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2019年 プレミアリーグ冬の移籍市場

チェルシーは大物釣り

アーセナル滑り込み

2019冬の移籍市場

プレミア冬の移籍市場

 

1月の移籍市場が終わりました。

夏の市場と違って、冬は各チームが弱点を補強するというのがこの1月。

ビッグ6は動いたチームと動かなかったチームでくっきり別れました。

リバプールは補強なしで放出のみ。

大きく動いたのはチェルシーでした。

この記事ではビッグ6を中心に、冬の動きを見ていきたいと思います。

 

リバプール ~余剰戦力の整理~

 

最終日にマルコヴィッチのフラムへの放出も発表しました。

2014年にリバプールにやってきた期待の若手でしたが、リバプールでは鳴かず飛ばず。

加入当初はロジャーズの3-4-2-1のウイングバックとして出場機会をもらいましたが、クロップのもとでは出場機会を得ることはできず。

テクニックがあり、細かいパスタッチもできる選手だったので、原石としてはいいものを持っていた選手だったと思いますが、リバプールでは花開くことはありませんでしたね。

まだ24歳と若い選手ですので新天地での活躍を期待します。

リバプールはボーンマスにレンタルでクライン、完全移籍でソランケを放出しています。

新戦力の獲得は0。

不足している右SBはさっそく人材難となっていますが、クロップは乗り越えることができるでしょうか。

 

チェルシー ~イグアイン獲得&プリシッチを予約~

 

1月2日に大物獲得を発表しました。

ドルトムントのアメリカ代表クリスティアン・プリシッチを夏に加入することを発表

移籍金は5760万ポンド(約82億円)という大盤振る舞いでトーレスを上回って、チェルシーの移籍金ランキング3位にランクイン。

クロップが熱視線を送っていたという20歳は、来夏青いユニホームでプレミアに上陸します。

そして、24日。ミランからゴンサロ・イグアインを獲得。

ナポリ時代にサッリの下15/16シーズンに36ゴールという驚異的なゴール数を記録。

その後、王者ユヴェントスに移籍をしますが、CL決勝ではレアルに屈し優勝はならず。

その後徐々に存在感を失うと、今夏にミランにレンタル移籍。

15試合6ゴールというまずまずの数字を残しましたが、わずか半年で活躍の場所をチェルシーに移しました。

この移籍を受けて、同じポジションのモラタはスペインに帰還。

子供時代に過ごしたアトレティコに移籍しました。

 

このストライカー交代は吉と出るか凶と出るか。

ネガティブな雰囲気が漂うサッリの巻き返しの切り札となれるでしょうか。

 

アーセナル ~滑り込みでデニス・スアレス~

 

最終日に動いたのはアーセナル。

バルセロナに所属する25歳のデニス・スアレスをレンタルで獲得。

セヴィージャ時代に指導をしたエメリを「世界最高峰の監督」だと語るスアレスは、アーセナルでどんなプレーを見せてくれるのでしょうか。

エジルが不遇のアーセナルで、MFが必要なのかという声もありますが、エメリをよく知るスアレスはチームに何をもたらすか。

今季バルサで公式戦8試合しか出場していない、スペイン選手が、初上陸のプレミアで半年で結果を出すのは難しいとは思うのですが…

 

シティ・ユナイテッド・スパーズ ~補強0のスパーズ~

 

マンチェスター勢は静観しました。

しかしユナイテッドは一時主力が契約延長を拒否していると報道されていましたが、スールシャールに交代後続々と契約延長を発表。

マルシャル、マクトミネイが契約延長、デ・ヘアとポグバも契約延長に近づいているとのことです。

 

シティは日本の板倉を獲得したことで、こちらでは話題になりましたが、大物の獲得はなし。

 

スパーズは夏に続いて冬も獲得0となっています。

 

番外編 ~バベルとクラウチが復活~

 

クラウチがバーンリーに、バベルがフラムに加入。

過去にリバプールで活躍した2人がプレミアに帰ってきました。

 

最終日にバーンリーへの加入を発表したのはクラウチ。

2部のストークに所属していたクラウチは現在38歳。

残留争いを繰り広げているバーンリーの切り札となれるのか。

圧倒的な打点からのヘディングと、時折見せるゴラッソ。

まだまだ現役のクラウチには最後に一花咲かせてもらいたいところ。

 

 

すっかり赤髪がトレードマークとなったバベルは15日にフラムに加入。

世代交代を図る新生オランダで存在感を高めている32歳がプレミアに帰ってきました。

強烈なミドルシュートとスピードを併せ持つバベルは降格圏に沈むフラムを救うことが出来るでしょうか。

また彼のプレーが見られるのは嬉しい限りです。

 

動いたチームと動かなかったチーム。

最後に笑うのはどのチームか?

後半戦はまだ始まったばかりです。