合ノーゴールとゴールから遠ざかっていたエースに待望のゴールが生まれました。

フィルミーノを使うなかなと思いましたが、シュートを選択したそのメンタルはさすが。

そしてあのスプリントをしながらでもしっかり決めきる。

これぞワールドクラスのアタッカーです。

これでサラーはリバプールでの50ゴールを達成。

フェルナンド・トーレスを抜いてクラブ最短記録です。

 

そしてダメ押しゴールのヘンダーソンも今季初ゴール。

途中交代のヘンダーソンとミルナーは存在感がありました。

ばたついていたチームに落ち着きを取り戻しました。

クロップの采配が命中しましたね。

ヘンダーソンのゴールパフォーマンスを見ても、選手たちの1試合1試合にかける思いがひしひしと伝わってきます。

残り5試合この勢いのまま走り抜けたいですね。

 

CL前に激しいゲームで消耗もあると思いますが、金曜開催のゲームだったので、しっかり休養を取って準々決勝に望みたいですね。

これでリーグ戦4連勝!

このまま10連勝まで伸ばしましょう!