これぞプレミア!
今シーズンのベストゲーム
濃密な90分を振り返る
最高レベルの首位攻防戦
スタリッジのスーパーゴールに発狂して、一気に脱力感に襲われ、冷静な状態でブログをかけないと思ったので、ここで改めて今季のベストゲームを振り返っていきたいと思います。
スコアは1-1。
25分にアザールのカウンター。
89分にスタリッジのスーパーミドル。
スコア以上に見どころ満載だった1戦。
この結果は”妥当”だと思います。
そして首位攻防戦と言っておきながら、ちゃっかりシティがテーブルの一番上に行っちゃいました笑
それではこの試合で思ったことをバッと書いていきたいと思います。
アリソンのビッグセーブ
Alisson made some top class saves today to keep us in that game 👊 #LFC pic.twitter.com/thQAHxuKc4
— Anything Liverpool (@AnythingLFC_) September 29, 2018
この試合、終盤までリバプールが1点のビハインドで済んだのはアリソンのおかげだと思います。
彼のビッグセーブがなければ、あと2,3点は入っていたでしょう。
ロングパス一発で後ろを取られるシーンが何度かありましたが、ウィリアンの1対1を制し、アザールとの1対1も制しました。
ここまでの試合では、注目されるのは彼の足元の技術ばかりでしたが、この試合ではアリソンのGKとしてのレベルの高さを改めて感じました。
もちろん足元の技術も見事でしたけどね。
チェルシーは前からガンガンプレスをかけてくるのでGKまでボールを下げるシーンが何度もありましたが、アリソンは文字通り11人目のフィールドプレーヤーとして、最終ラインからのビルドアップに大きく貢献しました。
流石にロングパスの成功率はじゃっかん低かった気もしますが、安易にクリアで逃げないあたりさすがでしたね。
プレミア屈指のCBコンビへ
誰だファン・ダイクはスピードがないと言った奴は!
That was great defending by Gomez and Van Dijk.
— Shadab Monjur (@Liverpool_World) September 29, 2018
What a CB partnership we've got pic.twitter.com/0fppiAqrTy
プレミアでも指折りのスピードスター、ウィリアンとのかけっこで全く引けを取っていないじゃないか!
このバトルは見ごたえありましたね。
この試合ファン・ダイクはまさに貫禄の守備力。
パーフェクトでした。
本当に間に合ってよかったです。
そしてジョー・ゴメス。
彼もまた毎試合成長しているのが観てて本当に実感できます。
やはり彼の最大の特徴はそのビルドアップの能力の高さ。
守備ブロックを作るチェルシー相手に、ズバっと縦パスを入れるシーンが何度もありました。
またプレッシャーが弱いとみるや、自分で持ち出して局面を変える勇気もありますし、守備力もどんどん良くなっています。
あらためてこのコンビが現在リバプールで最高のCBコンビですね。
このままさらに成熟していけばプレミアNO,1のコンビにもなれるかもしれません。
アーノルドの成長
アーノルド、またひとつレベルアップしたように感じませんか?
カラバオカップのクラインと比較すると、右SBのNO,1はアーノルドですね。
組み立て→崩しの時の、パス能力、ポジショニング、フリーランで様々な引き出しを持っていますし、なによりも自信を持ってプレーしているのが伝わってきます。
しかも彼はまだ19歳です。
どんだけデカイ原石なんですか。
向こう10年はこの生え抜きの地元っ子が君臨してくれることでしょう。
ビッグゲーム男 ワイナルドゥム
やっぱりこういうインテンシティの高いゲームはワイナルドゥムが最も輝く試合ですね。
この試合でも効いてましたねー。
ワイナルドゥムのあのフィジカルとキープ力はどこから来るんでしょうか?
あれだけの圧力を受けながら、それをゴリゴリかわしてボールを渡さない力はチームを大いに助けてくれます。
さらに今シーズンのワイナルドゥムはゴール前に顔を出すシーンも増えて、攻撃への貢献度もそうとう高く、加入した年のワイナルドゥムが帰ってきましたね。
ケイタやファビーニョの加入が刺激を与えたのでしょうか。
とにかく、今のジニは心身ともに充実してますね。
終盤やや疲労が見えたように感じましたので、しっかりローテーションをして、良いコンディションを継続していって欲しいですね。
サラーのコンディション
11' Salah finds space but his shot is high and wide. Good touch from Mo to set up the opportunity. Still goalless here at the Bridge.
— Liverpool FC (@LFC) September 29, 2018
[0-0]#CHELIV: https://t.co/IoyHMW1sWu pic.twitter.com/1ySscZgqKE
みなさんがこの試合で一番気になったのはサラーのコンディションではないでしょうか。
サラーは昨シーズンの実力の半分くらいしか出せていません。
崩しのところまでは完璧なのに、シュートとラストパスの精度が合いません。
ここまでリーグ戦は3ゴール。悪い数字ではありませんがもっと取れていたシーンがありました。
この試合でも昨シーズンのサラーであれば2点くらい入れていたのではないでしょうか
。
なかなか本調子に戻れず焦っているようにも見えますが、クロップなら復活させてくれるはずです。
スタリッジのゴールの後サラーにハグをするクロップを見てそう感じました。
ダニエル・スターリッジのチェルシー戦での、素晴らしいミドルシュート。ボールの軌道が本当に綺麗です。 pic.twitter.com/V0gSp8pw6I
— LFC BELIEVER (@King47Ynwa) September 30, 2018
「お前が点を取れなくてもチームメイトが取ってくれる。だから気負いすぎるな。」
そんなメッセージだと僕は感じました。
リバプールの躍進にはサラーの復活が欠かせません。
早く昨シーズンのサラーが帰ってくることを願います。
試合の総括
といっても、試合後の両指揮官のこの表情が全てを物語っていると思います。
Game respects game 🙌 pic.twitter.com/eFMlY93rLX
— 101 Great Goals (@101greatgoals) September 29, 2018
最高峰のチームによる、最高級の試合でした。
ただただ一人のサポーターとして、この試合を見れたことに喜びを感じました。
それと同時にこのチームはまだまだ強くなれる。
そう感じた試合でもありました。
シティに首位の座を明け渡してしまいましたが、すぐに取り返す機会が1週間後に訪れます。
すぐに取り返してやりましょう!
その前にナポリ戦ですけどね!