鉄人ミルナー
史上13人目の快挙!
ミルナーの500試合を振り返る
500試合出場の偉業
🙌500 Premier League Appearances
— EZGFX (@EZGFX1) December 8, 2018
👏80 Assists
💥51 Goals
🔥James Milner Has Played In Every Outfield Position Except Centre Back During His Career #LFC #Liverpool #JamesMilner pic.twitter.com/qAFX2HrbTv
第16節のボーンマス戦。
右SBとして先発出場したジェームズ・ミルナーはこれがプレミアリーグ通算500試合目の出場。
リーグ戦500試合出場は史上13人目の快挙、現在ウェストブロムに所属するギャレス・バリーの32歳219日に次ぐ2番目の若さでの達成となりました。
衰え知らずのケガ知らず。
まさに鉄人という言葉がぴったりのミルナーは、MFとして、DFとして、そしてFWとして、あらゆるポジションをこなし、どのクラブでも指揮官の信頼を得てここまでたどり着きました。
まずは一言おめでとうを送りたいですね。
ミルナーの500試合
Congratulations, @JamesMilner! 5️⃣0️⃣0️⃣ #PL appearances 🙌
— Premier League (@premierleague) December 8, 2018
Mr Consistent for @LUFC, @NUFC, @AVFCOfficial, @ManCity & @LFC pic.twitter.com/o7ic258ujk
2002年リーズ・ユナイテッドでデビューを果たしたミルナーは、同年12月26日のサンダーランド戦でプロキャリア初ゴールを挙げました。
このゴールはウェイン・ルーニーの16歳360日にを上回る16歳357日でのゴールで、プレミア最年少得点記録でした。
その後ニューカッスルに移り、アストンヴィラに加入。
09-10シーズンはリーグ戦36試合に出場し7ゴール12アシストという記録を残し、プレミアの最優秀若手選手と年間ベストイレブンにも選出され、飛躍の1年となりました。
その後オイルマネーを背景に急成長をするマンチェスター・シティにダビド・シルバやヤヤ・トゥーレらと共に加入。
そのシーズンには35年ぶりとなるFAカップ制覇に貢献。
翌11-12シーズンは、プレミアファンなら誰しもが覚えている、最終節追加タイムのアグエロ弾で44シーズンぶりのリーグ優勝。
そしてリバプールファンが忘れもしない13-14シーズンも、最後の最後にリバプールをかわしリーグ制覇。
ミルナーは3つのタイトルの獲得に貢献しました。
そして15-16シーズン。
それまで便利屋として使われていたシティから、本職の中盤での起用を希望しリバプールに加入。フリーでの移籍でした。
※出典:Getty Images
背番号はケニー・ダルグリッシュやケビン・キーガンなどが付けていた7番を託されました。
クロップが監督に就任すると中盤のエンジンとして重用され、自身の望む中盤でのプレーをすることができましたが、翌シーズンは不安定なアルベルト・モレノに変わり左SBにコンバート。
クロップから直々に頼まれたミルナーは「望んだポジションではないが、監督から頼まれたのなら全力でプレーする」と語り、左SBのレギュラーとして出場。
そして17-18シーズンはロバートソンが加入すると、ミルナーも再び中盤での出場機会を得ます。
そのシーズンのCLでは9アシストを記録し、1シーズンにおける大会のアシスト数で最多記録を樹立するなど、素晴らしい活躍を見せました。
クロップの信頼は絶大
Klopp on Milner: "There are players who can play until 36, 37, 38, and because of his physical efforts I'm pretty sure he's one of them." pic.twitter.com/nS2kXCXswd
— Empire of the Kop (@empireofthekop) August 24, 2018
今シーズンも中盤の柱として欠かせない選手。
ボーンマス戦では右SBもそつなくこなし、チームは彼にどれほど救われているかわかりません。
毎試合走行距離でNO,1になるなど32歳になっても衰え知らずのミルナーは、クロップが最も信頼を置くプレイヤーの一人でしょう。
自分が望まないポジションでも、チームのためと100%の力でプレーし、ピッチでは常に全力で一切サボることもりません。
若手の良きお手本でもあり、副キャプテンとしてチームメイトからの信頼も厚い。
そしてケガをしない強靭な肉体でいつでもプレーしてくれる。
こんなに信頼の置ける選手は世界広しといえどミルナーだけじゃないでしょうか。
ミルナーには40歳までの長期契約を提示しましょう。
ミルナーの全盛期はまだまだこれからかもしれませんから。