リバプールどっとこむ

リバプールのあんなことや、そんなことを楽しく発信中

スポンサーリンク

プレミアリーグ 第21節 マンチェスター・シティ対リバプール

紙一重の天王山

わずかに上回ったシティが勝利!

勝ち点差は4に縮まる

2度目の天王山

更新止まっておりまして申し訳ございません。

正月休みということで、友人と九州へ旅行に行っていました。(笑)

試合はホテルで見ましたが、改めてこのゲームを振り返っていきたいと思います。

 

 

勝ち点54のリバプールと勝ち点47のシティの1戦!

勝ち点差7のこのゲームはリバプールが勝てばその差は10に、負ければその差は4になり優勝争いを左右する重要な1戦です。

リバプールとしてはアウェーのシティ戦であれば引き分けでも御の字。

無敗を継続することが大事です。

前回対戦はアンフィールドでスコアレスドロー。

さて今回はどうなるでしょう。

 

スターティングイレブン

 

リバプールはビッグゲーム仕様といった感じ。

10月8日の1戦とほぼ一緒。

違うのは右SBがゴメスではなくアーノルドであるという点です。

最終ラインはメンバー的にもこれしかいません。

CBはロヴレンとダイクです。

中盤はヘンダーソン、ミルナー、ワイナルドゥム。

ミルナーはCLのナポリ戦以来の出場です。

この大一番にしっかり間に合わせてきましたね。

前線はマネ、サラー、フィルミーノのいつもの3人。

シャキリはベンチからのスタートです。

さらにベンチにはスタリッジ、ケイタ、ララーナ、ファビーニョと試合展開によって柔軟に対応できるメンバーです。

ただ守備の選手はモレノしか入っていませんし、CBは引き続き2人しかいません。

 

対するシティのメンバーです。

 

メンディがケガ、デルフを出場停止で欠く左SBにはラポルトが入っています。

CBコンビはストーンズとコンパ二。

右SBはウォーカーではなくダニーロ。

さらに中盤はデ・ブライネがベンチスタート。

アンカーにフェルナンジーニョでインサイドにベルナウド・シウヴァとダビド・シルバ。

3トップはスターリング、アグエロ、サネです。

 

システム的には4-3-3で同じ。

中盤をどちらが制することができるか。

シティがボールを握ることが予想されますので、リバプールはボールの撮りどころを明確にし、ショートカウンターを狙っていきたいですね。

 

ファーストハーフ

 

立ち上がりからハイテンションの試合です。

シティの猛攻をまずはリバプールが受けるという形。

リバプールはなかなか前線にボールが入らず、攻めの形が作れません。

それでも一瞬のチャンスで試合を動かせるのが今のリバプールです。

19分。フィルミーノとサラーがワンツーで中央を崩すと、サラーからマネへスルーパス。

完全に抜け出したマネのシュートはポストに阻まれゴールならず。

さらにクリアボールがラインを割りそうになりますが、ストーンズがギリギリのところでクリアし得点ならず。

先制点にはなりませんでしたが、どんなに押されていても1度のチャンスで試合を動かせることを見せつけたので、シティとしてはボールを保持していても気が抜けないことでしょう。

サイド攻撃を果敢に攻めてくるシティですが、シュートまではリバプールもいかせません。

シティはは25分辺りまでシュートが打てません。

前回対戦同様拮抗した試合が繰り広げられていましたが、均衡を破ったのはエース・アグエロでした。

40分。左からのベルナルド・シウヴァのグラウンダーをロヴレンの前に出てもらったアグエロが角度のないところから左足を振り抜き、アリソンの肩ごしをぶち抜きました。

あの角度で決めますか。(笑)

前半はこのまま1-0で折り返し。

後半はリバプールも攻めなくてはいけません。

シャキリの投入もあるでしょう。

 

セカンドハーフ

 

前半同様シュート数の少ない息の詰まるような展開。

後半も引き続きリバプールは最前線にボールを入れることができません。

しかし流れが変わったのは57分。

ミルナーに代えてファビーニョを投入し4-2-3-1にシステムを変更してからです。

これでひとつポジションを下げたフィルミーノがボールを触れるようになり、最近の流れるような攻撃が出始めました。

すると64分。

アーノルドがファーに浮かせたクロスをロバートソンがダイレクトで折り返し。

ゴール前に詰めていたフィルミーノがダイビングヘッドで合わせてついに同点に!

すぐに動いたペップはダビド・シルバに代えてギュンドアンを投入。

次のゴールが試合を決めると思いましたが、先に決めたのはシティでした。

72分。シティのカウンターからスターリングが右から中央にドリブルで持ち込むと、左のサネにラストパス。

角度の厳しいところでしたがサネのシュートは右内側のポストを叩いてゴールに入りました。

リバプールは今季初の複数失点。

再び追いかける展開になったリバプールはシャキリを入れて勝負。

しかし代わったのはマネでした。

それでもゴールを奪えないリバプールは86分にワイナルドゥムに代えてスタリッジを投入し、ファン・ダイクも前線に上げてパワープレー。

シティはウォーカー、オタメンディを入れて徹底抗戦。

最後まで体を張ったシティが守りきり2-1で試合終了です。

 

総括

 

エティハドでは勝ち点1を持ち帰れれば満点だと思っていましたが、僅かな差でシティが上回りました。

マネのシュートはポストに阻まれ、サネのシュートはポストに当たってゴールに入りました。

タラレバはよくありませんが、あれが決まっていればというシーンでした。

 

ですがリバプールは、クロップがややシティをリスペクトしすぎたのかなという印象を受けました。

前からプレスを掛けるというよりかは、しっかり引いて守るという守り方は逆に自分たちが戦いづらくなってしまったような感がいたします。

また一番のターニングポイントはシャキリ投入のところ。

誰もがワイナルドゥムに代えてシャキリだと思いましたが、代わったのはマネでした。

なんとしてでも1点を取らなければいけない展開で、クロップは少し消極的な選択をしてしまった気がします。

対するペップは同点にされるとすぐにギュンドアンを投入、最後にパワープレーで猛攻してくるならとウォーカーとオタメンディを次々に投入しフィジカル勝負に対抗。

終了間際、あんなんに泥臭く守るシティはなかなか見れるものではありません。

勝利への執念を見せたペップと、勝ち点1を求めたクロップ。

その差がスコアに顕著に表れた試合だったのではないでしょうか。

 

こういう試合がゆえ、選手個人について話すのは良くないとは思いますが、やはりロヴレンはハイレベルのゲームですと悪い意味で目立ってしまいますね。

ゴメスあるいはマティプがいれば、そう思わざるを得ない試合でした。

 

リバプールはこれで今季初黒星。

シティが4ポイント差に迫り、優勝レースは再び混沌と化してきました。

ですが、落ち込んでいる暇はありませんし、まだリバプールが1歩先を行っていることは間違いありません。

大事なのは次のゲームです。

次節は13日(日)にブライトンとのアウェーゲーム。

しっかり切り替えて、勝ち点3を手にすれば問題ありません!

 

今シーズンの試合結果と日程はこちら→リバプール 試合日程18/19シーズン