サラー先制弾!
リーグ戦6度目のクリーンシート
1-0で手堅く勝利
プレミアリーグ第9節
過密日程が終わり、代表ウィークが明け、プレミアリーグがまた再開します。
この代表ウィーク中に多くのケガ人を出してしまったリバプールですが、幸いにも長期の離脱者はそこまでおらず、心配なのはケイタくらいで済んだのが唯一の救いでしょうか。
それでもミルナー、サラー、ダイク、マネとケガが連鎖してしまったのには正直困惑しましたが、こういう時こそ控えメンバーのチャンスですね。
スタメンにも注目したい第9節を振り返ります。
スターティングイレブン ~ララーナ復活!~
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Three changes; Shaqiri, Lallana and Sturridge replace Mane, Wijnaldum and Firmino...https://t.co/Spe6UCymUN
このスタメンを見たときはテンションが上がりました。
スタリッジ、ララーナ、シャキリ。
奮起を期待したいアタッカー陣がそろい踏みです。
サラー、ダイク、ミルナーも間に合ったようです。
ミルナーはほんとに何者なんだ!?笑
さらに最終ラインもロヴレンを真ん中に入れて、ゴメスを右に回してきました。
ファビーニョはスタメンには入りませんでしたが、楽しみなメンバーがそろっています!
対するハダースフィールドですが、ご存知のとおり監督のデヴィット・ワグナーはドルトムント時代にクロップと共に仕事をした師弟関係。
そういうのを聞くとついつい応援したくなってしまいますが、今シーズンはここまで白星なしと大苦戦をしています。
この試合に限っては申し訳ないですが、今季初白星はおあずけということで行きたいと思います。
ファーストハーフ ~サラー絶妙ワンタッチゴール~
.@MoSalah’s goal the difference at the break...#HUDLIVhttps://t.co/C3XynTgiKQ
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ハダースフィールドはさすがクロップの弟子のワグナー監督ということもあり、前線から果敢にプレスをかけてきました。
最終ラインにもプレスをしっかりかけてくるので、リバプールはいつものように後ろからのビルドアップができず、アリソンのロングーボールが目立ちます。
もちろんアリソンのフィードは精度が高いのですが、なかなかキープすることができず、思ったように試合の主導権を握ることができません。
それでも24分。
エースが違いを見せます。
ジョー・ゴメスの素晴らしい縦パスを受けたシャキリが前を向いてドリブルを開始。
最終ラインとの駆け引きで抜け出したサラーにパスを出し、受けたサラーはダイレクトで右足シュート。
一瞬の隙を付いたリヴァプールが先制。
サラーは今季リーグ戦4得点目です。
前半はそのまま1-0で折り返し。
後半は追加点をとって、早めに試合を決めてしまいたいところです。
セカンドハーフ ~ファビーニョプレミアデビュー~
ワイナルドゥムの登場です。
ヘンダーソンは前半で下がり、アンカーの位置にワイナルドゥムを入れました。
ケガの素振りなどは全くなかったので、これからの連戦を見据えて、この交代は最初から決まっていたのかもしれませんね。
早めに追加点が欲しいリバプールでしたが、なかなか2点目を挙げることができません。
スタリッジ、サラー、ララーナ、シャキリの攻撃陣は少しずつズレがあり、出して欲しい時にボールが来ない、出し手と受け手のイメージが合わない、といった感じでファイナルサードでの連携ミスが目立ちます。
ロヴレン、ファン・ダイクのCBコンビもときおりミスがありあわやというシーンを作られますが、相手のシュートミスに助けられるシーンも何度かありました。
この日のクロップは交代が早かったですね。
69分にララーナに変えてファビーニョ。
77分にミルナーに変えてフィルミーノ。
ファビーニョはこれがプレミアデビューとなります。
ファビーニョに関しては、シンプルなボールさばきを徹底しており、スムーズな組立をして、ときおりスペースがあるやいなやドリブルで果敢に上がって行きました。
このゴリゴリっと前に進む推進力はヘンダーソンにはない武器であり、ファビーニョの良いところの一つでもあるので、すごくいい仕掛けだと思います。
またフィルミーノはミルナーとの交代でそのままインサイドに入っていました。
やはりフィルミーノが入ると、中盤と前線のリンクマンとして非常に気の利く選手なので、攻撃にリズムが生まれます。
それでも最後まで追加点を挙げることはできず、1-0のまま試合は終了。
最小得点ではありましたが、リーグ戦6度目のクリーンシートで勝ち点を積み上げました。
総括 ~連携の向上は必須~
GET IN!! It wasn't pretty but it's all about the three points! 🔴#HUDLIV https://t.co/PuBThl5zcI
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2点目を取らなければいけない試合でした。
たしかにこういう試合をクリーンシートでたためるのは今季のリバプールの強さであり、成長した部分でもありますが、2点目、3点目を取ってもっと楽なゲームにしなければなりません。
マネ、サラー、フィルミーノのユニットと比べると、まだまだ控えメンバーには改善の余地がありそうです。
まずはララーナ。
当然といえば当然ですが、試合感が鈍っていたのかなと。
ワンテンポ判断が遅いです。
まぁこれに関してはこれからしっかり試合に出続けて、感覚を取り戻すしかないと思いますので、ケガなく走り続けて欲しいと思います。
自ら交代を志願していたようですので、コンディションはまだ100%ではないのでしょう。
とはいえ、あの華麗な変態ターンは健在。
ララーナのあのボールを受けながら、前を向くあのターンは僕の好物なので久しぶりに見れてよかったなと。
今節は左ワイドに入っていましたが、ララーナが生きるのはインサイドの方だと思いますので、次はそこでみたいですね。
続いてはシャキリ。
スタメンを見たときは4-2-3-1かなと思ったのですが、4-3-3のインサイドだったでしょうか。
サウサンプトン戦ではトップ下で素晴らしいパフォーマンスを見せながらも、守備の関係で前半で変えられてしまったということもありましたので、この試合では守備にも重心をおかなければいけませんでした。
そのためか、特に前半はボールを持つ位置がゴールから遠すぎるように感じました。
先制点のシーンでは、いわゆるハーフスペースで楔をもらい、そのままゴールに向かって良い形でドリブルをしてゴールを演出しました。
このプレーこそシャキリに求めたいプレーでしたが、センターサークル付近でボールを持つシーンがよく見られ、トップ下で起用されたサウサンプトン戦と比べると、相手にとって一番危険なゾーンでのプレーは少なかったように感じます。
当然守備のタスクも託されていたとは思いますが、このチームではマネもサラーも守備をしつつゴールを量産しています。
今後はシャキリにも、そのレベルでのプレーを期待したいですね。
そしてスタリッジですが、
上述のとおり、この試合ではシャキリやララーナとは息のあった連携ができず、良いボールも供給されなかったこともあり、ゴールを挙げることはできませんでした。
後半フィルミーノが入ってから何度か決定機がありましたが、別次元だったサラー共々、やはりスタメン3人は一個レベルが違うなと感じた試合でもありました。
攻撃陣にはややモヤモヤさせられる試合でしたが、守備陣はあいかわらず安定していますね、
ハダースフィールドのミスに助けられたシーンもありましたが、ここまでリーグ戦3失点はあっぱれの一言。
こういう試合でも確実に勝ち点3を積み上げられるのは、優勝をするチームの絶対条件でもあります。
あいかわらずシティは格下相手には圧勝を続けていますので、不用意な勝ち点ロストは避けて、王者に突き放されないように追走していきましょう。
さぁ次はCLです!
また忙しい一週間ですね!
今シーズンの試合結果と日程はこちら→リバプール 試合日程18/19シーズン