未だ補強0
無音のスパーズに
巻き返しの策はあるのか?
主力が残れば問題なし!?
というわけではなさそうです。
噂には挙がるものの未だ獲得は0。
5シーズン目を迎えるポチェッティーノ監督は苦悩しているようです。
さて、間もなくプレミアが開幕ということでライバルチームもチェックしておこうということで、はじめたこのコーナー。
このコーナーではプレミアのビッグ6について、各チームの選手の質や層、今夏の移籍市場の動向、監督の交代など、総合的に評価し僕の独断と偏見で勝手に格付けをさせていただきます。笑(一サッカーファンとして公正に見ているつもりです)
本日はスパーズになります。
アーセナル編はこちら→プレミア開幕直前 ビッグ6勝手に格付け アーセナル編
チェルシー編はこちら→プレミア開幕直前 ビッグ6勝手に格付け チェルシー編
マン・ユナイテッド編はこちら→プレミア開幕直前 ビッグ6勝手に格付け マンチェスター・ユナイテッド編
マン・シティ編はこちら→プレミア開幕直前 ビッグ6勝手に格付け マンチェスター・シティ編
リバプール編はこちら→プレミア開幕直前 ビッグ6勝手に格付け リバプール編
スパーズの今夏の動き
無し
無しです。なんにもありません。笑
噂に上がったのは、ザハやグリーリッシュ、マルシャルなどのサイドアタッカーの名前が多く、マルシャルには未だ熱い視線を向けているようですが進展はあるのでしょうか。
さらに直近ではセルタのスタニスラス・ロボツカの名前も挙がっています。
23歳のロボツカのポジションはCMFでテクニックとスピードを兼ね備えた注目株です。
とはいえ、プレミアは明日がデッドラインデーです。このままだと補強0で終えてしまいそうですが、
決まりそうな商談はむしろ獲得より放出の話でしょう。
アルデルヴァイレルトの移籍でユナイテッドとの合意報道が出ています。
しかしスパーズ側としては主力のアルデルヴァイレルトを出すのであれば代役確保が済んでからということで、正式決定までは至っていないようですが、彼の流出は止められないでしょう。
他にもダニー・ローズとムサ・デンベレも放出を検討しているという報道が出ましたが、ここまで来たら残留でしょうか。
チェルシー同様9日以降に引き抜かれることは避けたいところですね。
ほとんど動きのないスパーズですが、ケインをはじめアリやエリクセン、ソン・フンミンが残るとなればそれだけでも十分。
若手の抜擢にも長けているポチェッティーノ監督の手腕が試されるときです。
勝手に格付け!
それでは、少し早いですが勝手に格付け行きたいと思います。
方法としてはGK&DF、MF、FWとポジションごとにA(文句なし!最高!)、B(シンプルに強い)、C(もうひと声ほしい)、D(これはアカン)という評価をさせていただき、総合評価を100点満点とします。
GK&DF・・・評価B
#fiersdetrebleus #equipedefrance #euro2016 #fra pic.twitter.com/p46iyze6ZG
— Hugo Lloris (@LlorisHOfficiel) July 8, 2016
近年堅守のイメージの強いスパーズですが、昨シーズンの失点数は36。
もちろん充分少ない失点数ですがシティは27失点、ユナイテッドは28失点です。
それでもプレミア3位の守備を誇るスパーズにはGKにワールドカップを制したロリス。
右にトリッピアーとオーリエ、左にベン・デイヴィス、ダニー・ローズと実力者を2枚ずつ。
CBもヴェルトンゲンとダビンソン・サンチェスがいますが、アルデルヴァイレルトが抜けてしまうと激痛。
ダイアーを回すという選択肢はあるものの、ヨーロッパとの2足のわらじを履くには、質・量ともに足りなくなってしまいます。
アルデルヴァイレルトの残留がベストではありますが、放出ということであればしっかり代役は確保したいところです。
MF・・・評価A
エリクセン、ソン・フンミン、アリの2列目に
ダイアー、デンベレ、ワニャマ、シソコと補強がなくても万全の布陣です。
さらにラメラやルーカス・モウラも控えており、ベンチもかなり充実しています。
さらに、22歳のハリー・ウィンクスも新シーズンのブレイクが期待されている注目株です。
エリクセン、ソン、アリの3人にケインを加えたスパーズ版ファブ4も非常に強力で、創造性と破壊力を兼ね備えた連携抜群のアタッカー陣で、スペインの魔の手が幾度となく伸びてきますが、ここを死守できているのはとても大きいですね。
ただひとつ懸念があるとすれば、ソン・フンミンの兵役義務の件でしょう。
周知の通り韓国では、成人男性は2年間の兵役を義務付けられています。
現在26歳のソン・フンミンはまだこの兵役を全うしていません。
特例として、国際大会で結果を残すと兵役免除になるというアスリートのための条例もあるようで、このあと行われるアジア競技大会で韓国が金メダルを獲得することができれば、免除になるとのこと。
ソン・フンミンにとっては実質この大会が兵役免除のラストチャンスになることから、注目の大会になりそうです。
もし大会で結果を残すことができなければ、これからサッカー選手としてのピークを迎えるソン・フンミンを2年間失う事になってしまう。
2023年までの契約延長をしたばかりのソン・フンミンとしてはなにがなんでも優勝したいことでしょう。
チームにとってもソン・フンミンの離脱は大きなダメージになってしまうでしょう。
FW・・・評価B
Four great seasons from Harry Kane and he is in fray for a perfect fifth. Will he perform better than he did last year this @premierleague? pic.twitter.com/5gQOIBejCM
— FootBoleh (@FootBoleh) August 8, 2018
もはや説明不要。
全世界が注目するイングランドが誇る真のストライカー、ハリー・ケイン。
2014年に彗星のごとく現れたケインは、以降毎シーズン当たり前のように得点王争いの常連になり、限りなく現代最高の9番に近い男です。
右足でも、左足でも、頭でも、ボックス内でも、ボックス外でもあらゆる場所から、あらゆる方法でゴールを奪うことのできるケチのつけようのない選手ですが、逆にスパーズの悩みの種がケインに変わるストライカーがいないということでしょう。
ヤンセンやジョレンテがいますがどちらもほとんど結果を残せていません。
ケイン不在の時は彼らではなく、ソン・フンミンがこの位置で起用されているのを見る限り、指揮官を納得させるプレーは見せられていないようですね。
だからこそCFでも起用できるマルシャルの獲得を諦めていないのでしょうか?
CLの常連になりつつあるスパーズとしてもストライカーの層も厚くしていきたいところでしょう。
ケインだけの評価であればAになりますが、FW全体を見ると評価はBになってしまいますかね。
総合評価・・・85点
5シーズン目を迎えるポチェッティーノ監督のもと年々着実に成長してきたスパーズは選手個々の能力に加え、チームとしての完成度も高いのでアーセナルとチェルシーよりかは上とさせていただきました。
昨シーズンのCLではグループステージでレアルに完勝、決勝トーナメントでもユヴェントスと互角の試合を演じるなど、欧州のトップクラブとの差はほとんど感じられません。
このチームに唯一足りないのは、リバプール同様タイトルでしょう。
ここ3シーズンのリーグ戦は3位、2位、3位と優勝に近づきながらも頂点に立てず、14/15シーズンのリーグカップでは決勝でチェルシーに敗れ、FAカップでは2シーズン連続で準決勝敗退と、あと一歩のところで敗れてしまっています。
力はありながらも、非常に歯がゆいシーズンを繰り返しているスパーズとしては、新シーズンではなにがなんでもタイトルを獲得したいことでしょう。
そんなスパーズのキープレイヤーはケイン!(なんのひねりもないですね笑すいません)
やはり彼が今シーズンも得点王を争う位のゴールを量産することが大前提になります。
また、もうひとり挙げるならばアリですかね。
16/17シーズンに18ゴールを挙げたあの衝撃のシーズンの再現をすることができれば、ケインの負担も軽くなることでしょう。
デッドラインデー当日まで何も動きのないまま来てしまったスパーズに最後のサプライズはあるのか?
獲得か放出か。
8月9日すべての答えが出ます。
では、スパーズ編は以上。
明日は憎きユナイテッド、憎きモウリーニョを取り上げたいと思います!笑