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プレミアリーグ第4節 レスター対リバプール

慢心の失点

危なかったアリソン

それでもなんとか逃げ切り開幕4連勝!

 

無失点記録伸ばせるか

プレミア20チーム中唯一の無失点チームリバプール。

攻撃力については毎年取り上げられるものの、守備力に関しては課題だと言われてきたチームが今シーズンはプレミアNO,1の守備力を見せています。

しかし本日の相手はレスター。

すっかり中堅クラブに戻ってしまったものの、その攻撃力はまだまだ衰えてはいません。

ですが、このチームの象徴ジェイミー・ヴァーディーは第2節に一発レッドで退場。

この試合に出場することができません。

ビッグ6キラーとも呼ばれる彼がいないのはリバプールにとってはグッドニュースです。

最強の牙を失ったレスターであれば、この試合も無失点で切り抜けたいところです。

 

それではスタメンから振り返っていきましょう。

 

スターティングイレブン ~ヘンダーソン復帰~

 

4試合目にしてついにスタメンの変更がありました。

ケイタに変わってヘンダーソン。

まさかケイタに変えてくるとは思いませんでしたが、ついにヘンダーソンがスタメンに復帰ですね。

好調のミルナーとワイナルドゥムはそのままに今日はアンカーにヘンダーソンでしょうか?

とはいえ今シーズンのリバプールは中盤もかなり流動的になっており、この3人がどういう動きをするのかにも注目です。

ここまでアンカーの位置に入っていたのはワイナルドゥムでしたし、ヘンダーソンが前線に上がっていくシーンも見れるかもしれませんね。

それ以外の変更はなし。

フロントスリーは健在で。DFラインも固定したまま。

代表ウィーク前ですし気持ちよく勝って、そのあとの怒涛の連戦にそなえたいところ。

 

対するレスターも前節からは何枚か変更してきました。岡崎はベンチからのスタート。

マフレズの後釜で同じアルジェリアの選手ゲザルが初スタメン。

スピードのあるグレイも注意が必要ですし、空中戦はマグワイアをはじめパワーがあるのでセットプレーは要注意です。

 

ファーストハーフ ~マネ絶好調!~

立ち上がり、ゲームを支配したのはリバプールでした。

前からプレスをかけてくるレスターに対して、うまくかわしながら敵陣に侵入し、チャンスを作ります。

すると早い時間帯に先制点が生まれます。

左サイドで仕掛けたのはロバートソン。

やや強引に縦に持ち出し、相手と交錯しながらも深くまでえぐって中にパス。

このパスに反応したのはサディオ・マネ!

少しトラップが乱れたものの、驚異的なスピードで立て直し、振りの早い左足のシュートでゴールを挙げます。

 

その後レスターがギアを上げ、リバプールはギアを下げてしまったのでレスターが試合を支配。

危ないシーンを何度かつくられますがなんとか耐えます。

すると前半終了間際。

ミルナーのCKに頭で合わせたのはフィルミーノ!

ようやく今季初ゴールを上げました。

2-0。最高の時間帯に追加点を加えハーフタイムを迎えます。

 

セカンドハーフ ~前節同様自滅~

立ち上がりからイケイケのレスターに対して、受けるリバプールという構図。

レスターの出足は早く、リバプールはパスをつなぐことすらできません。

ボールの収まりどころがないので、プレスをかけられると苦し紛れのパスばかりが目立ち、もらう方も良い状態で受けられないのでリズムが作れません。

ポジショニングも弱気なので、追い越す動きもないですし、前線の3人は孤立。

おまけにレスターのCB陣は対人戦にはめっぽう強いので、リバプールに打ち手がありません。

そんな中63分に事件が起きます。

プレスから逃げるようにバックパスが続き、アリソンまで戻すと、ここまでの試合同様余裕たっぷりのアリソンでしたが、イヘアナチョにボールをかっさらわれ最後はゲザルに押し込まれてしまいました。

ついにクリーンシートが途切れ、浮き足立つリバプール。

すぐにケイタとシャキリを投入しリズムを取り戻しにいきます。

しかし完全にレスターペースとなったこの試合は最後まで厳しいものでした。

最後は前節同様マティプを投入し辛くも逃げ切りました。

2-1!リバプールがプレミアになっては初の開幕4連勝を飾りました。

 

総括 ~アリソンの教訓~

 

 

前節の試合の結果を書いた時に、アリソンについて

”あのプレーを続けていればいずれ痛いしっぺ返しを受けるかもしれません”と書かせていただいたのですが、早くも食らってしまいましたね。

ここまで何度か危ないシーンがありながらも無失点だったのでよしとされていましたが、これはしっかり反省して欲しいですね。

足元に自信があるにせよ、自分がGKであるということを忘れてはいけません。

前線の選手と比べてもそのリスクは比じゃありません。

まぁこの失点は良い教訓になったと思います。

ミスは続けないことが大事です。

 

ただここまでの試合を見てて気になるのは、アリソンも含めなんとなくチームに慢心があるように見えることです。

昨シーズンの自信が、少し過信に変わっているように見えます。

球際、ポジショニング、1対1の守備、なんとなく昨シーズンまでの気迫が薄れているように思えます。

フィルミーノは持ち過ぎでボールロスト、ヘンダーソンは余裕のないプレーに終始し、ファン・ダイクも少しゆるいような気がします。

まぁ開幕から最高のスタート切りましたし、メディアからも優勝候補に挙げられているので多少慢心があったと思いますが、代表ウィークがあければ強いリバプールが戻ってくる気がします。

なぜかといえば、途端にビッグゲームが目白押しだからです。

否が応でもテンションの上がるゲームになるので、自然と全員の気が引き締まるはずです。

ここまでの4試合は言うなれば勝ち点12が計算できる相手でした。

ですが、今のリバプールに必要なのは、勝ち点が取れないかもしれないビッグクラブとの熱い戦いではないでしょうか。

再び気を引き締めるためにも、この試合のアリソンの失点はチームにとって必要なものだったと思います。

 

まずは勝ち点12を獲得しすばらしいシーズンの幕開けをしたリバプール。

ですが本当のシーズンは9月15日のスパーズ戦からです!

 

今シーズンの日程と結果はこちら→リバプール 試合日程18/19シーズン