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チャンピオンズリーグ グループC考察

いよいよCL開幕!

パリ、ナポリを相手に突破できるか!?

グループC展望

 

9月19日初戦はアンフィールドでパリ!

えー、皆様リバプールのない週末をいかがお過ごしでしょうか?

基本的に代表戦は国際大会しか見ない僕にとっては退屈な週末になっております。

UEFAネーションズリーグなるものが開催されていますが、ワールドカップ直後の今そんなことをする必要があるのかは疑問ですし、これは盛り上がっているのでしょうか?

 

まぁそんなことは置いといて、この代表ウィークが明ければ過密日程のスタート。

リーグ戦に加えてカップ戦とCLもはじまり慌ただしい日々になります。

とうことで今回は、死のグループとも呼ばれているリバプールのグループCの展望について書いていこうかと思います。

 

CLのグループステージの組み合わせについてはこちらをご参照ください。チャンピオンズリーグ グループステージ組み合わせ まとめ

 

グループC展望

まずは改めてグループCの組み合わせとリバプールの日程についておさらいしておきましょう。

【グループC】

パリ・サンジェルマン(ポット1)

ナポリ(ポット2)

リバプール(ポット3)

レッドスター(ポット4)

【リバプール日程】

第1戦 9/19 パリ・サンジェルマン(H)

第2戦 10/4 ナポリ(A)

第3戦 10/25 レッドスター (H)

第4戦 11/7 レッドスター(A)

第5戦 11/29 パリ・サンジェルマン(A)

第6戦 12/12 ナポリ(H)

というような形になっています。

レッドスターファンの方がいたら申し訳ありませんが(いないとは思いますが笑)、パリ、ナポリ、そしてリバプールの3チームで突破を争う展開になるのは間違いありません。

レッドスターに対しては勝ち点6はマスト。

パリ、ナポリ相手でもホームでは勝ちきるのが理想です。

とはいえナポリとのホーム戦は最終戦になりますので、その前には突破を決めておきたいところ。

となれば大事になってくるのが第1戦と第2戦ということになりますね。

ここで勝ち点6を取れるようなことがあれば、突破は99%確定。

ですが、そんな都合よくいくとも思えません。最低でも勝ち点3は欲しいところ。

最初の2試合でこのグループの展望が決まっていくといっても過言ではありません。

 

それでは次にこの強敵パリとナポリが新シーズンどんなチームなのかを見ていきます。

 

パリ・サンジェルマン

 

数年前のオイルマネーによって一気にビッグクラブに成り上がったパリ。

国内ではほぼ無敵状態を誇る彼らもCLではベスト4の壁を崩せず、最近2年はベスト16で敗退しています。

16/17シーズンはホームでバルサを4-0で叩きのめしながら、カンプノウで6-1で敗れるという悲劇。

昨シーズンはレアルに連敗で敗退。

毎年大金をはたいてスター選手を連れてきますが、欧州では結果を残すことができません。

そんなパリが今シーズンウナイ・エメリに代わり監督として迎え入れたのが、ドルトムントを指揮していたトーマス・トゥヘルです。

トゥヘルといえばクロップの後任としてドルトムントを指揮しており、15/16シーズンのヨーロッパリーグで対戦したことも記憶に新しいですね。

そんなトゥヘルを招聘し迎えた、新シーズンのパリのフォーメーションは下記になります。

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こちらは直近で行われたリーグ戦のものになります。

ここまでの試合のスタメンを見てみると、多分全試合でスタメンを変えています。

4バックや3バック、1トップや3トップなど。

これは新チームということでまだメンバーが固まっていないのか、それとも相手によって戦術を変えるトゥヘルの色なのか。

普段リーグ・アンはチェックしていないので何とも言えませんが、トゥヘルはまだ選手のやりくりに関しては苦戦しているとみます。

とはいえメンバーはまぁ豪華豪華。笑

ネイマール、カバーニ、ムバッペの3人は世界でも最強クラス。

さらにディ・マリアやドイツ代表のドラクスラーなどもおり破壊力は抜群です。

最終ラインにはチアゴ・シウバが君臨しており、さらに今夏にイタリアのレジェンド、ブッフォンを獲得。

経験豊富な2人のベテランを中心に守備力も相当なものとみます。

戦力的にはグループで1位かと思いますが、もちろん勝ち目がないわけではありません。

パリに付け入るスキとして、まず第一にチームとしての完成度がまだまだなところがあげられます。

トゥヘルという監督は相当な戦術家でもあり、トレーニングのメニューに関してもかなり凝っていると聞いたことがあります。

彼の色を出すにはそれなりの時間がかかると思いますし、そもそもこのスター軍団のチームにマッチするのかも甚だ疑問です。

そういう点ではチームの完成度ではリバプールの方が上。

個人技に走りがちなパリの攻撃陣を組織的に対応すれば勝機は見えてきます。(まぁその組織を個人で破壊できる力も持っているのがネイマールやムバッペでもあるのだけども、、、)

そして第二に中盤の軸がいないこと。

長年中盤を支えていたチアゴ・モッタが引退、そして司令塔のヴェラッティはケガ?で不在。

ヴェラッティに関しては詳しい状況がわからなかったのですが、直近の試合でもベンチにも入っていませんので初戦の出場は不透明かと。

そうなると中盤の選手で僕がわかるのはラビオくらい。

今のリバプールなら中盤の主導権争いで勝てるはずです。

 

前線のタレントは末恐ろしいですが、殴り合いだったら負けません!笑

 

ナポリ

 

ナポリもまた新監督を迎えての船出となりました。

「世界一美しいサッカー」を作ったサッリとその中心選手ジョルジーニョがチェルシーに去り、ナポリもまた新しいチーム作りの最中と言えます。

これを受けアンチェロッティ監督は、昨シーズンまでは攻撃的な立ち位置をとっていたハムシクをアンカーに据えるシステムに変更しています。

 

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こちらのシステムは3-2で勝利をしたミラン戦のスタメンになっています。

直近のサンプドリア戦は0-3で黒星を喫していますが、ハムシクとカジェホンがスタメンから外れており、基本のファーストチョイスはこの11人だと思われます。

ジョルジーニョ以外の主力は軒並み残留。

CFの位置にはミリクが入っていますが、メルテンスも控えており攻撃陣の連携に関してはすでに確固たるものがあるでしょう。

中盤ではアンカーのハムシクがどういう動きをするのか。

こちらも試合をチェックしていないので、どこまで機能しているかはわかりませんが、単純な能力も高く戦術理解度の高いハムシクであればしっかりこなしているでしょう。

CBもクリバリ、ラウール・アルビオルのコンビは健在で、GKにはいつの間に行ってたのか!?というオスピナです。

アンチェロッティ監督はパリのトゥヘル監督とは違い、チームに急速な変化を加える監督ではないので、ある程度は昨シーズンの継続路線で行くはず。

主力も軒並み残留している事を考えれば、チームの成熟度はある程度そのままだと思いますので、引き続き厄介なチームですね。

 

ナポリとはプレシーズンで一度対戦をしました。

そのときは5-0というスコアでリバプールが勝ちましたが、その時の結果はもちろんアテにはできません。

ナポリも主力はほとんど揃っていましたが、真剣勝負の舞台ではまた違った内容になると思われます。

とはいえ、良いイメージはもって試合には臨めそうです。

 

ナポリの弱点となりそうなのは選手層の部分でしょうか。

スタメンはなかなかの精鋭ぞろいですが、試合の流れを変えられそうな選手は見当たりません。

総合力ではリバプールの上とみます。

またナポリとの初戦はアウェーの試合になります。

ということは、ナポリがボールを握ってリバプールがカウンターという構図が思い描けます。

リバプールとしてはシティ同様”ハメやすい”相手の1チームだと思いますので、運動量で上回りたいところですね。

アウェーでもしっかり勝ち点を持って帰りましょう。

 

まとめ

パリとナポリの今シーズンの状況を見てきましたが、リバプールとしても充分突破できるグループです。

とはいえ最初の2試合の結果次第では厳しい状況に追い込まれる可能性ももちろんあります。

繰り返しになりますが、最低でもパリ、ナポリ相手に勝ち点3をゲットしレッドスターには勝ち点6はマスト。

かなりの過密日程の中での試合となりますが、まさにチームの真価が問われることになるでしょう。

リバプールならやってくれる。

そう信じています。

 

 

 

まぁでも、追い込まれて最終戦のホームのナポリ戦で劇的な突破を決めるっていうのも、リバプールらしくていいですけどね!笑