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リバプールの選手と振り返る、ワールドカップグループステージ グループE~H

 

4年に1度のサッカーの祭典!

リバプール勢は明暗くっきり?

グループステージを振り返ろう!!(後編)

 

さあリバプールの選手と振り返る、ワールドカップグループステージ グループA~D

から続くワールドカップグループステージの振り返り。

後編ではグループE~Hまでを見ていこうと思う。

 

 

グループE ~最強の王国ブラジル!ジェズスとフィルミーノ、ワントップにふさわしいのは~

 

 

グループEには優勝候補筆頭のブラジル代表にリバプールの補強候補シャキリがいるスイス代表がいるグループだ。

 

忘れもしない前回母国開催となったブラジル大会。

準決勝でドイツと当たったブラジルは1-7という衝撃のスコアで大会を去ることになった。

その敗戦から4年が立ち、あの頃まだ若かったブラジル代表の中心選手たちは、20代中盤から後半になり、最高の状態で今大会を迎えた。

もちろんどこの報道を見ても、ネイマールネイマールネイマールづくしだが、今大会このチームで1番の輝きを放っているのは紛れもなくフェリペ・コウチーニョだろう。

これは元リバプールだからという贔屓目ではない。かつてのブラジルのスター・カカも「ブラジルで最も決定的な仕事ができる選手だ」とコウチーニョを讃えている。

W杯でのブラジル代表の主役はネイマールではなく…元セレソン10番のカカ、あの選手を指名 | Goal.comより

 リバプールでも充分にワールドクラスだったが、バルセロナへの移籍を経て、いよいよメッシ、ロナウドと同じ領域に足を踏み入れたのではないだろうか。

第1戦でボックス外からの鮮やかなミドルを決め、勝利が絶対の第2戦で堅守ナバスから後半アディショナルタイムに決勝ゴールと、間違いなくコウチーニョは今大会で最も印象的なプレーを見せている選手の一人だ。

対して現リバプールのフィルミーノは、シティで頭角を現したガブリエル・ジェズスがファーストチョイスなのでここまでなかなか出場機会が与えられていない。

それでも第2戦のコスタリカ戦で途中出場すると、コウチーニョの決勝ゴールの起点となるヘディングの落としを決め、少なからず爪あとは残した。

 

とはいえそのコスタリカ戦を見る限り、今シーズン我々をワクワクさせてきたあのフィルミーノではないように思う。

どこか周りに遠慮しているようで、ポジショニングも曖昧。

フィルミーノはもっと出来る子なのに!

とはいえ、チームが変われば、役割も変わるわけで、フィルミーノの自由でクレバーなポジショニングやプレーは、両脇にサラーやマネがいてこそ最大限生きるのだと改めて感じ、リバプールのフロントスリーがユニットとしていかに完成度が高いかを感じた。

 

それでもフィルミーノはブラジルにとって重要な戦力であることは間違いない。

期待のジェズスはここまでノーゴール。

フィルミーノをスタメンで抜擢するチッチ監督の英断を期待したい。

何より再びピッチで躍動するコウチーニョとフィルミーノのコンビを見たいのだ。

 

グループEはブラジルが1位通過、スイスが2位通過となっている。

 

 

グループF ~王者敗退のジンクスは繰り返される。ドイツグループリーグで消える~

 

 

 

今大会ここまでの最大のトピックスだろう。

「前回王者グループ最下位で大会を去る」

グループリーグの3試合を通じて前回の世界王者の面影はついぞ見られることはなかった。

もちろん歴史的な勝利を演じたメキシコ、韓国も素晴らしいのだが、まさかドイツが敗退するとは夢にも思わなかった。

 

だがこれで3大会連続だ。前回王者がグループステージで消えるのは。

2010年はイタリアが、2014年はスペインが、そして2018年はドイツだ。

その年世界最強のチームになったとしても、4年後には全く別の勢力図になっているのだ。

なぜ3大会も連続でこのような事件が起こったのかは明確には分からないが、試合後のドイツの面々のコメントを聞くとなんとなく見えてくるものがあるように思う。

生気のない戦いぶりだった。今日が最後のチャンスだという覚悟を持っていなかった。(トニ・クロース)」

ワールドカップという舞台で戦っているという意識、リスペクトを受けて戦っているという意識が欠けていた。(マヌエル・ノイアー)」

ブラジル大会のチームにあった情熱が、今のチームからは感じられない。(ユリアン・ドラクスラー)」

 

世界王者ゆえの慢心がそこにはあったのではないだろうか。

 

大波乱となったこのグループFはスウェーデンが1位、メキシコが2位となっている。

 

 

グループG ~新生イングランドはどこまで行ける?~

 

 

 

ジェラードもいないルーニーもいないテリーもいない

前回ブラジル大会から、メンバーを一新した新生イングランド。

若い選手の台頭で非常に楽しみなチームになってきた。

リバプール含め、プレミアの試合を毎週見ている筆者としても、馴染みの選手しかいないイングランド代表はシンプルに応援をしている。

残念ながらチェンバレン、ララーナ、クラインはケガやコンディションの問題でロシアに行くことはできなかったが、ヘンダーソンはもちろん、アーノルドがサプライズ招集!

サプライズといえども、今シーズン欧州の舞台でも堂々としたプレーを見せ大きく成長したアーノルドは現状のイングランドを見ればトップクラスのSBといってもいいと思っている。

 

そんなイングランドは初戦のチュニジア戦はセットプレーからのケインの2ゴールで2-1で辛くも勝利。

2戦目のパナマ戦では大量6ゴールを奪い完勝。

そして注目の第3戦ベルギー戦。両者すでに2勝でグループステージ突破を決めていたこともあり大幅にメンバーを入れ替えての一戦。

そのおかげ?と言ってはなんだがアーノルドが嬉しいワールドカップ初出場である。

試合は1-0でベルギーが勝利。この結果ベルギーが1位、イングランドが2位での突破なった。

 

今大会はベルギーも相当強いのではないか。

ルカク、アザール、デ・ブライネ、アルデルヴァイレルト、クルトワ、そしてシモン・ミニョレ。

まさにプレミアオールスターズだ。

ちなみにミニョレは今大会まだ出場はない。

神ニョレを全世界に発信するチャンスは訪れるのだろうか、、、

 

グループH ~マネもやっぱりマネじゃなかった~

 

 

 

グループHはリバプールのアイドルことマネのセネガル、そしてジャパン。

日本はワールドカップを迎えるにあたりいろいろあったがここでは今更触れないことにする。

それより焦点はマネだ。大会前の前情報だけで日本中を震え上がらせていたマネだが、フィルミーノ同様、そこには今季アンフィールドにいたあのマネではなかった。

相当警戒されていたとはいえ、3試合を通じて稲妻のようなスプリントを見せることはほとんどなかったように思う。

戦い方の違いなのか、フル稼働した今季の疲れなのか、第2戦の日本戦で川島のミスから挙げたゴールしか結果を残すことしかできず早々に大会を去ることになってしまった。

それでもマネはセネガル代表のキャプテンとして3試合に出場。前線からの守備は相変わらず素晴らしく、ここぞという時の飛び出しも期待感を持つことができた。

だがこの大会ではマネは輝くことはできなかった。

リバプールファンとしてはもっともっとマネには活躍して欲しかったが、サラー同様早めにクラブに合流してくれることをプラスに考え、来季のリバプールにタイトルをもたらして欲しい。

 

 

このグループもまた大波乱。結果的にコロンビアが1位通過となったが、2位通過はなんと今大会最大のダークホースとなった日本!

初戦のコロンビアに大金星を挙げ、セネガルとは2-2のドロー、第3戦はポーランドに負けるもフェアプレーポイントで勝ち抜けと奇跡的な16強進出。ポーランド戦のラスト10分弱の戦い方には賛否あるものの、決勝トーナメントでどんな戦い方を見せてくれるのか、もちろん応援したいと思う。(でもベルギーって…)

 

決勝トーナメントは今日から!

これで16強が出揃った。

リバプール勢はサラーとマネが大会を去ることになってしまったが、ヘンダーソン、アーノルド、フィルミーノ、ロヴレン、ミニョレが決勝トーナメントに勝ち進んだ。

特にクロアチアは今大会での躍進が期待されるだけに、ロヴレンには最後まで最高のロヴレンをみせて世界最高のCBの称号を手に入れて欲しい。

そして新生イングランドの心臓ヘンダーソンも、イングランドの新たな1ページを刻んでほしい。

さらにさらにフィルミーノには敗退したサラーマネの分まで本領を発揮してきてほしい。

 

そんな楽しみでしょうがない、決勝トーナメントの組み合わせは以下のとおりだ。

 

フランス対アルゼンチン

ウルグアイ対ポルトガル

ブラジル対メキシコ

ベルギー対日本

スペイン対ロシア

クロアチア対デンマーク

スウェーデン対スイス

コロンビア対イングランド

 

本日日本時間23時より、いきなりフランスとアルゼンチンが激突だ!

週末もサッカー三昧!皆さん楽しい週末を!