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カラバオカップ3回戦 リバプール対チェルシー

ファビーニョ先発デビュー!

スタリッジ2試合連続弾!

カラバオカップ3回戦結果

 

チェルシー連戦スタート

さぁカップ戦もスタートです。

昨日のゲームではオールドトラッフォードでモウリーニョVSランパードの師弟対決が実現。

リバプールからローン中のハリー・ウィルソンが鮮やかなフリーキックを叩き込み、ジャイアントキリングの立役者となりました。

 

どのクラブも下部リーグのクラブと試合をしているというのに、なぜか我々だけガチンコのクライマックスのようなカードが実現。

このタイミングでチェルシーなんて重すぎます。笑

まぁでも逆にいい緊張感を保てるのは良いかもしれませんね。

 

週末も相まみえる両チームのファーストラウンドを振り返ります。

 

スターティングイレブン ~待ち望んだメンバー~

 

これはワクワクするメンバーが揃いました。

ここまでのリーグ戦とは全入れ替えとも言える大胆なメンバー選考。

クロップよ、ありがとう。

GKはミニョレ

DFラインは右からクライン、ロヴレン、マティプ、モレノ

中盤にファビーニョ、ケイタ、ミルナー

最前線にマネ、シャキリ、スタリッジです。

 

ついにファビーニョスタメンデビュー。

待ってました!

クライン、モレノ、そしてミニョレが今季初出場。

サウサンプトン戦に続いてシャキリも先発。

スタリッジもPSG戦の良い感触を持ったまま試合に臨めそうです。

 

新戦力3人そろえてきましたか。

アンカーに入るファビーニョは強力チェルシー攻撃陣相手にどこまで通用するのか?

本日は3トップの一角となるシャキリは、このポジションでも輝きを放つことができるのか?

やや遅れ気味のケイタは自分の力を発揮できるのか?

いやー、このメンバーはワクワクします。

 

プレシーズン好調のクラインにもしっかり爪痕を残して欲しいと思いますし、スタリッジにも連続ゴールを期待したいです!

 

対するチェルシーも大胆なターンオーバーを敷いています。

それでもセスク、ウィリアン、モラタは要注意です。

 

ファーストハーフ ~両チームともミスが目立つ~

全体的に試合感の鈍い選手が多かったなという印象。

まぁ当たり前と言えば当たり前ですが。

両SBのクラインとモレノ、ファビーニョあたりはまだまだ試合に入りきれていない感じがしました。

対するチェルシーも出場機会の少ない選手たちはやや動きが鈍いなという感じ。

その中でもやっぱりセスクは要注意ですね。

彼のタテパスで

チェルシーの攻撃のスイッチが入り加速します。

またリバプールの左サイド、モレノとモーゼズのマッチアップはモーゼズが圧勝。

ここが止められないので左サイドからの攻撃にはヒヤヒヤさせられました。

途中まではチェルシーが主導権を握っていましたが、徐々にエンジンのかかってきたリバプールが盛り返していきました。

前からのプレスからショートカウンターという形を何度か作りましたが、最後のフィニッシュのところまでは持っていけません。

それでも形はすごくよかったので、これを続けていればいずれ点は取れるでしょう。

途中クロップがスタリッジに耳打ちをしていましたが、それまでほとんどボールを触れていなかったスタリッジが、引いてきたり、ワイドに開いてボールを引き出すことで、パスの回りが良くなったかなと。

 

結局前半はスコアが動きませんでしたが、尻上がりに調子を上げてきた各選手を見ていると、これは後半勝負だなという印象。

この試合展開であれば、フィルミーノやサラーの投入もあるのではないでしょうか。

 

セカンドハーフ ~スタリッジ連続弾も別次元のアザール~

後半から主導権を握っていたのはリバプールでした。

この試合はじめて相手陣内まで全員で攻め込む形。

前半終盤の良い流れをそのままにチェルシーゴールに向かいます。

すると58分、押し続けたリバプールが待望の先制点を手にします。

左サイドでボールを奪ったマネが、セスクの股を通すパスでケイタに送ると、中に侵入したケイタの右足のシュート。

このシュートはカバジェロがセーブしますが、こぼれ球をスタリッジがバイシクルで叩きネットを揺らします。

 

これで落ち着いて試合を進めることのできるようになったリバプールですが、追加点を奪うことはできず。

するとセットプレーから反撃を喰らってしまいます。

79分。右からのセットプレー。一度はミニョレが弾くもこぼれ球をエメルソンに詰められ同点。

さらに85分。途中出場のアザールの単独突破から失点。

6分間で試合をひっくり返されてしまいます。

なんとか追いつきたいリバプールはサラーを投入しますが、落ち着いたチェルシー守備陣を相手にゴールに迫ることはできませんでした。

1-2。タイムアップ。

 

今季初の黒星をアンフィールドで喫してしまいました。

 

総括 ~ポジティブな要素も見えた敗戦~

 

アザールに負けたな、という試合でした。

2点ともアザールから生まれたものでした。

彼をノーファールで止めることはほぼ不可能なのではないでしょうか。

それくらい手の付けられないプレーヤーです。

 

これで公式戦の連勝記録は7で終わってしまいましたが、ここはしっかり切り替えて週末にリベンジをしましょう!

負けはしましたが、ポジティブな要素も多かった試合だと思います。

 

先発デビューのファビーニョは試合の中でどんどんプレーが良くなって、ボールの散らしもテンポがよく、気の利いたパスも出していました。

 

ケイタのドリブルと推進力はやはり驚異。

チェルシーブロックの中にも細かいタッチで果敢に切り込んでいくプレーはほかの選手にはない強みだと思います。

シュートも精度が高く、パンチ力もありますから、先制点のようなシーンを演出することができました。

 

シャキリも今日は右WGでの出場でしたが、このポジションでも違いを生み出すことができます。

この試合ではミドルシュートの精度を欠いてしまいましたが、この辺がアジャストすればサラー、マネにも引けを取らないタレントだと思います。

 

クラインもやっぱり安定感が違いますね。

アーノルドが成長した右サイドホントに磐石です。

対して左サイドのモレノは、、、

このレベルだとどうしても物足りなさを感じてしまいます。

 

そして最後にスタリッジ。

 

2試合連続ゴールで決定力を見せつけました。

その後クロスバー直撃のミドルシュートも放っていますし、状態はかなり良いみたいですね。

先制点のバイシクルシュートには早朝から狂喜乱舞でした。

何度も言ってしまいますが、スタリッジは完全復活しました。

非常に頼もしいですね。

 

最終的に最大戦力のアザール頼みのチェルシーに対して、スタリッジ、シャキリ、ケイタと控え組であのレベルのアタックを見せたリバプールはホントに選手層がアップしたなと改めて感じました。

結果は残念ですが、内容は決して悲観するものではありません。

スタンフォード・ブリッジでリベンジしてやりましょう!

 

今シーズンの試合結果と日程はこちら→リバプール 試合日程18/19シーズン