プレミアリーグ3位
チャンピオンズリーグは2位
過密日程の結果は上々!
厳しい7連戦
日程が決まった時から、厳しい戦いになることは誰もが想像していました。
9月前半の代表ウィークが明けると、まずはスパーズ戦から。
リーグでも、CLでも、カップ戦でもビッグクラブとのゲームが目白押し。
こんなに運の悪いスケジュールはそうそうないでしょう。
それでもリバプールはこの日程を最高の形ではありませんでしたが、ポジティブに捉えられる結果で終えました。
直近の7ゲームの結果は下記の通りです。
PL第5節 スパーズ 1-2 〇
CL第1戦 PSG 3-2 〇
PL第6節 サウサンプトン 3-0 〇
カラバオカップ3回戦 チェルシー 1-2 ✖
PL第7節 チェルシー 1-1 △
CL第2戦 ナポリ 0-1 ✖
PL第8節 マンチェスター・シティ 0-0 △
3勝2分け2敗
この結果を踏まえ、各コンペティションの状況を整理していきたいと思います。
プレミアリーグは無敗継続
まずは全サポーターがトロフィーを願うリーグ戦。
この過密日程では3試合ものビッグゲームが組まれました。
スパーズ、チェルシー、シティ。
この3チームを相手に1勝2分けで負けなし。
直接の優勝争いを演じるであろうチェルシーとシティに対して、負けなかったというのは良い結果です。
またスパーズからの白星はウェンブリーであった点も見逃せません。
この日程の中でこなすビッグゲームは相当な難しさがあったと思いますが、この3チーム相手に勝ち点を5も積めたことは成長の証です。
昨シーズンはスパーズとチェルシーのアウェー戦はどちらも負けていますからね。
既にリバプールは上位陣との対決を3試合も終えたわけですが、他の上位陣たちはまだ直接対決を残しています。
これから勝ち点を奪い合うことにもなりますので、リバプールとしてはライバルが潰し合いをしている時に確実に勝ち点を積み上げて、首位の座に立ちたいですね。
またこの過密日程の中サウサンプトンにもしっかり勝ち切ったというのも素晴らしいと思います。
この試合でシャキリやマティプなど、ここまであまり出場機会のなかった選手たちを起用し、その選手がゴールを決めて勝利。
クロップとしてもこういう計算のできる選手が多いことに越したことはないでしょう。
年末にかけてはまた厳しい戦いが始まります。
それまでに新加入選手のフィットなど、準備をしていかなければなりません。
スタメンとベンチの力の差をなくす。
これは年末までの一つのキーになりそうです。
チャンピオンズリーグは1勝1敗
死のグループと呼ばれるグループに入ったリバプール。
まずは2戦が行われ、パリ、ナポリとのゲームを終え、ホームではパリに勝ち、アウェーでナポリに負け、1勝1敗でスタートしました。
欲を言えばナポリからは勝ち点1でも奪いたいところでしたが、勝ち点3を手にしていることは良いスタートを切ったといっていいでしょう。
このグループの考察を行ったとき、まずはこの2試合で勝ち点3以上が望ましいと思っていました。
勝ち点2や1でもダメ。まずは3以上欲しかったです。
そして次の第3戦、第4戦はレッドスターとの連戦です。
ここはもちろん勝ち点6を取らなければなりません。
パリとナポリのゲームの結果に関係なく、このチームから勝ち点6は、抽選会が終わった時からマストで遂行しなければいけないミッションでした。
ナポリに負けたからといって慌てることではありません。
勝ち点3あることはまずまずの結果です。
次の連戦で勝ち点6積めなかったら、、、やばくなってきます。笑
グループ突破に向けては悪くない入り方です。
最後に、
カラバオカップでは破れてしまいましたが、日程が少し楽になったとポジティブに捉えましょう。笑
本音を言えば狙えるタイトルは狙っていってほしい気持ちもありますが、今回は日程と相手が悪かったと切り替えて、残りのコンペティションに集中です。
さすがにこの日程ですので、主力選手の疲労はかなりあったとナポリ戦、シティ戦を見て感じました。
あのミルナーがケガで途中交代するくらいですからね。
チェルシーとの最高濃度の90分を戦ったあとに、ナポリとシティは流石に酷です。笑
あのゲームで全て出し切ってしまったという感じでした。
リバプールのターンオーバーについては別でまた触れようと思いますが、クロップとしては厳しい選手選考だったはずです。
なかなかリフレッシュができない選手も多いですが、まずはケガをせずに代表から帰ってきて、次は5試合ぶりの勝利を目指しましょう!