クロップの本気!
アリソン獲得に向けて
92億円のオファー!
アリソン獲得なるか?
このブログでも今朝方触れさせていただきましたが、ローマ所属のGKアリソン・ベッカー獲得に向けてリバプールがいよいよローマに対して超高額オファーを出したようです。
報道されているオファーの金額は約92億円。
この金額はGKの移籍金最高額のようです。
ファン・ダイクを獲得する際もDF史上最高額を叩き出したリバプールが、もう一つ記録を作りそうです。
いやー、これはやばいですね!笑
ワクワクが止まりません。
数日以内にアリソンの加入が発表されるかもしれません。
既に合意に達したという報道も
一部メディアでは金額面においてリバプールとローマが合意に達したという報道もなされています。
もちろん公式からのアナウンスがあるまでは気が抜けませんが、同じくアリソンを狙っているとされるチェルシーよりも、リバプールの方がリードしていると見てよさそうです。
GKはリバプールの最後のピース
ここ数シーズン、リバプールはGKを含め最終ラインにずっと課題を抱えていました。
思い出すのは13/14シーズン。みなさんも覚えているかと思いますが、スアレスとスタリッジの”SAS”が旋風を巻き起こし、リーグ制覇に王手をかけたシーズン。
最後の最後にシティに優勝をかすめ取られてしまいましたが、そのシティとは得点数はほぼ互角。
シティが102得点でリバプールが101得点でした。
しかし失点の数はかなりの差がありました。
シティの37失点に対して、リバプールは50失点。ちなみに3位のチェルシーは27失点です。
この50失点はトップ10のチームの中でニューカッスル、トッテナムに続いて3番目に悪い数字です。
長いリーグ戦を勝ち取るには攻撃だけでは足りないことを痛感させられました。
100ゴール以上を挙げて優勝できなかったチームはほかにはいないそうです。
その後も最終ラインは毎年テコ入れがされますが、なかなか失点を減らすことができていません。
ライバルクラブと比べると物足りなさを感じてしまいます。
その代わりと言ってはなんですが、前線のアタッカーは欧州屈指。
スアレスが抜けたあとは一時苦しい時期もありましたが、クロップ就任以降はその破壊力が復活。
点は取られるけど、その分取り返すという非常にエキサイティングなゲームをくり広げ、良くも悪くもプレミアで一番おもしろいチームと言われるようになりました。
我々サポーターは常に心臓に悪いゲームを見続け、2-0になろうとも3点目を狙っていけと願い、3点差がついても「この点差はセーフティーじゃない」と悟りを開き、試合終了5分前のCB投入は守備固めになっていないと、わけのわからないこと言っていました。
ところが昨シーズン。ついにこのディフェンス問題に終止符を打ったのがファン・ダイクでした。
ワールドレコードの114億でリバプールにやってくると、瞬く間にリバプールの守備は強固なものとなりました。
移籍当初は114億という大金に疑問を投げかける報道や関係者の声が多数ありましたが、そんな声を一蹴する圧巻のパフォーマンス。
リバプールのCLファイナル進出は、ファン・ダイク効果が相当あったと言ってもよいでしょう。
これでついに最強のリバプールが誕生したかと思いましたが、まだ一つ欠けているものがありました。
それがGKです。
ミニョレとカリウスに信頼を置き、根気強く起用してきましたが彼らはクロップを、そしてサポーターを満足させることができませんでした。
誤解なきよう付け加えさせていただきますが、ミニョレもカリウスも素晴らしいGKであることは間違いありません。
ミニョレはショットストッパーとしてはプレミアでも随一ですし、彼のPKストップに何度もチームは救われました。
そしてカリウスも昨シーズンから正GKに任命されると、自信を持ってプレーしスーパーセーブも何度も見せてくれました。
しかしDFも含め後方の選手のポジションは一つのミスがどうしても大きく取り上げられてしまいます。
ミニョレはセットプレーでの対応を何度も非難され、カリウスはCL決勝でのパフォーマンスで心無い批判をされてしまいました。
特にカリウスはそこまでは完璧に近いパフォーマンスを見せていただけに、クロップがどう判断するかが一つの注目点になっていましたが、新しい守護神を獲得するという決断に至ったようです。
プロのスポーツの世界の厳しい現実だとは思いますが、サポーターとしてもワールドクラスのGKを獲得できるチャンスなので、ここは一つ確実に交渉をまとめて欲しいと願っています。
獲得が決まっていない今の段階で、長々と書いてしまいましたが、公式から獲得のアナウンスがされるのを期待して待ちたいと思います。