クライン復活ならず
ソランケは不完全燃焼
ふたりのボーンマス行きが決定!
クラインはローン、ソランケは完全移籍
Jürgen Klopp on the decision to allow @DomSolanke and @Nathaniel_Clyne to join @afcbournemouth. 👇
— Liverpool FC (@LFC) January 5, 2019
ファンにとっては残念なニュースでしょうか。
もうみなさん知ってのとおりですが、1月の移籍市場が開き、リバプールから二人の選手が去ることになりました。
ナサニエル・クラインはシーズン終了までのローン移籍。
ドミニク・ソランケは完全移籍でそれぞれボーンマスへと向かいます。
ソランケの移籍金は1900万ポンド(約26億円)となっています。
ドミニク・ソランケ
Delighted to put pen to paper with @afcbournemouth . Really looking forward to start working with some great players and a great manager. Exciting times ahead!😆🍒 pic.twitter.com/PKWqwBMtlx
— Dom Solanke (@DomSolanke) January 4, 2019
2017年に開催されたU-20ワールドカップで、イングランドの初優勝に貢献し、大会MVPのゴールデンボールに選出され、その実績を引っさげチェルシーからリバプールへやってきました。
当初は即戦力というよりかは、未来への投資と見られていましたが、移籍初年度からクロップから何度かチャンスをもらっていました。
しかしなかなか結果を残すことはできず、21試合で1ゴールという成績でした。
とはいっても、途中出場がほとんどでプレー時間はそんなに多くなかったと思います。
17/18シーズンのリーグ最終節のブライトン戦でようやく移籍後初ゴールを決め、今シーズンからそろそろ本領発揮かと思いましたが、スタリッジの復活に、シャキリの加入もありソランケにはついぞチャンスは訪れませんでした。
今シーズンの公式戦出場は0。
21歳のソランケにとっては、出場機会こそが何よりも大事な時期です。
完全移籍でのさよならは非常に残念なところではありますが、ボーンマスで花開く事を願っています。
ナサニエル・クライン
Looking forward to the challenge ahead at Bournemouth 💯 can’t wait to get going! Would also like to say good luck to everyone at Liverpool for the rest of the season 😃 ⚽🔥 pic.twitter.com/24EUZlzXry
— Nathaniel Clyne (@Nathaniel_Clyne) January 4, 2019
クラインが行ってしまうなんてぇーーー!!!
今シーズン誰よりもクラインの復活を期待していた僕としてはあまりにもショッキングです。
12月のユナイテッド戦でようやく今シーズンリーグ戦初先発を勝ち取り、アーノルドのケガと相まって、クラインがこれから巻き返しか!と思いましたが、クロップの構想にはもはやクラインはいなかったみたいですね。
アーノルドがいない時は、まずはゴメス。
ゴメスも無理ならミルナーを起用するなど、クラインにとっては厳しいシーズンになってしまいました。
未だに謎なのは、なぜこれほどまでにクラインが使われなくなったのかということです。
移籍初年度の15/16シーズンは公式戦52試合に出場。
これはこのシーズンのフィールドプレーヤーの中では最多の出場数です。
リーグ戦やヨーロッパリーグで文字通り獅子奮迅の活躍を見せ、このポジションを一人で守ってきました。
翌16/17シーズンもリーグ戦は37試合に出場し2つのアシストを記録しています。
まさにこの時のクラインは、プレミアNO,1の右SBといっても差し支えないくらいの活躍でした。
とにかく安定感が光るクラインはほんとに頼もしい存在でした。
しかし、クラインに悲劇が襲ったのは17/18シーズンでした。
開幕から背中のケガで長期離脱。
このシーズンはわずかに公式戦5試合の出場に留まりました。
クラインの離脱の間に頭角を現したのが、現レギュラーのアーノルド、そしてCBとして覚醒したゴメスでした。
とはいえ、今季のプレシーズンの時の元気なクラインを見て、レギュラー争いが楽しみだなっと思っていましたが、クロップは完全にアーノルドにこのポジションを任せることにしたみたいです。
27歳のクラインはまだまだやれる年齢ですし、なんならサッカー選手として一番脂の乗っている時期だったので、ここまで冷遇されるなんて予想もしていませんでした。
手薄になってしまう右SBですが、クロップはアカデミーの選手の台頭に期待しているという報道もあります。
シーズン終了までの期限付き移籍といえど、夏に帰ってくるクラインにはもう居場所はないかもしれません。
決してクラインは悪いパフォーマンスはしていなかったと思います。
確かに怪しいシーンはありましたが、それは試合勘が鈍っているという範囲だったと思います。
個人的にはクラインが大好きなので、多少贔屓目な部分もありますが、もっともっと起用して欲しかったなと思います。
とはいえ決まったしまったことは仕方ありません。
クラインはさっそくブライトンとのFAカップで先発フル出場を飾っています。
Great to have you in 🔴 and ⚫, @Nathaniel_Clyne.#afcb 🍒 pic.twitter.com/xThjsMysnT
— AFC Bournemouth (@afcbournemouth) January 6, 2019
クラインであれば、必ずやボーンマスにとって貴重な戦力となるでしょう。
それはもちろんソランケも。
あと、ボーンマスにはジョーダン・アイブもいますね。
今シーズン調子の良いボーンマスで、彼らが主軸になって活躍してくれることを期待したいと思います!
クライン、ソランケ頑張れ!
YNWA!!