リバプールどっとこむ

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無失点で乗り切ったファビーニョとマティプ

レヴァンドフスキ完封

急造CBコンビお見事

クリーンシートでセカンドレグへ

バイエルンを完封

 

CLラウンド16最大の注目カードリバプール対バイエルン。

アンフィールドで行われた一戦は、両チーム主力を何人か欠くなかでのゲームとなりました。

バイエルンはミュラーが出場停止、ゴレツカ、ボアテングがケガで離脱。

リバプールはファン・ダイクが出場停止ロヴレンは間に合わずで最終ラインは人手不足。

そんな中CBのコンビはマティプとファビーニョになりました。

 

レヴァンドフスキを抑え切った

 

この試合最大の懸念点であったファン・ダイクの不在。

しかしその穴をふたりがしっかり埋めてくれました。

バイエルンの最前線に君臨するのは、グループステージで8ゴールを挙げている絶対的ストライカーロベルト・レヴァンドフスキ

クロップの愛弟子は今や世界屈指のストライカー。

彼を抑えるのは難題のミッションであったはずです。

しかしこの試合でレヴァンドフスキが放ったシュートはわずかに1本

きわどいシーンはファビーニョが冷静に対応しました。

たしかに、巧みなポストプレーでボールを収められ、時間を作られるシーンもありましたが、ゴール近辺では全く仕事をさせなかったと言っていいと思います。

また、スタートの段階では右にマティプで左にファビーニョの並びでしたが、前半の途中から逆のポジションになっていました。

クロップに何らかの考えがあっての微調整だったと思いますが、とにかく大黒柱不在の中無失点で終えたことは大きな成果だと思います。

 

スコアレスドローはどちらに有利に働くのか?

 

さっそく試合後は、無失点で乗り切ったことで有利だと主張する人と、ノーゴールに終わったことで不利になったと主張する人で賛否ありますが、まぁこれに関してはどちらとも言えないですね。

とりあえず”最悪の結果ではない”という程度のものだと思います。

正直試合前はバイエルンを圧倒できるのではないかとも思っていましたが、とんでもない。

やっぱりここ数年欧州で覇権を争ってきたチームです。

一筋縄ではいきませんね。

中盤のハメスは守備のイメージがなかったので、こういうゲームでは彼の守備意識の低さが弱点になるのではと思いましたが、全く逆でしたね。

あんな守備やる選手だったの?(笑)

きっちり10km以上走破して守備に奔走していました。

そして、ハビ・マルティネスとフンメルスです。

フンメルスはまさに鬼神の如きプレイぶりで、決定的なシーンはほとんど作らせてもらえませんでした。

セカンドレグはどちらに転んでもおかしくない50:50の状態。

リバプール目線で言えば、ダイクが戻ってくること、ミュラーとキミッヒはいないこと、アウェーであれば後ろにスペースが生まれやすいことなどプラスの要素もあるのかなと。

いずれにせよ、どちらが先にゴールを決めるか。

勝敗を左右するのはそこかなと思います。

 

とにかくまずは最初の90分間を無失点で終えたことはすばらしい。

ファビーニョ、マティプ、グッジョブ!